電撃オンラインの連載企画“難読漢字”。読み方が想像つかないほど複雑なものから、一見簡単そうだけど読みが難しいものまで、幅広く出題していくコーナーだ。
この企画は、“杠葉 啓二”が担当していくぞ。猫と一緒に暮らすしがない書道家だ。今回も「パッとは読めないかも」という漢字を紹介していくから、みんなで一緒に考えてみよう!
今日の問題は……
今回の出題漢字は“宛ら”。“宛名(あてな)”なら読めるけど、この使い方はあまり見たことがないかもしれない。
ヒントは〇〇〇ら。どんな状況や状態を表す言葉か、想像できるかな?
答え
正解は“さながら”! “まるで~のように”、“そっくりそのまま”という意味を持ち、比喩的な表現として使われる言葉だ。
たとえば、「宛ら夢のような一日だった」という場合、その一日が非現実的で幻想的なほど素晴らしかった時間を強調しているぞ。文学や詩などでもよく登場し、感情や状況を豊かに描写する表現という印象だ。
今後も難しい漢字を色々紹介していくから、引き続き、更新をお楽しみに!