電撃オンラインのオリジナル企画として、『オーバーロード』のキャラ人気投票を開催しました。本記事ではその結果を発表します
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『オーバーロード』キャラ人気ランキングTOP10
原作小説はもちろん、コミック版やTVアニメ版など、さまざまなメディアミックス展開で人気を集めている『オーバーロード』。現在、『劇場版「オーバーロード」聖王国編』も絶賛公開中となっている本作について、ファン投票で選ばれた人気キャラクターベスト10を寄せられたコメントと合わせてご紹介します。原作のイチファンとして自分も楽しみにしていた企画なので、さっそく結果を見てみましょう！
（※）投票対象となっているのはTVアニメ1期～4期、および劇場版『聖王国編』までに登場したキャラクターです。アインズ・ウール・ゴウンとモモン、デミウルゴスとヤルダバオトは、あえて別キャラクターとしてカウントしています。また、コメントは一部編集・抜粋して掲載しているものもありますのでご了承ください。
10位：ルプスレギナ・ベータ
10位に滑り込んだのは、ナザリックの誇るメイドチーム“プレアデス”の次女であるルプスレギナ・ベータ。語尾に「～ッス」をつけるなど気さくな喋り方はお茶目な印象を与えますが、ふとした時に垣間見せる狡猾な表情には“ナザリックらしさ”が感じられます。その2面性ゆえのギャップに魅せられた方が多かったようです。
【投票者のコメント】
●キャラデザ、天真爛漫な性格、そして時折魅せる心底楽しそうな邪悪な表情！ 性癖が壊されました。（ぽちてさん）
●人当たりのいい口調からスッと真顔になる瞬間にゾッとした。回復で延命しながらなぶり殺しにするとか、いい性格をしてるなあ。（Cazuさん）
●褐色ケモミミは正義！（るるさん）
9位：セバス・チャン
9位にランクインしたのは、戦闘能力に秀でるナザリックの執事セバス・チャン。創造主である“たっち・みー”の影響を受け、正義を重んじる善性を秘めた彼は、弱者に対して優しさや甘さを見せることもあります。ただし、悪を断罪する際は容赦がなく、TVアニメ2期で“八本指”の構成員と対峙した際は、彼らの命乞いに一切の聞く耳を持たずその命を奪っていく姿に戦慄しました。
投票では、声を担当している千葉繁さんのシブい演技にも高い評価が集まっていたのも印象的です。
【投票者のコメント】
●筋の通ったカッコよさが光るいぶし銀のキャラクター。TVアニメ2期の活躍は何度見返してもワクワクします。（しげみーさん）
●声優・千葉繁さんのハイトーンな“千葉節”が押さえられた渋めの演技と声が、キャラクターによくマッチしていて好き。出番がもっと多いといいのに！（ハメハメさん）
●己の信念とするものに沿って行動する姿がカッコいい。（Cさん）
8位：パンドラズ・アクター
アインズ本人が創造主であるナザリックの領域守護者パンドラズ・アクターが8位。彼を生み出したときのアインズ（当時はモモンガ）が拗らせていた部分を反映した、あまりにも濃すぎる個性とオーバーリアクションがいい味を出しているネタキャラ枠……と思いきや！ その実力はナザリック屈指なうえに、頭の回転も早いというオーバースペックなところが人気を集めていました。
自分のなかではアインズ様に次いで大好きなキャラだけに、上位にランクインしているのも納得。宮野真守さんの演技を推している方にも共感しました。
【投票者のコメント】
●モモンガの“黒歴史感”が出ていて面白い。声を宮野真守さんが担当しているのもハマる！（うめまるさん）
●アニメでよりド派手になり、さらに好きになりました。アインズが唯一タメ語で、ある程度ラクに会話できる存在は貴重。大切にしてあげたい。（柚木さん）
●このキャラとの出会いが『オーバーロード』を観たきっかけ。背景を詳しく知ったあとはもっと好きになった。 ハニワ顔が最高にかわいい！（きまこさん）
7位：シズ・デルタ
7位にランクインしたのはやや無機質な性格で、巨大なライフルを使用した遠距離戦を得意とする“プレアデス”のシズ・デルタ。もともと人気キャラだと思うのですが、劇場版『聖王国編』での活躍とネイアとの絡みもあって、さらに票を伸ばしていた印象を受けました。
