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『龍が如く8外伝』発売直前総まとめ。 “外伝”の枠に収まらないスケールのデカさで還暦を迎えた男・真島吾朗をド派手に描く!!

文:電撃オンライン

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 2月21日に発売予定の『龍が如く』シリーズ最新作『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii(龍8外伝)』(※)。本作は真島吾朗で初の単独主人公作品であり、ゲームジャンルは『龍が如く7外伝 名を消した男(龍7外伝)』と同じアクションアドベンチャーを採用。真島らしいド派手なアクションが存分に楽しめるのが大きな特徴です。

※対応プラットフォームはPlayStation5、PlayStation4、Xbox Series X|S、Xbox One、Windows/PC(Steam)[IMAGE]

 今回の記事はついに発売を迎える『龍8外伝』を100%遊び尽くすために、ストーリーや本作で主軸となる“航海アドベンチャー”などを総まとめ。これまで行われた体験会での感触も掲載しているので、ぜひ読み込んで予習を済ませておきましょう。

 なお、現在バトル、航海アドベンチャー、プレイスポットなどの一部を遊べる体験版が配信中です。記事を読んで気になった人はぜひこちらをチェック!(体験版のセーブデータをゲーム本編に引き継ぐことはできません)

[IMAGE]※本記事はセガの提供でお送りします。

ついに天職を発見か!? 真島吾朗がハワイの地で選んだ生き方は“ゴロー海賊団”のキャプテン!【龍8外伝】


 物語は『龍が如く8』で桐生たちと共闘してから半年後が舞台で、難破した船の残骸とともに孤島の砂浜に打ち上げられていた真島が、島の少年・ノアに助けられたところからスタートします。しかも、真島は自分の名前すら思い出せない状態というありさま。

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 ですが、そんな真島の前に大航海時代の海賊然とした、ならず者たちが出現。彼らを撃退して船を奪取することに成功した真島は、記憶を取り戻す手掛かりを得るため、そして恩人であるノアの夢をかなえるために、“ゴロー海賊団”を結成して広大な海へ航海に出ることになります。

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 やがて“ゴロー海賊団は無法者たちの楽園・マッドランティスへ。伝説の財宝の噂で持ち切りなこの場所を中心に、宝を巡って悪党どもがにらみ合う一触即発の修羅の世界に飛び込んでいくこととなるのです。

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 と、このように本作の時間軸は『龍が如く8』の後となり、“外伝”でありながらしっかりシリーズの正史に組み込まれています。

 ですが、前作をプレイ済みであることが前提の作りではなく、ファン向けには知っていると「おっ!」となるサービスが中心なので、真島というキャラクターに惹かれた、アクションゲームが好きだから買おうかと迷っている、実況動画は見たけどまだプレイはしていない、などなど新規の方もぜひ安心して手に取ってほしいです。

 現在ローンチトレーラーでゲーム全体像を確認できるので、こちらもチェックしておきましょう。


<物語のここに注目!>
 本編中は『龍が如く8』で主人公だった春日一番や桐生一馬たちが出会った個性的なキャラクターたちとも再会でき、半年という時間経過での変化も楽しむことができます。当時から変わらない者、変わった者などさまざまな人間模様が見られので、何気ないテキスト情報にも注目ですよ。

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▲本作では“ゴロー海賊団”の船員として多くのキャラクターをスカウト可能です。なかには『龍7外伝』に登場したキャラクターの姿も!

真島吾朗、還暦でも衰え知らず! さらに凄みを増した“嶋野の狂犬”のバトル!!【龍8外伝】


 『龍8外伝』のバトルはコマンド入力ではなく真島を自分で操作するアクションを採用。大きな特徴は“狂犬”と“パイレーツ”という、2つの異なったバトルスタイルを切り換えて戦えることです。
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 両スタイルで共通しているのは、『龍が如く』シリーズで人気のヒートアクションを使えること。ヒートアクションはヒートゲージを溜めることで発動でき、多人数をまとめて倒したり一気に大ダメージを奪ったりできます。

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狂犬スタイル:真島らしいスピード感あふれるアクションが満載
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 まずは“嶋野の狂犬”の二つ名にて裏社会で恐れられていた、真島吾朗を象徴するバトルスタイルから紹介。拳や蹴りなどのケンカアクションとドス攻撃を融合させた、スピーディーかつトリッキーで直線的な攻撃を繰り出すことが可能です。

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▲敵をアッパーや蹴りで打ち上げてから空中でコンボを決めて地面にたたきつける! 流れるようなド派手な連続攻撃は爽快感バツグン!!

