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2024年夏アニメ放送後人気ランキングもマケイン、ロシデレ、推しの子が1位争い。ラーメン赤猫は大幅アップ、ウィストリアは初のトップ10入り

文:電撃オンライン

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 電撃オンラインオリジナル企画として10月7日から10月13日にかけて実施した、2024年夏アニメの放送後人気ランキングの投票結果をお届けします。

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2024年夏アニメの放送後人気ランキングトップ10を発表。1位はマケイン、ロシデレ、推しの子のどれ!?


 投票は、主に2024年7月ごろから放送・配信が開始された夏アニメ作品を対象に行いました。『2.5次元の誘惑』など秋クールも続いている作品がありますが、それらも投票対象としています。

 トップ争いを繰り広げたのは、やはり放送中人気ランキングで上位に輝いた『負けヒロインが多すぎる!』『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』【推しの子】の3作品。見事No.1を勝ち取ったのは、果たして!?

 投票によって選ばれたトップ10を、投票者のコメントとともにお届けします!

※コメントは敬称略。

【第10位】〈小市民〉シリーズ

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【投票者のコメント】
●The ミステリーではなく、日常の謎を主人公が解くという始まりなので見やすい。一つ一つの事件や謎がラストの展開に繋がるという構成が良かった。(唯)
●キャラクターが世界観にマッチしている上、米澤穂信の描くストーリーは流石で一味違うと感じた。映像のクオリティも高く、演出も世界観に没入できる。視聴後、舞台の岐阜のスイーツが食べたくなった。(ツンム)
●まず作画が良く一人一人のキャラクターの個性が出てるしヒロイン(小佐内)さんが可愛い(ばななごっど)
●アニメならではのデフォルメの演出は一切なく、でも背景描写が独創的、画面も映画館サイズ、ストーリーも面白い。音楽、声優さんの演技も良かった。原作を買いました。第二期が楽しみです。(えぬえむ)
●日常ミステリーというジャンルの中でも夏アニメの中でも特に異質な作品だったと思います。スロースタート気味だったかもしれませんが、物語が進むにつれて、だんだんとキャラたちの内面を知っていくことで、メインキャラ2人の生き方やそれに対しての向き合い方、学生なりに悩んだ2人の答えを出した最終回には感動しました。彼らの一つ一つの行動によって、クライマックスへと辿り着く道筋が整えられていったと思います。(秋桜)

【第9位】杖と剣のウィストリア

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【投票者のコメント】
●ストーリーの良さではいくつも素晴らしいものがあったのですが、そういったストーリーだけでなく、作画や演出面で唸らされたのがウィストリアでした。というわけで1票。(ユーメンダイ)
●魔法が使える魔術師が居る学院の中で、唯一魔法が使えないにも関わらず実力を伸ばして行くウィルの強さと優しさ・周りから馬鹿にされても尚、幼馴染との約束を守ろうとする一途さに心が熱くなります。(レディ=メーヴェ)
●ウィルや仲間が互いに成長していく姿が好きです! 魔法絶対主義の世界で好きな女の子のために頑張る、魔法の使えない主人公を応援したくなります!!(のこちのこち)
●王道の少年漫画の展開が大森先生の世界観で描かれており、元気をもらえる内容だった。何より、勇者や山吹色の妖精が登場するスターシステムには興奮せざるを得なかった。(メルカッツ)
●作画レベルの高さ、原作の描写を欠落させない脚本や心情描写、原作の良さである王道のアツいハイファンタジー!(ミサゴ)

【第8位】2.5次元の誘惑

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【投票者のコメント】
●原作まだ読んでなくてどんなかな~って気持ちで見たら、ドツボにハマった。『まほあこ』で元気いっぱい演じていた前田佳織里さんや、『死神坊ちゃん』の真野あゆみさんが好きだから。(グレートタイタン)
●3年前くらいに『その着せ替え人形は恋をする』という作品を見た時の心のときめきやワクワクを思い出し、初心に戻ったような気持ちなさせてくれたから。(その)
●それぞれのキャラクターがそれぞれの悩みを持ち、それを否定せず解決するところと、その悩みが共感できるところがとても好きだから(あおい)
●原作ファンなので待望のアニメ化。さらに物語の最初の激アツ展開が夏コミ編なので、「そこまで描き切る=連続2クールが必要」というファンの心理がバッチリわかってる制作陣に感謝です。(MINAMI)
●軽い気持ちで見始めたが、コスプレ界の奥深さに引き込まれました(たんたん)
●みかりんしか勝たん!!!!!!!!!!!!!!!!(ミネエラ)