ビジュアルの可愛さを推す声が数多く集まっていたのは、個人的にも頷けてしまいます。さすがはシズ先輩！
【投票者のコメント】
●表情が全然変化しないのにめちゃめちゃ可愛い。劇場版でのネイアとのやり取りでちゃんと感情を表に出し、ネイアにマウントをとろうとするシズがお気に入りです。（しゃいん！さん）
●剣と魔法の世界観で重火器を使うイレギュラーさ、機械人形らしい各設定に加え、『聖王国編』での性格の掘り下げで一気に好きになった。（鮎並さん）
●シズ先輩に一円シールを貼られたい！（しもんちゃんさん）
6位：ナーベラル・ガンマ（ナーベ）
クールな視線が印象的なナーベラル・ガンマ（ナーベ）が、“プレアデス”の面々のなかで最も上位となる6位にランクイン！ シズとの票差は本当に接戦で、最後まで抜きつ抜かれつの戦いを制した形です。
漆黒の戦士モモンに付き従うナーベとしての顔も持つ彼女。美しい外見からは想像も出来ないほどの毒舌や人間を見下しまくった性格、意外とポンコツな一面など、強烈な個性がファンにしっかり受け入れられていました。例の「モモンさーーーー、ん」へのツッコミが多いことに、イチファンとしてニッコリ。
【投票者のコメント】
●人間に対してはトコトン高圧的で馬鹿にした態度を取るなか、仲間には優しさ全開で接する愛おしいキャラ。（でゃいすけ@dさん）
●アインズが変装したモモンを“様付け”で呼ぼうとして、慌てて“さん付け”に直すときの変になる感じが好きです。（ラッシーさん）
●あの冷めた眼差しで「ウジ虫」とか言われたい。（あなろぐさん）
5位：シャルティア・ブラッドフォールン
引き続き拮抗した票差のなか、シャルティア・ブラッドフォールンが5位にランクイン。吸血鬼の真祖・トゥルーヴァンパイアである彼女の透き通るほどに白い肌、ゴスロリ風の衣装、「～でありんす」という特徴的な語尾など、創造主である“ペロロンチーノ”によって盛りに盛られた設定が人気の秘訣でしょうか。ナザリック屈指の戦闘力を持ちながら、頭脳面ではからきしのポンコツという側面に惹かれたファンも多かったようです。
それにしても、これだけの要素を盛っておきながらお胸だけはぺったんこ設定にしているペロロンチーノさん（シャルティア本人は胸パッドを愛用）、マジで侮れませんね……（苦笑）。
【投票者のコメント】
●圧倒的な性能と盛り込み過剰な属性。アインズの強さを証明した最高のカマセです。アインズの戦闘におけるパートナーを選ぶなら1位に推したい。（うぞうむぞうさん）
●アインズのことがちょー好きなところ。アルベドをライバル視していながら仲間としてちゃんと信頼しているところ。ツンデレ過ぎなところや貧乳がコンプレックスなところなど、すべてが可愛くて好きです！（ぬんぬんさん）
●いつものふわふわした雰囲気やコロコロとした口調とは裏腹に、戦闘になると勇ましい姿に惹かれました。アインズとの戦いで様々なスキルを駆使し、素晴らしい立ち回りを見せてくれたのも好きになった要因です。（すみぺとシャルティア推しのトーヤさん）
●ねっとりとしたしゃべり方最高。上坂すみれさんの演技が上手すぎ最高。ろりばばぁ可愛すぎ最高。（泉 こなたさん）
●登場時点からずっと好き。ペロロンチーノ様とは美味い酒が飲めると思う。（小林さん）
4位：デミウルゴス
4位にランクインしたのは、その智謀を駆使してナザリックのために暗躍し、アルベドと共にアインズを支えるデミウルゴスでした。アインズへの尊敬の念はもはや崇拝に近いレベル。とくにその知性に惹かれている様子の彼に報いるため（そして見損なわれないため）、アインズが必死で虚勢を張って奮闘する姿は、もはや『オバロ』名物ともいえる面白さです。
アインズの思考を深読みしすぎて暴走するなど、一種のトラブルメーカーではあるのですが（苦笑）、その行動が本作の物語をけん引しているところもあり、ファンからすれば憎めない存在。人気の高さも当然と言えるでしょう。
【投票者のコメント】
●アインズ様の狂信者で強火側近な彼のすべてが好きです。頭脳明晰で物理も最強クラスですし、物語を動かすうえでもナザリックの繁栄の為にも、絶対に必要なお方。（おかゆさん）
