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歌枠の新定番『カラオケJOYSOUND for STREAMER』はVTuberの“歌枠”に革命をもたらすか

文:みぎはと

公開日時:

最終更新:

 2024年10月29日14時より株式会社エクシングのカラオケソフト『カラオケJOYSOUND for STREAMER』(Steam)のサービスが正式に開始されました。

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 3万曲以上のカラオケはもちろん、JOYSOUNDの代名詞と言える精密な採点がソフト上で楽しめるという配信者向けのソフトとなっております。

 視聴者の応援とともに歌を歌う配信である“歌枠”は多くのVTuberさんにとっての定番になっています。


 生配信だからこその勢いや一体感があるため“歌ってみた”とはまた違う感動や興奮がある大人気コンテンツですが、どうやらこの“歌枠”、
心底準備に手間がかかると聞きます。歌枠を4カ月以上延期したVTuberさんすらいるほどです。

 しかし、この『カラオケJOYSOUND for STREAMER』は、そのような手間を省くことができるのです。このソフトは配信者が使用することを想定しており、収録曲のすべては配信に流しても権利上の問題がないうえにOBSを経由した音ズレについても考慮されています。

 もしかしたら『カラオケJOYSOUND for STREAMER』をきっかけに“歌枠”で革新が始まるかもしれません。

 実は先月より先駆けて一部の配信者さん限定にβテスト版が配布されていたのですが、カラオケを通したからこその新たな“歌枠”をいくつも見ることができました。

さらにやりやすく! 好きを歌う〇〇縛り!


 『カラオケJOYSOUND for STREAMER』最大の武器はなんといっても権利が自由な曲数が3万を超える点です。

 それによって今までは大変だった
縛り“歌枠”を気軽にすることが可能になりました。アニメや仮面ライダー、歌手、時代など、縛りのレパートリー・内容ともに増加したため、今後はより多彩な“歌枠”が期待できるでしょう。

 以下で実際に『カラオケJOYSOUND for STREAMER』を使用して配信された歌枠をピックアップして紹介します。

【111万人耐久歌枠】1,111,111人目指して歌う!!!!!カラオケJOYSOUND for STREAMER / SINGING STREAM【ホロライブ / AZKi】

【#仮面ライダー】『カラオケJOYSOUND for STREAMER』で仮面ライダーソング歌う2!!!!!!【#蜜乃木ジル / #RIOTMUSIC】

【 歌枠 / SINGING 】EGOIST 縛り歌枠! #vsinger #karaoke【涼海ネモ / ななしいんく】

【 歌枠 】カラオケJOYSOUND for STREAMERでアイドルソング歌う❣ウリャオイ頼みます💛【 #六連星なる 】

『カラオケJOYSOUND for STREAMER』ならでは! 新たな“歌枠”


 しかし、『カラオケJOYSOUND for STREAMER』の強みは、“歌枠”の準備を簡単にするだけではありません。その拡張性に触発され、
新たな企画も生まれました。

【#脱出カラオケ】「アンパンマンのマーチ」90点取るまで出られない部屋【字ぴろぱる/犬山たまき/熊谷タクマ/斎木こまり/鷲羽アスカ/瀬兎一也】

 この配信は、
字ぴろぱるさんを中心に“のりプロ”の面々で行われた企画です。

 本ソフトに収録されている楽曲の1つである『アンパンマンのマーチ』の採点は案外シビアであり、“のりプロ”を代表する歌うま達の高得点をことごとく阻んできました。その高い壁に皆で挑んだこの企画では、多種多様な『アンパンマンのマーチ』が聴けます。

 権利関係の緩和が“歌枠”の大規模コラボを可能にし、点数が出るカラオケという媒体が“出られない部屋”の実現に繋がったのです。

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今後の展開にも期待大! どこまでも広がる“歌枠”の未来!


 『カラオケJOYSOUND for STREAMER』は毎月人気の楽曲を100曲ずつ追加配信されていきますし、それを受けてきっとVTuberの皆さんも続々と新たな“歌枠”を開拓していくでしょう。

 ただし、投稿を行うプラットフォームによっては著作権侵害の申告を受ける可能性も否めません。メリットとデメリットを使用前によく見極めておく必要があります。


 まだまだすべてが実現しているわけではありませんが、長きにわたってリスナーを楽しませる代わりに、配信者をちょっと困り眉にさせてきた“歌枠”の進歩がようやく始まったのです。

 VTuberの皆さんがもっと楽しく、もっと自由に歌う歌は、彼ら/彼女らの魅力をより一層引き立てること間違いなしです! これから先の“歌枠”にも期待せずにはいられません。

※配信をする際は事前に利用規約・ガイドラインを熟読しましょう。

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