【第7位】義妹生活

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【投票者のコメント】
●2人の関係性が少しずつ近づいていく感覚が、アニメではあまり無い表現で斬新でした。(みるずめす)
●ストーリーが良い。作者本人によるSNSでの解説もより理解度の底上げをしてくれたおかげで、ラノベ全巻買って読んだ。(もやし大王)
●わちゃわちゃするラブコメも楽しかったけど、静かに熱くなる、『義妹生活』が独特で、グッときました。(ごーすとのーと)
●義妹になってからの日常の細かな感情描写が描かれて派手さはないが感じるところがある(らん)
●『義妹生活』みたいな出来事がおきたらどうなるんだろうと言うきもちになった。作品に感動した(まる)
●今までの恋愛ものにはないような静かさの中に、登場人物の心情がしっかりと表されていて感心した。(ずんくん)
●浅村くんと綾瀬さん二人の関係性や心情が、とても繊細に描かれた作品でした。この感情が恋なのか、家族の愛なのか。この感情が嫉妬なのか、家族としての心配なのか。冷静に自分の感情を分析しながら、相手との適切な距離感を探って、話をして相手とのすり合わせをする。いつしか、自分に恋心があると気がついてからも、家族としての秩序を守ろうとする。浅村くんと綾瀬さんの一つ一つの感情や行動に、心がドキドキチクチクしました。最終回は、浅村くんと綾瀬さんの本心(純粋な愛)から逃げない姿勢に感動させられました。本当の兄弟姉妹でも人間関係で悩むのに、義理の兄弟姉妹なら尚更だと、そう感じながら拝見しておりました。これからもそんな二人を応援し続けたいと思います。改めてとても素敵な作品でした。(ブルーソルト)

【第6位】しかのこのこのここしたんたん

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【投票者のコメント】
●「重厚でシリアスなストーリー」や「心温まるハートウォーミングストーリー」等と言ったものとは全く縁がなく、毎週適当に観ていても何ら問題がない作品(誉め言葉)でした。(Lindwurmin)
●最高と期待をくれた人生単位で最高の作品だから(きりしま)
●こんな時代にまだこんな素晴らしい作品があったのか!? と思ったから。賛否両論が多い作品だが、本当に面白い! これからの伸び幅にも期待できる作品!(ゆざ)
●しかという生き物を今後深く考えることはもうないだろう、しかのこに出会えてよかった(一匹のしか)
●『しかのこ』のおかげで夏最高の時間が過ごせました! こんなにも楽しく面白いそしてかわいい作品に出会えてよかった!(しかのこのこのここしたんたん!)
●過去の作品に類を見ないしかをメインにした作品! パロディも多くて最高に面白かったから!(あんこ推し)
●あまりにものこたんが可愛すぎる。しかのこほどハマったものは人生で初めて。(のこたん狂い)
●こしあん推しです!!! めちゃくちゃなシスコンだけどめちゃ可愛い! 二期でみたい!!!(にっしんおおにし)

【第5位】ラーメン赤猫

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【投票者のコメント】
●アマプラのオススメから見ましたが、猫好きなので一瞬でハマりました。ほんわかとした世界だったし、入院中ということもあって優しかったです。ラーメン食べたくなりましたが、消化器の病気だったので毎回食欲との闘いでした(笑)。(ぶんたん)
●アニメにあまり興味がない妻と、楽しんで観られた。(デルタ)
●スタッフに方々が原作も含めてこの作品を大切にしているのが感じられる(かわ)
●可愛いくて癒やし系かと思って見ていると現実的な問題が起きてハラハラしたり、なかなか面白いアニメでした。(青猫)
●現実的にありそうな設定で、ラーメンにかける情熱やお店の経営がちゃんとしてる。登場人物もそれぞれ個性あり、ストーリーもあり。とにかく暖かくてネコ好きにはたまらなあアニメだった(ヤシマ作戦S)
●猫が好きで見始めたけど、猫たちの物語なのに人情みがあって、毎回ほっこりさせられて、飽きのこない作品だったこと(ミノタクシー)
●猫たちの癒しアニメ。猫ならではの葛藤などもあったりして可愛いだけのアニメではなかった。主題歌もこのアニメの世界感に合っていてとてもよかった。(ラピママ)
●毎回楽しく観れて、最終回が終わった後に一番続きが観たいと思った作品だったから。それぞれのキャラの個性が出てて観た後に温かい気持ちになれる作品でした。2期に期待してます!(こじこじ)