●最推し。どう考えても裏切りそうな顔してるのに、忠誠度MAXなのが本当にかわいい。（木曜日のチワワさん）
●知的で穏やかな声とは裏腹に、人間や亜人に対してやることは毎回エグめ。冷静そうに見えてアインズ様が絡むとすぐに感激したり褒めてほしいと願ったり、本気でその身を心配したりと、キャラとしての面白みが味わい深いです。（りょりょうさん）
●なんやかんやで作品の方向性を決めてしまった戦犯。アインズ様に褒められたい、喜んでいただきたい……な忠犬デミ公が、はてしなくかわいらしい。大好きなアインズ様と末永くすれ違いの勘違いをしていてほしいし、デミウルゴスがアインズ様を持ち上げれば持ち上げるほど『オーバーロード』は楽しくなる。（どっこいさん）
●なるほど、そういうことですか。（リベさん）
それにしても、デミウルゴスが4位ということは……。
3位：アルベド
いよいよTOP3の発表です。3位にランクインしたのは、我らがナザリックの守護者統括を務めるアルベドでした！
常に優美な微笑みを絶やさず、淑女のような気品と隠し切れない色気を醸し出す絶世の美女。智謀に長け、戦闘力（とくに防御力）もトップクラスという非の打ち所のないアルベドですが……アインズ様にすり寄るときの甘々っぷり＆壊れっぷりはむしろギャグ担当かと見まごうレベル。妖艶な表情を見せたかと思えばふと幼い少女のような表情も見せる、ギャップ萌えの極致ともいえる存在です。人気が出ないはずがないですよね！
【投票者のコメント】
●容姿のみならず服装も好みでビジュアルが美しすぎる。サキュバスは（コウモリのような）悪魔の羽根のイメージだったが、天使のそれを真っ黒に染めた（堕天使のような）羽根がすごくいい。（かずまるさん）
●SキャラでありながらMキャラにもなるギャップがたまらない。（moraさん）
●アインズ様を心から慕うアルベドの愛は重いけど、そこがいい。頭もよく見た目も綺麗で完璧な女性ながら、少し抜けている部分もある……そんな彼女が大好きです。 （にやさん）
●アインズ様からほっぺにちゅーしてもらい、嬉しくて子供みたいに泣いちゃうのがかわいすぎる。（よーこさん）
●あの狂気感が最高！ 同じ女性としてスタイルも顔も好きだし、仕事がデキるところも尊敬しています。女帝感もあってかっこよく、あんな女性になりたいです。まあ、あの性格はアルベドだからこそ好きってだけで、自分がそうなりたくはないけど（笑）。（ゆえさん）
そんなアルベドですら3位ということで……気になる上位2名はいったい誰なのか？
2位：ネイア・バラハ
人間でありながらアルベド、デミウルゴスというナザリックの双璧を押さえ込み、見事2位の座を射止めたのはネイア・バラハ。劇場版の中心人物である彼女が少しずつアインズに傾倒していき、献身的に、そして狂信的に尽くすようになっていく姿に魅入られた方が多かったようです。男女問わず多くのファンから「かわいい！」という声が、多数寄せられました。
個人的にも原作登場時から大好きなキャラで、劇場版でファンを増やしたことには納得感しかないですね。単身での劇場版グッズが制作されなかったことには少なからずガッカリしたものです……（涙）。思い込んだら一直線な頑固な性格は、まさに狂信者のそれ。おかげでアインズのとある思惑が空振りに終わり、少なからず彼を落ち込ませてしまったところも含めて、こんなにもナザリック適性が高い人間はなかなか居ませんよね。
【投票者のコメント】
●劇場版の主人公と言っても過言ではない存在感。人間でありながらアインズを心から信仰するというぶっ飛んだ思考を持っているところがとても魅力的でした。（ちっぷさん）
●アンデッド、悪魔死すべしという思想の強い聖王国で育ったにも関わらず、アインズに好感を示すという柔軟さがすごい。戦場でしっかり根性を見せたところも好きです。 （カトラスさん）
●周囲の人間が振りかざす正義に疑問を抱いていたネイアが、アインズと共に過ごすことで少しずつ正義に対する考えを変えていき、最終的に自分なりの答えを導き出すところに惹きつけられた。シズとの掛け合いがとてもかわいい！（ポテトさん）
