サービス開始から1.5周年を迎えた戦国ウォークゲーム『信長の野望 出陣』で、インタビューを実施。1.5周年を振り返っての感想や1.5周年アップデートの狙い、さらに『花の慶次 -雲のかなたに-』コラボイベントの情報などについて聞いてきました。
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索引
1.5周年を迎えての感想は?【信長出陣1.5周年インタビュー】
――1.5周年を迎えた今のお気持ちや感想をお聞かせください。
1.5周年の準備は1周年のころから始めてきたので、ようやくお披露目できるという気持ちと、初めてのタイトルコラボもあるので、みなさんに楽しんでいただけるかなという緊張が入り混じっています。3か月単位、半年単位で開発を進めているので、時間が経つのがあっという間です。
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――1.5周年を振り返って、印象深い出来事は何でしょうか?
1周年の際に生放送に出演させていただいてから、各ご当地イベントでプレイヤーのみなさんからお声がけいただくことが増えました。みなさんに応援していただいてとてもエネルギーをいただき、もっと面白くしなければという使命感も湧きました。
この数か月で新しいイベントとして戦国双六を用意しましたが、1回目は賽(サイコロ)の制限によって報酬が取り切れなかったり、バランスが悪かったりしました。SNSだけでなく、ご当地イベントでもご意見いただきました。2回目で改修しましたが、3回目以降もゲームのテンポやバランスなどより良くなるよう調整を加えていきます。
また威名1,000の武将についてもたくさんご意見いただいたり、たくさん登用していただきました。ありがとうございます。今後、より武将たちが活躍できる場を作っていきたいなと考えています。
『花の慶次 -雲のかなたに-』コラボイベントで登場する威名1,000の前田慶次&直江兼続の能力はどうなる?【信長出陣1.5周年インタビュー】
――今回、『花の慶次 -雲のかなたに-』コラボイベント(以降、サブタイトル省略)を開催した経緯や理由について教えてください。
サービス開始してからコラボイベントは検討していましたが、1.5周年にしてようやく実現しました。
出陣の幅を広げるために、コラボイベントを検討している中で、『花の慶次』は社内でもたくさん推す声があり最有力候補としていました。私が高校生のころ連載で読んでいて、熱い物語に涙しましたので最初のコラボを飾るにふさわしい作品だと思いました。また、プレイヤーのみなさんからのアンケートでもコラボして欲しいコンテンツの第1位だったことも大きかったです。
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――コラボ武将の選出理由は何でしょう?
まず、前田慶次は1.5周年の目玉の武将として設定しました。今回のコラボでは、列伝イベント(ストーリーイベント)と共闘イベント(レイドイベント)を用意したかったので、それぞれの核となる武将を考えました。
列伝イベントは、原作の序盤のストーリーを追ったものですが、この物語には欠かすことのできない終生の友である直江兼続を威名1,000の登用武将として用意しました。また、慶次の莫逆の友として奥村助右衛門を列伝イベントの報酬として、慶次の憧れとしてこちらも欠かせないまつをログインボーナスやパネルミッションの報酬として選定しました。
共闘イベントは原作中盤の熱い小田原城攻略を扱ったものになりますので、力も存在感もあり、殴り合いのあと慶次と和解する伊達政宗を威名1,000の武将として用意しました。共闘Pt報酬としては、強大な存在感を持つ豊臣秀吉を威名900として用意しました。また原作で成長していく真田幸村も印象的でしたので報酬武将として選定しました。
――コラボ武将のなかでも、威名1000武将である前田慶次や直江兼続の性能の特徴について教えてください。
前田慶次は自身に弱化無効を付与し、敵に切り込む騎馬アタッカーです。 通常攻撃を行うたびに自身に強化状態を付与するという新しい特徴を持っています。
直江兼続は、副将として編成したときに活躍します。 自部隊の強化状態の個数が多いほど部隊の与ダメージが上昇するため、頻繁に強化状態を付与できる前田慶次と相性が抜群です。 勢力は、2名とも勢力「花の慶次」に所属しています。
また、直江兼続は初の「2勢力所属」武将となり、上杉家にも所属しています。 これまでの同一人物同様、二つ名違いとして既存の前田慶次、直江兼続と同一に扱われます。直江兼続は【毘沙門天】上杉謙信や【車懸かり】上杉謙信の部隊で副将に設定すれば、不屈持ちの好守兼ね備えた上杉謙信部隊ができます。
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――コラボ列伝イベントのストーリーは、オリジナルのストーリーなのでしょうか? それとも原作をなぞるものになる?
列伝イベントは原作1話から12話までのストーリーをなぞるものになります。前田慶次が登場し、松風・おふうとの出会い、四井主馬・佐々成政との戦いなどが描かれます。
――初心者がコラボイベントを機に初めても、コラボ武将は入手できるのでしょうか?