【第4位】逃げ上手の若君

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【投票者のコメント】
●1話でどハマりしました! 若様も逃若党の面々も、みんなかわいいところもあって、かっこいいところも(もちろん面白いところも)あって、全部が本当に良かった。2期制作決定発表されたから楽しみだし、早く続報知りたいし、待ちきれない! 現在『逃げ若』ロスすぎてやばいです! 若様のかわいい顔をまた見たい!(いちご)
●テレビアニメの域を遥かに超え見惚れるほど美しく斬新なアニメ。バトルシーンの秀逸さ! 原作の魅力である人物の心理の解像度が高く、独特の世界観が拡張されていて心奪われた。(四ツ谷すずめ)
●とにかく若君が可愛い。だけじゃなくてかっこいい。脇役もみな可愛くてかっこよかったし、敵役の尊氏も存在感抜群。(もりやん)
●ほのぼのスタートから十数分で地獄に落とす! 最高です! 敵味方キャラも秀逸でした!(ランディ)
●観た者の性癖を無理やり捻じ曲げた今夏優勝作品。(彼方)
●今まであまり注目されて来なかった史実の武将に焦点を当て、その生き様を、丁寧な作画で色彩豊かに描いている。歴史モノにありがちなダラダラしたパートを感じない。シリアス、ギャグ、お色気のバランスが良く、飽きない。(えきちょー)
●最初は松井優征原作ってことで、「面白そうだな~」って軽い気持ちで見始めました。見始めたらキャラが濃ゆくて笑。逃げ上手っていうのも面白いし、時行の少年的な魅力も相まって、気がついたら毎週楽しみにしてました!(みさ)
●漫画よりも詳しく描かれた映像の美しさと細かい描写、声優さんも秀逸でした。OP、EDのキャッチーな曲作りも相まって最高だったと思います!(青汁)
●流石の松井優征先生の、鎌倉絵巻と言わんばかりの内容の濃さに、アニメの映画の様な、独特な、狂ったような戦いの世への演出の仕方も良く、最初から最後まで楽しんだ。OPもEDも文句なしに合っているので、完璧な仕上がりだったので、2期にも期待したい!(にゃんじろ)

【第3位】【推しの子】(第2期)

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【投票者のコメント】
●作中の舞台が、実在するかのようなリアリティーがあり、役者の演技も素晴らしかった。芸能界のキラキラした表だけではなく、裏の面も描かれていて良かった。作画演出と声優さん達の演技が素晴らしく、相乗効果で凄いアニメになっていた。原作の面白さが何倍にもなって伝わり、稀有なアニメ作品になっていたのではないでしょうか。素敵な作品をありがとうございました!(ひなあられ)
●原作ではやや冗長に思えた“2.5次元舞台編”がアニメという表現を得てこういう内容だったのかと改めて気づかされた。原作を超えたアニメ。(カーエム)
●原作ファンの期待以上の演出と作画。構成もサプライズが多く、原作の展開を少し変えても意図をしっかりと汲んだいたので、よりわかりやすくなった。(のり)
●原作のストーリー、世界観、スピード感、などをオリジナルの方法も加えしっかり表現してくれている。オープニングとエンディングの曲とアニメーションも良い。(ham)
●東京ブレイドの話はアニメ向きなので期待してたが想像以上の出来だった。(lightman)
●ルビーはまっすぐ前を進み続けると思ってたから、あの展開は衝撃的過ぎました! 推しがあんな風になっちゃったけど、また明るいルビーが戻ってくるって信じてます!!(おーいし)
●星野ルビーの最後のシーンがやばすぎる。アクアの復讐終わったみたいな感じも好きです(なな)
●有馬かな推しだから(かじゅ)
●黒川あかねが推し(えりまる)

