全国各地で開催されてきた『龍が如く』のリアルイベント“「龍が如くスタジオ」真島のマジ祭り”も、1月25日の東京会場で最終日となりました。
“真島のマジ祭り”は、『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』の発売に先立って開催された、試遊や記念撮影が楽しめるリアルイベント。2024年12月に札幌からスタートし、仙台、大阪、福岡、名古屋とおよそ2カ月をかけてめぐってきた本イベントも、2025年1月25日に開催された東京会場が千秋楽となりました。
本稿では東京会場の模様と、イベントに駆けつけたキャスト&開発陣のコメントをお届けします。
銀座に『龍が如く8外伝』真島吾朗の等身大フィギュア出現!
高級ブランドから美食まで、どっちを向いてもオシャレしかない東京都中央区は銀座。その駅近傍にあるやはりオシャレな東急プラザ銀座の一角が、黒いオーラと熱気に包まれていました。
会場に到着して目を引くのは、やはり真島吾朗の等身大フィギュア。銀座もワシのもんじゃという声が聞こえてきそうな不敵な笑みです。もちろん、会場ではこのフィギュアと一緒に写真撮影も可能でした!
物販には真島吾朗グッズが数多く並んでおり、昼過ぎには一部売り切れが出るほどの盛況ぶりでした。筆者の肌感ですが、『龍が如く』シリーズのグッズはいつもアパレルがとんでもなくカッコよく、今回もアパレル系から先に品切れしていったようです。
本会場の目玉のひとつ、シリーズ最新作『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』の試遊コーナーはかなりの席数が設けられていましたが、事前抽選での当選者さんとキャンセル待ちの方たちで常時満席。どのプレイヤーさんも食い入るように画面に集中しており、ひとときイベント会場にいることを忘れるほどに没入していた模様です。
『龍が如く8外伝』への自信とファンへ感謝のコメント
真島の兄さんを象徴する般若の金屏風前で、本イベントのスペシャルゲストのコメントをいただくことができました。
ついに東京での開催となったことを受けての感想を問われると、堀井さんは「うれしい気持ちでいっぱい」と笑顔。宇垣さんは「なぜかどこへ行っても天気がよくて、僕は本当に晴れ男。この作品は必ず成功するという確信に満ちております」とコメントし、会場内でご本人も楽しく過ごしていると添えてくれました。
本作からの参加となる松田さんは「本作の顔として、6カ所の会場をまわれたことを光栄に思います」と振り返ります。また、松田さんは本作をきっかけに過去の『龍が如く』シリーズをプレイなさっているということで、会場のお客さんたちと同じ気持ちでゲームのファンになっているとコメントしていました。
本作からの参加となる松田さんは「本作の顔として、6カ所の会場をまわれたことを光栄に思います」と振り返ります。また、松田さんは本作をきっかけに過去の『龍が如く』シリーズをプレイなさっているということで、会場のお客さんたちと同じ気持ちでゲームのファンになっているとコメントしていました。
また、横山さんは会場でお客さんたちが並んでいるのを目撃。『龍が如く』関連のファンは服装でわかるとしたうえで「お客さんの熱気が戻ってきたんだって思った」とコメント。また、「銀座で『龍が如く』のロゴを見るなんて思っていなかったので、なんだか感慨深いものがある。やっと銀座に来たぞ! 天下までやってきたな、というのがおもしろかった」と、今回のイベント会場である銀座について語りました。
次に、発売まで残り1カ月となった今の心境を尋ねると、堀井さんは「ゲームは渾身の作だと思う」と自信を覗かせていました。さらに「アクションはシリーズ屈指の爽快感でお届けできるものになっており、ゲームには本当に自信があります。海戦バトルなど新しい要素を入れており、そこを含めて会場にいるお客さん、そして各所でお待ちいただいている皆さんに絶対に満足してもらえると思います。早く発売が来てほしいという気持ちでいっぱい」と、笑顔を見せてくれました。
宇垣さんは、各地の“真島のマジ祭り”会場でお客さんに直接感想を聞いたとのこと。「本当に楽しいですとみんな言ってくれて、こちらもうれしく思いました。今回“外伝”ってついていますけど、僕から言わせると8、一方その頃真島は……のような感じなので、すごく楽しんでいただけるんじゃないかなと思います!」と、『龍が如く8』との関連についても触れ、「まだ皆さんが見ていないところも見ましたが、すごくキレイ! スペクタクルが壮大ですから、必ずおもしろいので、楽しんでいただけるんじゃないかなと思っております」と、こちらも自信のコメントをいただきました。
一方、ファンと同じ目線でもシリーズを楽しんでいる最中だという松田さんは、今回の全国6カ所でのイベントで「楽しみだったのが、過去作品のグッズ」とのこと。「過去作品のTシャツを着ている人などを見て歴史を感じて、いつの日か『Pirates in Hawaii』の格好をしている人に出会えたらいいなという風に思います」と、ファンに長く愛されるシリーズに加わることへの期待を覗かせていました。
「毎回言っているのですが、発売する頃はもう次のことを考えているので気が休まる時期がなかなかない」と、横山さん。本作の遊び方はこれまでのシリーズと違う広がりがある作品で「実験的な1本になると思っている」と明かしました。
今回はユーザーがどこに感動してくれるのかが読めないくらいチャレンジをしたタイトルなので、この先の1~2年後がとても楽しみだとして「いつも不安と戦いながら生きているのね。でも、このタイトルは安心して!」と語りました。
『龍が如く』のイベント会場では○○○を覗くべし?
今回は会場が都心銀座かつ一般の方も通行する施設のエスカレーター周辺ということで、本イベント目当てではなかったお客さんの反応について聞いてみたところ、堀井さんは会場入り時や会場内を歩いたときに、一般の方の「なんじゃこりゃ」という反応をご覧になったそう。「これを見て、ちょっと本作が気になるという方が銀座でも出てきてくれるとうれしいなと思います」とのこと。
続いて横山さんが「僕はいろんな会場の喫煙所に行っているのですけど、うち(本イベント)の袋やお面(来場特典)を持っている人がいるんです。でも、誰も話しかけてこない」と苦笑い。
すかさず宇垣さんが「そりゃあなたには話しかけられないでしょう!」とツッコむと「そう、絶対に僕のことをわかっているはずなんです。みんな、僕らの日常会話を聞いてくれているみたい。だから、人の悪口を言わないように話しています」と、笑いながら秘話を聞かせてくれました。
喫煙所は、ひとときのリラックスの場。熱意を持って会場にやって来たファンの方も休憩することが多いらしく、横山さんは聞かれてもOKな日常会話でこっそりとファンサービスをなさっているようです。
横山さんはすでに、喫煙所でのファンとの遭遇率が高いことを把握なさっていましたが、そのことを知らなかった松田さんがうっかり喋ってはならないことをポロリしかけたり……と、実は裏側でもいろいろなドラマが生まれているようです。
今回の“真島のマジ祭り”は東京会場をもっていったん終幕となりましたが、ファンとの触れ合いを大切にする『龍が如く』では、今後もさまざまなリアルイベントが企画されるはずです。今回のように、グッズ販売や試遊の先行抽選もありますので、公式から出る情報を常にチェックしていてくださいね!