今回のコラボ武将である前田慶次(1.5周年)、直江兼続(列伝)、伊達政宗(共闘)の3名はコラボ限定の登用で入手可能です。前田慶次の特別登用は、10連、30連、50連で、SSR確定+ピックアップの確率を増やしています。
奥村助右衛門、まつ、豊臣秀吉、真田幸村の4名はコラボイベントの報酬でログインしたり、パネルミッションを達成したり、イベントで手に入れたポイントと交換することで入手可能です。
コラボイベントへの参加、ログインボーナス報酬の獲得には、チュートリアルであるメインミッション第4章「領地の発展」のクリアが必要です。
また武将以外にも装備品として慶次がいつも所持している「煙管(キセル)」、慶次の愛馬「松風」、直江兼続の「愛染形前立兜」が登場したり、旗指物として「大ふへん者」「ぐ連隊」の旗なども用意しました。
またプレイヤープロフィールアイコンとして「村井若水」「村井陽水」「骨」「おふう」など、ユーザーフレームとしては「煙管」や「だがそれがいい」もあります。フィールド上の民も『花の慶次』仕様に変わっていますので、会話などを見て、『花の慶次』の雰囲気を味わってください。
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1.5周年アップデートの目玉は?【信長出陣1.5周年インタビュー】
――拠点合戦省略など多くの改修が行われますが、特に注目してほしいものや、特別な狙いをもって行ったものがありましたらコメントをお願いします。
アップデートの目玉は、「直轄地」という新要素として追加する「武家屋敷」と装備品のパワーアップSSR+となりますので、それはこの後お話しします。
拠点戦の省略回数を全員に1日5回分付与します。それ以外に特級手形、支城手形などにより、それぞれ1日10回ずつ付与します。ただ、市区町村100%に挑戦する制圧戦は手動で戦っていただきます。
またお気に入り武将がいる茶室のみ登録する委任設定を追加し利便性を向上させます。地方で1区画が広い地域にお住いの方が具申を受けづらいことへの改善要素として、領地を訪問しなくても具申を受けられるアイテム「具申状」を追加します。そして武将のLvを55まで開放します。
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――「精錬銀」による特性追加はどうなりますか?
SSR+装備品は、新アイテム「精錬銀」を使って精錬することができます。SSR+は特性枠が1つ追加されランダムに新しい特性が付与されます。 さらに「打直し札」を使ってSSR+装備品を打直しすると精錬で追加された特性を再抽選できます。
抽選の対象となる特性は打直し札の種類によって異なり100種類以上あります。「精錬銀」「打ち直し札」はイベント報酬などで入手できるので、これから開催されるイベントもぜひチェックしてみてください。
――武家屋敷については、やや内政の「取引所」とイメージがかぶる部分がありますが、差別化を意識した部分や大きな違いがありましたら教えてください。
新たに「直轄地」という要素を取り入れました。これは自分の領地の中に特定の施設を置くことができ、発展させていくことができます。
第一弾は「武家屋敷」です。自分の領地に「武家屋敷」を設置し、武将を配置し、実際にフィールド上で武家屋敷を訪れて武将と交流すると、毎週武将の威名を上昇させたり、アイテムの獲得ができます。武将との会話メッセージもいくつかありますので見てみてください。
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新規イベントのキーワードは「地図」と「対戦」?【信長出陣1.5周年インタビュー】
――今後の運営の課題について、優先的に改修などを行う予定のものはなんでしょう?
それぞれのイベントでは課題と今後の展開を抱えていますので、それぞれ並行して着手しています。また全体的には武将回りの性能や入手について、武将を活躍させる場所について、リソース回りの余剰や不足について、中長期的な目標の追加などたくさん対応したいことを抱えていますので、具体的な時期や優先順位はお伝え出来ませんが、1つずつ解決していきます。
――ユーザーからはどんな要望が多いですか?
攻城戦に対する要望を多く頂いています。マッチングの条件や奪還戦発生条件、空城への対策の要望などいただいており、対策を検討しています。また、一部のアイテムの所持上限数の引き上げや不足についても多いです。
今回は装備品の所持数上限、武将Lv上限を上げ、武将友好度の使い道を用意しましたが、それで解決しているわけではありませんので、引き続き対応していきます。もちろん武将の登用についてもご要望は多いです。
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――威名1000武将は節目で実装予定とのことでしたが、具体的にはどんなイベントで実装していくのでしょうか?
今後、威名1,000の武将は、イベントに絡めて登場することもありますが、徳川家康や豊臣秀吉などの単独の登用を中心にしようと考えています。なので、今のところ年末の列伝イベントで出た威名1,000の明智光秀もレギュラー化はしない予定です。
――今後新規イベントの実装予定はありますか? 可能な範囲でヒントやキーワードをいただけますと幸いです。
暑くなる前に新しいイベントを用意したいと思います。キーワードは「地図」と「対戦」です。
――最後にファンへのメッセージをお願いします。
いつもプレイしていただきありがとうございます。新しいイベントだけでなく、既存の仕組みの改善や、より目標ができる要素も用意していきたいと思います。また今回の『花の慶次』とのコラボについても感想をいただければ今後に活かしていきます。今後ともよろしくお願いします。