 そんな狂犬スタイルの醍醐味といえば、本スタイル中に溜まる“狂気ゲージ”で発動できる“分身”。分身の発動中は真島本体の攻撃に合わせて分身が攻撃してくれて、合体攻撃を繰り出すことも可能です。

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▲真島の動きで分身の挙動が変化。ボタンの長押しで回転攻撃といった特殊攻撃が使えます。しかも、真島本体がダウンしても攻撃し続けてくれるため、対ボス戦での切り札として大活躍すること間違いなし!
パイレーツスタイル:カトラスや多彩な海賊道具を使いこなす

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 海賊アクションが軸となる“パイレーツスタイル”は、攻撃範囲の広い二刀流カトラスで敵を切り裂くパワフルな攻撃がウリ。おもな特徴は“チャージガン”、“カトラスブーメラン”、“ワイヤーフック”という3種類の海賊道具を使うことができる点です。

 なお、“ワイヤーフック”は特定の場所をショートカットしたり、高所にあるアイテムを回収したりできるなど、バトル以外でも使う機会が用意されています。

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▲チャージするほど威力が上がる貫通銃撃の“チャージガン”。
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▲“カトラスブーメラン”はカトラスを投げて、ブーメランのような軌道で広範囲の敵を巻き込みます。
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▲“ワイヤーフック”はフックで敵を掴んで距離を一気に詰めるサポート色の強い海賊道具。

 そんなパイレーツスタイルの醍醐味といえば、4種類の財宝“呪神楽器”を手に入れると実行可能になる“呪神”の召喚です。

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大海の呪神 人喰いサメ地獄の呪い:呪いのヴァイオリンを奏でると、人喰いサメが地面から飛び出し、敵に噛みついて大ダメージを与えます。敵の数が多いほど大量の人喰いサメを召喚し、戦場を阿鼻叫喚の渦に巻き込みます。

大地の呪神 暴虐大猿地獄の呪い:呪いのギターを弾くと、暴虐大猿が現れ、その絶大なパワーで敵に大ダメージを与えます。ほかの呪神に比べて攻撃範囲は狭いですが、圧倒的な攻撃力を誇ります。

天空の呪神 疾風怪鳥地獄の呪い:呪いのサックスを吹くと、天から疾風怪鳥が舞い降り、巨大な竜巻を巻き起こします。竜巻に飲み込まれた敵は猛烈なダメージを受け続け、空へと散ってゆくことになります。

深海の呪神 電撃クラゲ地獄の呪い:呪いのオカリナを吹くと、電撃クラゲが幻想的な空間を作り出し、真島や仲間たちを癒します。その空間に入った敵には電撃を放ち、感電させて動きを封じる効果もあります。

<バトルのここに注目!>
 本作には過去シリーズにないジャンプの要素が追加。どちらのスタイルでもジャンプは実行可能で、たとえば大勢の敵に囲まれた際、ジャンプから強襲攻撃→敵を倒して囲みを突破して安全地帯へ移動、というようなヒット&アウェイが可能に。船上決戦(後述)など狭い範囲で大人数と戦うシチュエーションが多いだけに、利用価値はすごく高そうですよ。

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▲空中に浮かせた相手をジャンプして追いかけ、そこから追い打ちするために使うのがセオリーの1つかと。

第二の人生は海賊団の大親分!? ハワイの海で待つドキドキ&ハラハラの航海アドベンチャー【龍8外伝】


 『龍が如く』シリーズといえば、メインストーリーと肩を並べるくらいボリューミーなサイドコンテンツが欠かせません。本作では真島が結成した“ゴロー海賊団”の仲間たちと、所有する海賊船“ゴロー丸”を操作しながら、広大な海を冒険していく“航海アドベンチャー”が用意されています。
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 航海アドベンチャーの基本的な流れは、全部で5つある海域をゴロー丸で航海しながら財宝を探し出すこと。航海中は海に漂うアイテムなどを回収しながら、海域を縄張りとしている敵船を砲撃戦で撃破したり、宝島に乗り込んで財宝を回収したりと、“海賊らしい”遊びを体験することができるのです。

