TVアニメ『ダンダダン』の第6話“ヤベー女がきた””の感想をお届けします。
新たな怪異を演じるのは井上喜久子さん!【アニメ『ダンダダン』6話感想】
少年ジャンプ+で連載中の同名漫画をアニメ化した『ダンダダン』。制作はサイエンスSARUで、監督は山代風我さん、音楽は牛尾憲輔さんが担当しています。
前回の第5話はオカルンとモモの甘酸っぱい関係性が描かれ、ドキドキさせられる展開でした。オカルンの玉が戻ってきていないことも判明しており、今回はその玉の行方を探るストーリーに。
金の玉は前回で初登場したアイラが拾っており、物語の中盤からはモモとアイラが取っ組み合いになって金の玉を奪い合うような展開に。ふたりの女の子が金玉を連呼する展開は笑わずにはいられませんでしたね。
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— 「ダンダダン」TVアニメ公式 | 24年10月より放送中 (@anime_dandadan) November 5, 2024
あらすじ&場面写真公開
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第6話「ヤベー女がきた」https://t.co/GoDcCTXN61
消えた金の玉は、アイラが持っていた❗️
🪐11/7深夜0:26から
MBS/TBS系28局全国同時放送開始 pic.twitter.com/2HdZRI9p4V
前回から招き猫の姿になったターボババアがオカルンたちの仲間に加わりましたが、今回もちょこまかと動き回っていてかわいかったです。『ダンダダン』のアニメ版はセンスのいいカットや派手なアクションシーンが注目の作品かと思っていましたが、ここに来てターボババアのコミカルな動きを楽しむ要素も追加されましたね。玄関の段差をよじ登る姿など、こまかいところまでアニメで動きが付いていておもしろいです。
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— 「ダンダダン」TVアニメ公式 | 24年10月より放送中 (@anime_dandadan) November 8, 2024
振り返りじゃんよ‼
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第6話🛸1⃣🛸
ふてぶてしい…けど!
かわいいぞターボババア👻#若山詩音 #花江夏樹 #田中真弓
🪐各配信サイトにて第6話順次配信中https://t.co/DXa3ssb2sP pic.twitter.com/5eWow1TDYS
「#ダンダダン」第6話
— サイエンスSARU (@sciencesaru) November 7, 2024
⋱ご視聴ありがとうございました⋰
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第6話より
学校に潜入するターボババア!
あやしげな表情が際立つ
レイアウトを大公開!
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LO・原画:#石井晴偉 さんhttps://t.co/kMoXCFpRz7 pic.twitter.com/Qd7OZyZS3D
もちろん、ターボババアだけでなく、ほかの部分もアニメで演出が強化。アイラが男子高生たちにネコを被ってかわいい対応をしつつ、友だちにモモを陥れる合図を送るシーンは実際に手の動きが追加されて、より秘密の暗号っぽくなっていました。モモがアイラの友だちたちに体を抑えつけられるシーンも、モモが足をジタバタさせている様子がよりこまかく描かれていましたね。
👾🛸👾━━━━#ダンダダン 第6話
— 「ダンダダン」TVアニメ公式 | 24年10月より放送中 (@anime_dandadan) November 7, 2024
はじまりました‼
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ヤベー女がくるぜ…https://t.co/GoDcCTXN61 pic.twitter.com/TpORf8DubV
コミカルに進んでいた物語が一転するのは怪異である“アクロバティックさらさら”が登場してから。このアクロバティックさらさらはアイラが金の玉を手に入れて、見えないものが見えるようになったことから、彼女の目の前に姿を現した怪異です。
原作ではオカルンがモモのもとに駆けつけ、アイラは捜していた“妙な女”ではなく、妙な女に狙われていることを伝える展開で、ページを開いた瞬間にド迫力のアクロバティックさらさらが描かれているという流れでした。
対するアニメ版は信じられないスピードでアクロバティックさらさらがアイラの体を掴む演出で、こちらも意外性があり、驚かされましたね。怪異が登場すると一気に背景の色が変わるのはこれまでもありましたが、今回はピンクに染まっており、異なる雰囲気でした。
そして、アクロバティックさらさらを演じる声優さんです。怪異ということで加工されているため、ちょっと分かりづらいですが、ベテラン声優の井上喜久子さんでしたね。
最近はとくに優しい役やほんわかした役が多かったので、井上さんの迫力ある敵キャラクターはとてもよかったですね。田中真弓さんや中井和哉さん、そして井上喜久子さんといった普段は味方やヒーローを演じる方々がこういった悪役を演じてくれるのは新鮮でうれしいです。しっかり迫力ある芝居になっているところもさすが!
アクロバティックさらさらに関しては次回に感動的なストーリーが描かれるはずなので、その部分の芝居が今から楽しみです。
アクロバティックさらさらはその名の通り、アクロバティックな動きが特徴。バレエのようなしなやかな動きと自在に動かすことができる髪、そして人間を呑み込んでしまう巨大な口など、原作でもダイナミックかつスピード感のある描かれ方でしたが、アニメも迫力抜群でした。
変身したオカルンもスピード感があるため、ふたりの戦いは盛り上がりましたね。注目はアクロバティックさらさらがオカルンを呑み込むシーン。アニメはオカルンの主観視点になっていて呑み込まれる様子をリアルに感じられて怖かったです。
強敵であるアクロバティックさらさらに苦戦する展開だけに、終盤で堂々とした態度で挑むターボババアが貫禄があって格好いい。マスコットのような外見になったとしても、歴史のある怪異として威厳のある態度でアクロバティックさらさらに語りかけるターボババアが最高でした。
そんなターボババアの活躍もあり、不利だったバトルは仕切り直しに。次回はいよいよオカルンの反撃開始なので目が離せませんね!
カワチ:RPGとビジュアルノベルが好きなゲーマーで、誰にも気付かれないようなマニアックな小ネタを記事に織り込むのが好き。深みのあるゲームが好きかと思えば、本当は肌色が多ければなんでもいいビンビン♂ライター。