1月6日に少年ジャンプ+にて、『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』の最新109話が配信されました。
※本記事には漫画『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』最新話までのネタバレが含まれています。
今回は、109話でデズモンド夫人のメリンダが語った、ドノバン・デズモンドの衝撃の正体について真相を探るべく、過去にデズモンドが登場した回を振り返ってみようと思います。
※本記事には漫画『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』最新話までのネタバレが含まれています。
今回は、109話でデズモンド夫人のメリンダが語った、ドノバン・デズモンドの衝撃の正体について真相を探るべく、過去にデズモンドが登場した回を振り返ってみようと思います。
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— 『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』アニメ公式 (@spyfamily_anime) March 17, 2022
📣新情報④🎉
ドノバン・デズモンド
キャラクター設定公開‼️
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アニメ『SPY×FAMILY』は、
いよいよ4月9日(土)23:00より
テレビ東京他にて放送です📺
第2弾PV公開中🔽https://t.co/sANKBcrMxq#SPY_FAMILY#スパイファミリー pic.twitter.com/hKZpJhvgeC
『SPY×FAMILY』109話更新されました。
— 遠藤達哉 (@_tatsuyaendo_) January 5, 2025
ちょっとページ短くなってしまいましたが、よろしくお願いいたします。https://t.co/H6WG1pJbJE pic.twitter.com/SfhxgJvrTJ
ドノバン・デズモンドの正体は●●!? 最新109話感想
ヨルに勧められ、ロイドのもとへ診療に訪れたメリンダ・デズモンド。ロイドはオペレーション<梟>に繋がる情報を欲して、メリンダの話に同調します。意を決したように侍女を下がらせたメリンダは、ゆっくりと口を開きます。
メリンダはロイドの勤務する以前にも、総裁夫人としてこの病院を受診した事、その時は精神医療というものが無かった為、腫れ物の様に扱われた…と、苦い思い出を話した後、今度は妻・母として個人的な悩みをロイドに話します。ここでもロイドの人の心を掴む話術が炸裂していました! そしてドノバン・デズモンドの正体についてを打ち明けられる…という展開です。
その正体とは…≪宇宙人≫!! あまりの衝撃に、読んでいるこちらも、ロイドと同じような反応をしてしまいました。
いやいやいやいや…、さすがにぶっ飛び告白すぎるでしょう。108話でメリンダは神秘的なものだったり、幽霊やUFOを信じているタイプだと自分で言っているので、これもそんな思い込み、もしくは「うちの夫、宇宙人みたいに話が通じないのよ」という比喩表現なんじゃない? 『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』ってそんな非科学的な話だっけ? と、思った所で、ヨルさんの驚異的な身体能力、アーニャやボンドの超能力、ユーリの異常な頑丈さなどが脳裏をかすめました。…あれ、可能性的にはなくもない…のか? 真相を探るべく、私は自宅の奥地にある本棚へ向かった――。
単行本最新刊までで、ドノバン登場回を振り返る
写真やダミアンのイメージ内等で何度か顔は見せていましたが、初登場はコミックス6巻最後の37話。イーデン校の懇親会で姿を現しました。
続く7巻38話では、ロイドと直接会話しますが、アーニャがダミアンを殴った事を謝罪するロイドに対して、満面の笑顔で謝罪を断る姿に驚いた読者も多い事でしょう。しかし、その後のダミアンも交えたシーンでは感情の読めない恐ろしい表情で「人と人は結局 永遠に分かり合えん」という台詞を発しています。よく見ると、両こめかみから後頭部にかけて、縫合痕のような傷跡も…。ちなみに7巻カバー裏にはドノバンの設定画を見ることも出来ます。
更に99話のヘンダーソン先生の過去回では、当時学生だった姿でドノバンが登場。“この世から戦争をなくせるか”の討論会で「戦争は無くならない 人間は嘘つきだから」と語っています。「人間はみな愚か」だとも。しかしこの頃のドノバンはまだ表情もあどけなく、平和を願う勉強熱心な少年でした。
宇宙人だと仮定すると、彼が度々口にする“人間”という言葉が妙に意味深に感じてしまいます。14巻93話で登場するダミアンの兄・デミトリアスはドノバン似の容姿ですが、彼もまた「人間がわからん」と思っているようです。また、学生時代とデミトリアスの幼少期のドノバンには、頭部の傷がありません。デミトリアス幼少期はダミアンのイメージなので、実際に傷があったかどうかはわかりませんが…。
ドノバンにはプロジェクト<アップル>に関りがある可能性も色濃く、ボンドは勿論、おそらくアーニャにも関係があるこのプロジェクトに噛んでいるとなると、超能力が使える=メリンダに宇宙人と思われたのか…と、案外笑って済ませられる話題じゃないのかも…。それにあの頭の傷跡…。イーデン校の校章が林檎なのも、実は関係が…!? 人前にめったに姿を現さないドノバンが、イーデン校の懇親会には姿を現す理由も実は…!? と、どんどん深みにハマってしまいました。『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』…なんて面白い漫画なんだ!
15巻で久々の登場なるか!?
単行本未収録の106話では、久々にドノバンが本編に登場します。こちらは15巻か16巻に収録が予想されます。初登場回同様、ドノバンが登場すると緊張感がとんでもないです。
改めて読み返すと、コミックスではロイドと会話した回と、ヘンダーソン先生の回想の2回しかまともに登場していない事に驚きました。
ただし、最近ではメリンダやデミトリアス、ダミアンの執事など、デズモンド家関係の人物が増えると共に関わりも増え、オペレーション<梟>にも進展が期待されます。
ドノバンが宇宙人でも人間でも、デズモンド家には平和が訪れて欲しいです。それがひいては、世界の平和に繋がると信じたい。
次回の『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』は1月20日配信予定。ここまで考えても、あっさり冗談で済む事を期待して待ちたいと思います。