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砲撃戦&船上決戦:ゴロー丸を操舵しながら大砲を敵船にぶち込んで撃破

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 海賊との砲撃戦はゴロー丸を操舵しながら、左舷、右舷に取り付けられた砲台で攻撃し、敵船の耐久値をゼロにすれば勝利。ボスクラスの敵船だった場合は、仲間たちとともに敵船に乗り込み、船上決戦で決着をつける形に。

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▲基本は左右どちらかの側面を敵船に向け、砲撃を撃ちこむスタイル。砲撃が当たる距離になるとターゲットマーカーが光るため、攻撃タイミングもわかりやすいです。
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▲交戦中に停泊した状態では、ロケットランチャーを撃ちこんだり、機銃で攻撃したりもできます。
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▲砲撃戦で勝利するにはゴロー丸の強化が欠かせません。お金を貯めて船の装甲を強化したり、武装を大砲から火炎放射砲やレーザーなどに変更したりして、武装を強化していきましょう。
宝島:海域にある島に上陸して奥地に眠る財宝をゲット
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 海には財宝が眠る宝島が点在しています。宝島では財宝を狙うさまざまな海賊団が待ち構えていて、倒すことで島に隠された財宝が手に入ります。

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▲上陸できる島には財宝を狙う海賊や自然発生した毒霧や溶岩などがあるなど、危険がいっぱい。
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▲財宝のコレクションは航海アドベンチャーのやり込みのひとつになっています。
甲板モード:船員たちとの交流や戦闘前の準備などが行える
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 航海中に切り換えられる甲板モード。船内には船長室を始めとしたさまざまな施設があり、船上でのカラオケや、仲間との宴会や会食を楽しむこともできます。甲板下の談話室では船員たちとの交流に加え、キッチンでの料理や真島のコーディネートが可能です。

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▲アイテムを渡す、宴会を開くなどで船員たちの士気と経験値をアップ。士気が高いと戦闘中にバフがかかってパワーアップするので、積極的に上げていくといいですね。
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▲船員たちはホノルルシティやマッドランティスなどでスカウト可能なので、陸上での活動も重要になっています。
<航海アドベンチャーのここに注目!>
『龍が如く 維新!』のアナザーライフにハマったプレイヤーの心をくすぐる要素が、真島自ら包丁や鍋を振るう“ゴロゴロキッチン”。ボタン入力を成功させると調理が進み、時間内に行程をすべて終了できれば完成とルールはシンプルで、ちょっとした気分転換にもってこいのミニゲームになっています。

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▲リズムゲーム要素があった『龍が如く 維新!』と異なり、ボタン入力に成功すればオーケーと遊びやすくなっているのもポイントです。

笑いあり涙ありのサブストーリーと、時間を忘れるほど熱中できる魅惑のプレイスポット【龍8外伝】


 シリアスな展開が中心のメインストーリーとは異なり、ぶっ飛んだ展開や義理人情物語など、笑いあり涙ありの内容でファンを魅了してきた『龍が如く』のサブストーリー。

 『龍8外伝』でもその路線は健在で、なかでも昨年行われた“ミナト区系女子オーディション”に合格した5人が登場する“ミナト区系女子”のサブストーリーは、導入部分から結末まで大波乱の内容となっています。

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▲ミナト区系女子とコンパをしたいという夢を持つ船員・マサル(出演:秋山竜次(ロバート))のために、真島が5人の魅力的な女性たちと交流して仲よくなり、連絡先を交換して最高のパーティーをセッティングすることが目的です。
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 最終的に5人全員と仲良くなることで、マサルとミナト区系女子のパーティー(実写映像)を楽しむことができます。秋山氏が紡ぐ独特の世界観にも注目です!

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 また、先取りで2本のサブストーリーを紹介。どちらも世相を反映した『龍が如く』らしい展開なので、ぜひプレイして結末を見届けてみてください。

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▲“アイドルなんかじゃなかったら”:アイドルのバスツアーに参加するか悩む青年と出会った真島。参加を迷う彼の背中を押すためツアーに付き添うが、だんだんと雲行きが怪しくなっていき……。
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▲“時代~海賊とコンプライアンス~”:昔ながらの荒々しい振舞いのせいで、仲間の船乗りたちに愛想を尽かされてしまった船長と知り合った真島。ふたりはコンサルティング会社に勤める男に指導を受け、海賊流のコンプライアンスを学ぶことに。
<サブストーリーのここに注目!>
 サブストーリーでの注目はやはり“ミナト区系女子”。登場する5人は外見だけでなく性格や趣味なども本人の特徴が反映されており、リアルな彼女たちとの非日常を楽しむことができます。
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▲「ここまで踏み込んで大丈夫!?」とドキドキする展開もあるし、かなり全力で自分をさらけ出してくれているので、プレイ後は彼女たちのファンになる人が増えそうです。