●ネイア自身は才能やカリスマにあふれているわけでもなく、聖騎士に憧れているけど見習いどまりで、きっと鬱屈とした人生を送っていたと思うんです。だからこそ、自分を認めてくれるアインズ様に傾倒していった。私もネイアほどではないにしろ、そういう経験は多いほうだと思うので、「自分が認められたらそりゃ嬉しいよね」って共感しました。（Ze-braさん）
●すぐ精神にダメージを負う心の弱さ、助けられた時や支えられた時に人を信じてしまう盲目的なところが“人間”って感じがして好き。（パピコさん）
中間発表時の6位から、飛ぶ鳥を落とす勢いで票を稼いだバラハ嬢。それでも1位には届かずということで……いよいよ首位の発表です！
1位：アインズ・ウール・ゴウン（モモンガ）
圧倒的な得票数で1位を飾った、最も玉座が似合う強者。それは、我らがアインズ・ウール・ゴウン魔導王陛下です！ さすがの首位独走っぷりで、正直皆さんも1位だけは確信していたのではないかと（笑）。その予想を裏切らない強さはさすが死の支配者・オーバーロードですね。
寄せられたコメントも他のキャラとは少し毛色が異なり、至高の御方（おんかた）に対する賛辞が多くてちょっと笑ってしまいました。ファンの皆さんの愛の深さを感じますし、一度は口にしてみたいですよね。「至高なる王よ、御身の前に！」って。
自分は集計する側の人間ではありますのでもちろん自重しましたが、もし自分が票を投じるとすれば、やっぱりアインズ様だったように思います。
【投票者のコメント】
●我らが至高なる御方であるアインズ・ウール・ゴウン魔導王陛下であるから！（土偶さん）
●一般人らしい感性のなかに見え隠れする狂気と愛の虜です。そしてなにより、その強さと美貌が最高です。（スモタロスさん）
●至高の御方に絶対の忠誠を捧げるのは当たり前として、 稚拙な私にはどんな言葉でも足りない程の尊敬の念を抱いております。（しもょりさん）
●御身の前に……本作品の王にして正ヒロイン。圧倒的な戦闘経験、能力、ワールドアイテム保有数、どれを取ってもギルド長として揺るぎない信頼。至高の41人に対する友情、配下のNPCに対する愛も魅力的です。ぜひ私も御身のそばに使えとうございます。投票先は魔導王陛下以外考えられませんでした。（ぽにょぺにょこさん）
●アインズ・ウール・ゴウン魔導王陛下ばんざい！（ポピーさん）
●モモンガ様はやはり至高の存在であり、この投票の勝者はモモンガ様以外有り得ません。（しけちさん）
●アインズ様だから！ 強者の具現化だから！！ わたしの愛しい人だから！！！（階層守護者統括さん）
これ、投票者のなかにアルベドやネイアが紛れ込んでないか……？ そんな妄想を抱いてしまうほど、信者の皆さんの熱量は高かったです。さ、さすがは魔導王陛下だッ！
ということで、以上が『オーバーロード』キャラクター人気投票ベスト10でした。
投票時期に劇場版『聖王国編』が公開され、その話題で持ちきりだったことが功を奏し、ネイアやシズの人気にブーストがかかった印象はあります。時期が違っていたら、結果も異なるものになっていたかもしれませんね。とはいえ、正直ネイアがアルベドをも凌駕する人気になるとはさすがに思っていなかったので、とても興味深い結果でした。
ちなみに10位以下は下記の通りです。
・11位：イビルアイ
・12位：マーレ・ベロ・フィオーレ
・13位：アウラ・ベラ・フィオーラ
・14位：エントマ・ヴァシリッサ・ゼータ
・15位：ブレイン・アングラウス
・16位：クレマンティーヌ
・17位：コキュートス
・18位：ラナー
・19位：ユリ・アルファ
・20位：カルカ・ベサーレス
11位以下は、ちょくちょくナザリック以外の人間キャラが名を連ねていました。個人的には、クレマンティーヌやラナーあたりはもっと上位でもおかしくないと思うのですが、これもタイミングによるものでしょうか。
20位に聖王国の国王であるカルカがランクインしているのも、劇場版の影響って側面はありそうです。ヤルダバオトによるカルカの雑な扱いっぷり、その恐ろしさには心底震えたものですよ……。ちなみに劇場版のもう1人の主要人物であるレメディオスは、ハムスケと同率の24位だったことも付記しておきます。
今回は投票にご参加いただき、誠にありがとうございました。電撃オンラインでは不定期にさまざまな投票企画を実施しておりますので、他の投票企画を見かけたら、ぜひ参加してみてくださいね！