【第2位】時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん

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【投票者のコメント】
●原作を10周ぐらい読み込みんでいるし漫画も読み込みんでいる。作画のクオリティーやキャストの演技どれをとっても原作へのリスペクトを感じられた。他にも毎回変わるEDはもちろんのことですがOPが作品を表しているところがよかった。(いつもアーリャさんに見惚れているモブ)
●小説や漫画を読んだ上で見たアニメでも、話の内容はそのままに、クオリティを上げてとても見ごたえのあるアニメだったから(勇魚)
●ありそうで展開が読みやすそうな設定なのに毎話いい意味で想像を裏切ってきて飽きずに見ることができたからです。一人一人のキャラがたっていて推しをつくって楽しめるのも魅力の一つだと思います。(Yougo)
●アーリャさんと政近の信頼関係がだんだん深まっていく表現がとてもうまくとても面白かったです(ねこ)
●アーリャの態度とボソる内容のギャップと政近のアーリャへのリアクション、態度が段々に親密度が高まるところにキュンキュンしました。また、EDが毎回違って、曲も色んな世代に刺さるもので、OPから最後まで釘付けでした。(φファイφ)
●アーリャは気付いてないと思って政近にデレているが全部伝わっていで悶えたりゆきが政近とオタクを爆発させるところとか恋愛要素もあるけどコメディも負けずにあるのが面白い(しゅう)
●エンディングを最後まで毎回見たのはこの作品が初めて!! 自分の若い頃聴いた曲もあり、感無量でした。もちろん、中身もよかった。私もあんな学生生活をおくってみたかった。(デイジーさん)
●何十作もラブコメを見てきたけど、このアニメほどニヤニヤできるラブコメは見たことなかった(たけママ)
●妹のゆきが最高! 面白すぎる、エンディングがカバー曲で毎回変わるので楽しみだった、アーリャのロシア語がリアルだけど言ってることが可愛いギャップが面白かった、など色々(きらゆら)
●OPもクオリティ高く、声優さんの声もとても綺麗すぎてびっくりしました。アーリャさんが時々ロシア語でデレる時声が可愛く声も綺麗なので聴いててとても癒されるからです!! シンプルに絵柄が可愛くクオリティが高くて好きです。(金平糖)

【第1位】負けヒロインが多すぎる!

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【投票者のコメント】
●母校が舞台でした。美しい作画で描かれるマケインが躍動していて面白かったです。(デニス)
●アニメーション、キャラクター、話の構成、公式ホームページ、全てにおいて高レベルでした。(TlunaK)
●いわゆるハーレムものではなく、普通の青春学園ものとして誰でも楽しめる内容だったから。豊橋という東京ではなく且つ田舎過ぎない1地方都市が舞台なのも良かった。(たまごフワフワ)
●オープニング曲の軽快さと、EDの選曲。かわいいだけじゃないクセのあるヒロインたちとの日常がとても楽しい作品でした。続編に期待!(日本橋プロ)
●シンプルにストーリーが面白く、中盤以降も面白さは落ちるどころかどんどん上がっていて、作画もとても綺麗で良かったからです。(ヤドキング)
●ストーリー、キャラ、作画の良さもさることながら豊橋市との一体感を感じた。面白いアニメを作ろうというスタッフの意気込みを感じるアニメでした(麻婆レタス)
●ストーリーのテンポ、丁寧なグラフィック、入念なロケーションの下調べ、OPの遊び心と飽きのこない音楽、それぞれのキャラクターに沿ったED、声優さんの熱の入った演技、笑いと泣きのバランス。とにかく最高の3ヶ月でした。(あろ)
●最初まったく知らなかったのだけれど、見てみたら作画、脚本、劇伴、挿入歌、SEなど全てがハイレベルで驚いた。しかも12話通してクオリティが維持されていた。勢いで原作も全部買って読んだけれどとても面白くて、アニメのお陰で知ることができて良かったと思う。(PandaGraph238)
●各キャラの心情を丁寧に描写。豊橋の町を魅力的に描いている。場所、季節、時間帯に応じたキャラクター色指定には驚いた。(マフディー)
●最終回の観覧車のシーン、直接的な表現をしなかったのがとても良かった。そして最後の、「そういうとこだよ温水くん」というセリフ。最終回までに何回も聞いたセリフだったが、最終回の言い方は絶対なんかあった後の言い方に違いない…!! 声優さん本当に素晴らしいお仕事をしてくれた…!! EDの入り方も完璧だった。とにかく素晴しい最終回でした。最初の何話か、EDに『LOVE2000』使ってたのも良かった!(やなち)
●負けヒロイン、勝ちヒロイン、サブキャラまでキャラ設定がしっかりしていること。主人公、最終話の観覧車以外はモブキャラなんだけど、そこも含めてそれぞれの女性キャラとの関係性の描写が良い。1話最初からある意味飛ばしてる。振られた相手のアレに手を出す所。それを許せるか? ないわーと思いながら、有るかもとも思った。最終話の後半は何度も見返した名シーンだと思う。でも、無理してる相手へ思いやりであって恋愛感情は無い。(相手の気持ちはともかくとして。ゆうか、前半でソレへし折ってるよね)。ラノベ以外、友人関係、女性関係、性欲、に無関心、無欲なのに、他人の事には頑張っちゃう。そこに打算が無い主人公。どこまでも「良い人」。その、コミュ力、行動力、羨ましいです。(すねげありんこ)