 ここからはメインストーリーそっちのけでハマる人続出確定のプレイスポットを紹介。『龍が如く8』に収録されていたものや新たに追加されたものまで、ボリューム満点のラインナップとなっています。

カラオケ:真島らしさ満点のカラオケを楽しもう!
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 海賊団のテーマソングや新しいアイドルソングなどの新規楽曲はもちろん、お馴染みの楽曲も再登場。『龍が如く8』同様にサバイバーで唄うだけでなく、ゴロー丸でもカラオケを楽しめます。

<おもな収録曲>
・旅立ちの歌 -Journey to the new world-
・36.5℃の太陽
・Midnight Desire
・ゴロー海賊団のテーマ
・GET TO THE TOP!
・24時間シンデレラ

クレイジーデリバリー:クレイジーな配達は新たなエリアへ!

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 『龍が如く8』で登場したクレイジーデリバリーに、新たにアナコンダショッピングセンターの配達エリアが追加されます。エスカレーターを自転車で爆走するなど、テクニカル度はさらにパワーアップ。

ドラゴンカート:ハワイの街中を改造カートで大爆走!

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 『龍が如く7』で人気のドラゴンカートがハワイに初登場。本作ではライバルとの撃ち合いに特化したヴァーサスモードも初搭載されています。ホノルルの街を爆走して、ハワイ最速・最強を目指しましょう。

パイレーツ・コロシアム:マッドランティスにある海賊同士が対戦する闘技場

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 マッドランティスに集う海賊団たちと対戦できる特別な闘技場です。敵船との一騎打ちから、数十人が入り混じる大乱闘まで多彩なルールがあり、ここにしか現れないさまざまな対戦相手も登場します。

バンバン・バッティング:爆破型のバッティングセンターでホームランを狙おう

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 マッドランティス内で楽しめるプレイスポットの“バンバン・バッティング”。こちらのベースはシリーズで定番の“バッティングセンター”ですが、本作は大砲から撃ち出された砲弾をバットで打ち返し、爆弾の入った樽(赤色)に当てて爆破。そして樽の後ろに隠されていた宝箱のカギを狙い打ちし、破壊すれば中身をゲットできる形になりました。

不審者スナップ:ハワイの街に不審者警報発令!?

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 『龍が如く8』から登場したプレイスポット。個性豊かな不審者たちの動きを捉えて撮影しましょう。本作では新たな不審者「クリスタルパピヨン」が登場。

ライセンススクール:真島吾朗が取得するのは海賊のラインセス!?

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 ホノルルシティにある大海原ライセンススクールにて挑める資格試験。海賊学といった本作に沿った試験問題もあるようです。

ゲームセンター&マスターシステム:往年の名作がいまふたたびよみがえる!

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 ゲームセンターでは、水中ガンシューティング『オーシャンハンター』が新たに追加。マスターシステムには『ポセイドンウォーズ3D』、『スペースハリアー3D』、『スタージャッカー』など多彩なシューティングが用意されています。

<プレイスポットのここに注目!>
 個人的な注目プレイスポットの筆頭は“バンバン・バッティング”。破壊する場所によってはまとめて樽を爆破できたり、同時に宝箱のカギも爆破できたりと、効率的に狙うとスコアが大きく変動します。また、難易度が上がるとパズル性もアップするので、極め甲斐がありますよ。

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▲赤い樽を爆破させると、周囲の赤い樽も連鎖して爆破します。まとめて消せたときの爽快感は半端ないですよ!

 というわけで、『龍8外伝』の発売前総まとめをお届けしましたが、いかがだったでしょうか? “外伝”と聞くとスピンオフ感がありますが、紹介したコンテンツを見てもクオリティ&ボリュームとにも満足できる仕上がりであることが伝わったと思います。

 シリーズファンはもちろんのこと、まだ未プレイの方もぜひ『龍が如く』シリーズの一翼を担う『龍8外伝』を手に取ってみてくださいね!

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