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【にじさんじ】VOLTACTION 1st LIVE “Dynamic VOLT”レポート。「一生忘れられない思い出」になった念願の初単独ライブ

文:渡辺美咲

公開日時:

 にじさんじの7周年を記念したイベント“にじさんじ 7th Anniversary Festival(にじさんじフェス2025)”が2025年2月21日(金)〜23日(日)に、幕張メッセ 国際展示場 展示ホール1~8/幕張イベントホールにて開催された。

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 本イベントでは展示やアトラクション、ホールでの催しなどが実施されており、2月23日(日)には“VOLTACTION”(ヴォルタクション)初の単独ライブ「VOLTACTION 1st LIVE “Dynamic VOLT”」 を実施。圧巻のパフォーマンスで観客を魅了したイベントは大盛況のうちに終了した。

 電撃オンラインでは、そんなライブの様子をレポートにてお届けする。

初の単独ライブは4人の“絆”を感じさせる内容に


 “VOLTACTION”とは、風楽奏斗さん、渡会雲雀さん、四季凪アキラさん、セラフ・ダズルガーデンさん4名による同期ユニットで、過去にはドキュメンタリー番組がYouTubeに投稿されるなど、さまざまなことに“挑戦”する姿も彼らの魅力のひとつである。


 開演時間になると、VOLTACTION4名の映像がスクリーンに映し出され、遂にライブがスタート!

 ステージ下から4人が飛び出し、最初に披露したのは、2025年1月に発売されたアルバム『Action!!!!!!!!!!!!』にも収録されている『TAKE ACTION』だ。アルバムのオープニング・トラックである本楽曲は、まさしくライブの“始まり”を予感させる。

 彼らのハーフアニバーサリーを記念して公開された『Watercolor』は、さわやかな曲調が印象的な青春ソングだ。曲に合わせて振られる4色のペンライトも会場内を彩っていた。

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 念願の単独ライブ開催にはしゃぐ4人は、MC内で少し変わった自己紹介をしてみせた。「僕の名前はー?(風楽 )」「かなと〜!(観客)」と、コール&レスポンス要素のあるメンバー紹介で会場内の熱気を徐々に高めていく。そして最後には「俺たちはー?(4人)」「VOLTACTION〜!(観客)」と、客席との一体感も感じられた。

 ライブといえばコーレス(コール&レスポンス)ということもあり、続いてひとりひとりが個性あるコールで観客を沸かせていた。「やりたかったやつ、いいですか?」と言った四季凪さんは、定番の「1階席〜!」「2階席〜!」コールを行ったりと、ライブ序盤からアクセル全開。他の3人もそれぞれのコールを見せてくれた。

 彼らは“にじさんじNo.1のダンスボーカルユニット”を目指していることもあり、本ライブでは全体的にダンスナンバーが多いセットリストとなっている。昨年開催の“NIJISANJI COUNTDOWN LIVE 2024→2025”でも披露された『De Lu Lu』『インレイド -Dance Remix-』と続き、完成度の高いダンスパフォーマンスには目が奪われた。

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 ここからは各メンバーによるソロパートもセトリに組み込まれており、渡会さんは『バッド・ダンス・ホール(ぱなまんカバー )』を熱唱。持ち前の歌唱力で観客をアッと驚かせた。

 渡会さんと入れ替わりで登場したのは風楽さんで、アニメ主題歌としても有名な『ピースサイン(米津玄師カバー)』を歌い上げる。間奏時には「お前ら全員、俺の最高のヒーローだよ」と口にしており、思わず感動したファンも多いだろう。

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 そして2人 は、先ほどの2曲とは雰囲気が打って変わる『Checkmate』を披露。終わった後には互いにハイタッチをしたりと、仲睦まじい様子も垣間見えた。

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 続いては再び全員での歌唱へと戻り、アルバム収録曲『Crazy World』や、アラビアン衣装でのMVが印象深い『Desert Diamond』を歌い上げる。『Crazy World』は他の楽曲とは違いスタンドマイクを使用したりと、ライブでの細やかなこだわりも感じられた。

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 早くもライブは後半戦となり、残る2人のソロ楽曲が堪能できた。多くの配信や大会で“にじさんじ”リスナーに衝撃を与えてきた四季凪さんは『踊り子(Vaundyカバー)』を選曲。一面の青い景色(ペンライト)に「こんなに美しい光景を見せてくれてありがとうございます」と感謝を述べていた。

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 『ネオンライトの海に沈む』ではセラフさんも加わり、しっとりと歌い上げる2人。その後のMCでは、緊張のあまり控え室で何度も歌っていたと話す四季凪さんのホテルでのエピソードも明かされた。

 セラフさんのソロ楽曲では観客にコールして欲しい箇所があるそうで、四季凪さんも加わり練習が行われた。そんなセラフさんが歌うのは『秘密(SUPER BEAVERカバー)』。本楽曲からは配信時と歌唱時のギャップが存分に感じられるとともに、彼の想いが十分に伝わってくる瞬間でもあった。

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 その後も人気ドラマの主題歌に起用された『キセキ(GRe4N BOYZ カバー)』や、シャボン玉での演出に目を奪われた『I can be the One』と続き、オリジナル楽曲とカバー曲の双方が味わえるステージはあっという間に時間が過ぎていく。

 MCでは今回披露した曲の振り返りやドキュメンタリーの裏側エピソードが語られ、同時に突然英語で喋り出した彼らのわちゃわちゃした雰囲気も微笑ましい。

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 最後の曲はVOLTACTIONにとっても思い出深い『RELOAD!!!!』で、MV内で描かれていた“目標 ”には改めて感動を覚えた方も多そうだ。曲の途中では紙吹雪も飛び出し、ファンを驚かせていた。

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 ここで出演者たちは降壇し、ライブは終了……かと思いきや、少しずつゲージに電力が溜まっていく様子がスクリーンに映し出される。ゲージは限界突破し“1000%”まで溜まるとアンコールに応え4人が再び登場! 平成の名アニソンでもある『マジLOVE1000%(ST☆RISHカバー)』では観客も大熱狂するとともに、見事なコールを会場内に響かせた。

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 楽曲終了後にはお待ちかねの告知コーナーが行われ、ブロマイドセットの販売や各メンバーそれぞれのセンター楽曲の制作について発表された。また、本ライブではひと足先にセラフさんがセンターを務める『Sanctuary』が生歌唱され観客を魅了させる。

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 「VOLTACTIONといったらこの曲」ということで、本公演のラストで歌われたのは彼らのデビュー楽曲『インレイド』。終盤では1人ずつライブの感想が述べられ、「一生忘れられない思い出」「1回じゃ終わらせないですよね」という言葉からは、次回のライブ開催への期待もうかがえた。そして最後には「ありがとうございましたー!」とマイクを通さず肉声での挨拶が行われ、ライブは無事幕を閉じた。

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