 第1位に輝いたのは『負けヒロインが多すぎる!』でした。恋に破れたヒロイン・負けヒロインを軸にした斬新な物語や個性あふれる登場人物、ハイクオリティな映像などに心を掴まれたアニメファンが続出。放送前の第6位から話数を重ねるたびに人気が増していき、見事に放送中、放送後の連覇を達成しました。原作者・雨森たきび先生原案のアニメオリジナルエピソードが展開された最終回も好評だったようですね。

 第2位の『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』は、電撃オンラインで行った2024年夏アニメ人気ランキング全3回すべてでこの位置と、高い人気を維持し続けたままフィニッシュ。徐々に縮まっていくアーリャと政近の距離感にときめき、有希のぶっ飛んだキャラ性に笑いと、原作でも魅力的だった部分がアニメでさらに昇華。主題歌(OP&毎回異なるカバーED)に対するコメントも変わらず多く見られました。

 上位2作品と同じく、【推しの子】も放送中と同じ順位となる第3位をキープ。放送中に行った投票でも好評だったアニオリをふんだんに追加した『東京ブレイド』の描かれ方に加え、物語が急加速する“プライベート”編での衝撃的な展開も原作ファン、アニメから入ったファンの両方に評価されていました。

 第1位から第3位は放送中のランキングとまったく同じという結果になりましたが、第4位以下にはさまざまな変動が見られました。

 第4位の『逃げ上手の若君』は、放送前の第10位、放送中の第5位から着実に順位を上げてこの位置に。同じく『ラーメン赤猫』も放送前はトップ10圏外、放送中は第10位、そして今回の第5位と、徐々に順位を上げつつ最後にはジャンプアップを見せてくれました。

 『逃げ上手の若君』は引き込まれる物語や若様をはじめとした仲間たちの魅力はもちろん、続々と現れる敵のキャラ性も好評。

 『ラーメン赤猫』はラーメンと猫という人気要素を掛け合わせて癒しを提供してくれただけでなく、原作の良さを残しつつアニメとして丁寧に作られていたり、社会的なできごとや猫ならではの苦労なども描かれたりしていたことが最終的な高評価へとつながった印象です。

 余談ですが、地上波だと『ラーメン赤猫』のすぐ後に『女神のカフェテラス』が放送されていたので、続けて見ると温度差で風邪をひきそうでした(笑)。

 第6位の『しかのこのこのここしたんたん』と、第7位の『義妹生活』はともに放送中のときと同じ順位。『2.5次元の誘惑』はやや順位を下げて第8位となりましたが、秋クールも放送されていますし展開としてもアツいものが待っているようなので、まだまだ目が離せません。

 第9位の『杖と剣のウィストリア』は全3回を通じて初のトップ10入り。放送中でも2作品同票で第13位につけるなど人気の高さがうかがえたので、もし見たことがない方は、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

 第10位の『小市民シリーズ』は放送前に第9位を獲得したものの放送中ではトップ10圏外という悔しい結果でしたが、最後に再びトップ10に返り咲き。来年4月から予定されている第2期を楽しみにしている方も多いことでしょう。

 ちなみに、放送前は第8位、放送中は第7位と連続でランクインしていた『先輩はおとこのこ』ですが、今回は2作品同票の第11位。放送中第9位の『〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン』は2作品同票の第13位でした。どちらも今回はトップ10入りこそ逃したものの、十分な満足感を得られる作品だといえそうですね。

 また、個人的には『ATRI -My Dear Moments-』が全3回を通じてギリギリでトップ10を逃していたことが印象に残っています。投票中盤までは10位以内に入っていることも多々あったので、気になってたけどまだ見ていないなんて方がいましたら、ぜひこちらもチェックくしてみてください。

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