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【ポケカ】SM環境で長く愛された“ウルトラネクロズマGX”。多くのデッキに対応できる切り札的な1枚【メモリの無駄づかい】

文:ライオン松本

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 三つ子の魂百までと言われますが、幼少期に限らず、ゲームを遊んだ思い出は脳に深く刻まれるもの。

 何年、何十年たっても、「なんでオレ、こんなこと覚えてるんだろ……」と愕然とするような記憶が残りがちでして。

 そんな脳のメモリ(記憶・容量)を無駄づかいしている例を語ります!


 さて、幼少期、とくに小学生から高校生にかけて男子なら一度は興味が惹かれる、謎の魔力を持ったホビー“トレーディングカードゲーム(以下、TCG)”。あの頃に夢中で遊んだ僕たち、私たちの大切なカードたちは思い出とともに永遠に胸に刻まれるもの。

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 そんな誰しもがハマってしまった経験があるだろうTCGというジャンルからいろいろな昔話をお届け。本稿では『ポケモンカード』(ポケカ)から“ウルトラネクロズマGX”の思い出を語っていきます。

SM環境で超タイプデッキといえば、やっぱりウルトラネクロズマGX【ポケカの思い出】

 これまでピカチュウ&ゼクロムGXやレシラム&リザードンGX、ゾロアークGXといったSM(サン・ムーン)環境で有名な環境デッキの切り札を紹介してきましたが、今回もそのシリーズの1つ。ウルトラネクロズマGXの思い出を語っていきます。
 このカードは超タイプのデッキで長く活躍してきた1枚。正確には、超バレットと呼ばれるカラマネロで超エネルギーを加速するデッキのフィニッシャー、もしくは軸として採用されていました。

 このカードへの思い出としては、私がポケモンカードを始めた際に初めて組んだデッキの切り札だったので、今でも大好きなカードです。ついSRも購入して高レアリティにしたのも覚えていたり。

 もちろんこのコラムで紹介するので、有名で人気だし、しっかり強いので多くのプレイヤーがお世話になったはず。そんなウルトラネクロズマGXのテキストは以下のとおり。

たねポケモン:HP190:ドラゴンタイプ
  • ワザ
フォトンゲイザー20+:このポケモンについている基本超エネルギーをすべてトラッシュし、その枚数×80ダメージ追加。

  • GXワザ
めつぼうのひかりGX:このワザは、おたがいのサイドの残り枚数の合計が、6枚以下のときにしか使えない。相手のポケモン全員に、それぞれダメカンを6個のせる。[対戦中、自分はGXワザを1回しか使えない。]

特別なルール:TAG TEAMがきぜつしたとき、相手はサイドを3枚とる。

 当時ポケモンカードにおいて、とにかく暴れていたのはタッグチームという高HP&高打点のカード。その中でもレシリザの暴れ方はとんでもなく、ぶっちゃけ一強のタイミングもありました。

 そんな中でも一定のシェアはあったのが、このウルトラネクロズマGXを使った超タイプのデッキ。このデッキの魅力は、なんといっても小回りがきく点と明確な完全不利のデッキがないところ。

 前述したタッグチーム相手には、ウルトラネクロズマGXの技を使ってワンパン。GXを使わないタイプのデッキ相手ならギラティナなどのサブアタッカーを使って攻撃しつつ、相手のベンチにダメカンを溜めて、GX技で一気にポケモンを気絶させて勝ちに行くなど、多くのプランが揃っていました。

 またサーチカードが豊富で事故率が低い、ジラーチを使って欲しいトレーナーズを集めて後半のハンデスにも対応可能と大型大会に持ち込むにはぴったりのデッキでしたね。

 今でもこのデッキが使えるなら、私は愛用していた自信があるほど好きなものですし、強かったです。

 写真ホルダーを漁っていたところ、2019年後半ごろのデッキレシピが出てきたので、ついでに載せておきます。

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 このリストを見てもやっぱり強力なカードが多い印象です。サポートで言えば、ピン刺しのメイやエリカが強力でした。少ない採用枚数ですが、ジラーチやカプ・テテフGXなどで持って来れますし、不利な状況でもビーストリングやリセットスタンプなどのカードで逆転を狙えました。

 デッキスロットも少し余裕があったので、環境に応じたメタカードを積む余裕もありましたし、構築の幅も広かったので構築をするのも楽しかったなぁ。

 またこのカードたちを使ってまた遊びたいな、とカードや写真を眺めて懐かしい気持ちになった今日この頃でした。

ライオン松本:ADVで人生を破壊されたヲタク。最近は先生、開拓者、冒険者、騎空士、マスターなどを兼業してるフリーライター。

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