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『龍が如く8』レビュー。刻一刻と状況が変わるライブ感抜群のバトルが熱い。コマンドRPGが理想とした1つの答えをこの作品で体感せよ!【冬のレビュー祭】

文:編集O

公開日時:

 セガから発売中のPS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Windows/PC(Steam)用のRPG『龍が如く8』のレビューをお届けします。
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 電撃オンラインでは、この冬に遊びたい発売済みの名作や発売前の新作を対象とした特別企画“電撃冬のレビュー祭”を展開中です。
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 なお、『龍が如く8』のPS5/PS4版が2025年1月6日まで、Steam版が2025年1月2日まで、50%オフの4,840円で購入できます。この年末年始にプレイするなら、このセールをお見逃しなく!

攻撃後の立ち位置や仲間との連携で結果が変わるバトル【龍が如く8レビュー】


 春日一番と桐生一馬のダブル主人公で描かれる物語、新たな舞台のハワイ、ガチャピンとムックが登場する“ドンドコ島”、桐生の人生を振り返る“エンディングノート”、スジモンを集めて戦う“スジモンバトル”など、パッと挙げるだけでも推したいポイントが山ほどある『龍が如く8』。

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 自分はトロコンを済ませて、総プレイ時間が100時間を超えるほど遊び込みましたが、あらためてここまで『龍が如く8』ハマった理由を考えると、RPGというジャンルでいちばん時間をかけるバトルがおもしろかったからだという結論に。

 一般的なコマンドRPGの場合、コマンド入力→攻撃を実行した場合に敵が状態異常になることはあれども、敵味方の立ち位置で攻撃結果が大きく変わることはないんですよね。ですが、本作は攻撃する際に仲間が近くにいれば追撃してくれたり、吹き飛ばした相手の先に敵がいれば巻き込んでダメージを与えられたりなど、状況に応じて結果が変わるのでマンネリ感がしませんでした。

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 とくにレベル上げ目的でバトルをくり返す場合、どうしても作業感が出てしまいがちですが、不思議と戦い続けることが苦じゃなかったし、むしろ積極的に戦いまくるほどでした(笑)。たぶん、攻撃や移動のテンポがよく、それが気持ちよさにつながっているからなんじゃないかなと。

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 言葉だけで伝えるのはなかなか難しいので、これはぜひ味わってほしいですね。個人的には“コマンドRPGが理想とした1つの答えがここにある!”と力強くアピールしたいかな。

『龍が如く8外伝』の主人公・真島吾朗が置かれた複雑な立場を知る【龍が如く8レビュー】


 つぎは2025年2月21日に発売予定の『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』に掛けた話について。こちらは真島吾朗が初の単独主人公となるアクション・アドベンチャーです。時系列は『龍が如く8』のあとで物語的なつながりがあり、100%作品を楽しむならば本作をプレイしておくのをおすすめします。

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▲画像は『龍が如く8外伝』です。

 しかも真島は『龍が如く8外伝』スタート時に記憶を失っているので、劇中でその真相が明らかになったときにきっとピースが埋まったような感動が味わえるはず!? また、舞台的にも同じハワイのため、プレイしておけばスムーズに探索できるというメリットもあるかと。

 なお、『龍が如く8』では真島の強さをいろいろな場面で知ることができます。複雑な立場に置かれている真島を見届けて、『龍が如く8外伝』での真島の活躍を心待ちにしましょう。

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 というわけで、今回はライブ感が魅力的なバトルに注目してみました。バトル周りで推しを追記するとすれば、全ジョブを極めたくなるほど特徴が際立っているジョブの豊富さでしょうか。獲得時のムービー含めて、『龍が如く』シリーズらしい遊び心が満載で大好きです!!

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