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『ダークアンドダーカーモバイル』先行プレイ感想。ソロでもマルチでも挑めて着実に成長できる気楽さがクセになる。各クラスの特徴や強みも解説【ダクモバ】

文:Ak

公開日時:

 KRAFTON JAPANより配信予定の新作スマホ向けRPG『ダークアンドダーカーモバイル』(※)の先行レビュー記事をお届けします。

※タイトル名については変更が予定されています。[IMAGE]

 なお、レビューに使用しているデータは開発中のものです。

ていねいなチュートリアルでゲームの基本を学べる!【ダークアンドダーカーモバイル先行レビュー】


 『ダークアンドダーカーモバイル』は、ダンジョンを探索しながら物資を回収し、生還を目指すバトルロイヤルゲーム。

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 いわゆるバトロワゲーとしての要素も多数ありますが、特徴的なのは“最後まで生き残る”ことが目的ではなく、あくまで“物資を回収して生還する”のが目的であること。

 必ずしも他プレイヤーと積極的に戦闘しなくてもいいのが、バトロワゲーとしては新鮮ですね。もちろん、状況によっては戦闘が避けられないこともありますが……。

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 ダンジョン探索や戦闘のノウハウがイチからていねいに学べるチュートリアルもあり、バトロワゲー初心者もゲームの流れを基本から学べます。

 チュートリアルはストーリー仕立てになっていて、世界観に没入しながらゲームシステムを説明してくれるのがうれしいポイント。

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 血で血を洗う殺伐とした世界かと思いきや、ガイド役のカンドラックがかなりいいヤツで癒し。

 正直ガイド役だけで終わるにはもったいないほど愛着が沸くので、本人もいうとおりどこかで冒険者(傭兵)として再会したいですね。

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 チュートリアルでは対人戦の心得なども実戦形式で学ぶことが可能です。さらにチュートリアル中では驚きの演出もあります。

 「宝箱を開ける間も油断するな」という大事な心得を、まさかあんな形で教えられるとは……必見です。

ソロでもマルチでもダンジョンに挑めるのが気楽【ダークアンドダーカーモバイル先行レビュー】


 まずは拠点で体勢を整えてから、ダンジョンに出発するのがゲームの流れ。

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 拠点ではダンジョンに持ち込む装備やアイテムを整理したり、スキルを付け替えたりできます。

 ダンジョンなどで倒れて素寒貧になっても、最低限の装備&アイテムは“支援者”が無償で補充してくれるので、リカバリーが手軽なのが初心者にはありがたいです。

 また支援者からもらえる装備&アイテム(サポート装備)は、キャラクターレベルを上げるとより高いレアリティのものへと変化していきます。成長とともに戦力が底上げされていくので、成長を実感しやすいシステムになっていますね。

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 ただしサポート装備ではもらえる回復アイテムの数がやや少ないので、できれば少し足しておきたいところ。商店で安価で購入できるので、足りないものは補充するといいでしょう。

 また商店では消費アイテム以外に装備も購入可能。値段はそれほど高価ではないので、戦力の立て直しはラクチンですね。

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 ダンジョンには、ソロで挑める“ソロダンジョン”と、パーティで挑める“パーティダンジョン”が存在。自分のプレイスタイルに合わせたダンジョンに挑むことができます。

 ソロダンジョンでは、比較的シンプルな探索が楽しめます。一回のプレイ時間も短めなので、サクッと気楽にプレイしたいならオススメです。

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 パーティーダンジョンでは、他プレイヤーとチームを組んでダンジョンに挑めます。あくまで序盤のバランスですが、ソロダンジョンよりも難易度は高めの印象。そのぶん拾える物資もいいものが多かったです。

 ちなみにパーティメンバーには他プレイヤー以外に、傭兵としてNPCも雇えます。気楽に疑似的なマルチプレイを楽しみたいなら雇うのもアリですね。なお、プレイヤーの成長に合わせて傭兵の質も上がっていくようです。

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 ダンジョンから持ち帰ったアイテムで、さらに戦力を強化!

 ときにはダンジョン内で倒れることもありますが、リカバリーの敷居が低いので再挑戦の意欲を失わずにすみます。装備を集めたりキャラクターレベルを上げたり、多彩な成長要素のおかげで着実に成長していけるのがハクスラゲーとして楽しいですね。

クラスごとの特徴を解説!【ダークアンドダーカーモバイル先行レビュー】


 今回のレビューでは、実装されている6種類のクラスを触ることができました。

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 キャラクターのクラスは途中変更できませんが、新規キャラクターを作ることで別のクラスを試せます。

 キャラクター枠は初期は3枠ですが、アカウントレベル(プレイヤーのレベル)が8になるともう1枠解放。初期段階では最大4枠までのようです。

 ちなみに倉庫は各クラスで共有できます。いい装備が入手できたら、その装備を扱えるクラスを始めてみるというのもよさそうですね。

ファイター

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 剣と盾を扱うバランス型のクラス。目立った特徴はないものの、防御性能が高いので接近戦での安心感がすごいです。

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 盾のおかげで不意の事態にも強く、攻撃速度も速いので対応力が高め。基本的な戦い方を覚えるのに適したクラスといえるでしょう。

クレリック

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 魔法で回復や攻撃が可能なクラス。

 基本的にはサポート向けの性能ですが、初期装備がメイスなので接近戦でもそれなりに戦えます。

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 回復アイテムなしで回復が可能なのも強みで、とくにパーティーダンジョンでは味方を回復できるのが利点。

 またアンデッド系の敵へダメージを与えられるのも特徴なので、ダンジョンによってはアタッカーとしても活躍できるかもしれません。

レンジャー

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 弓による遠距離攻撃を得意とするクラス。

 矢は一定数放つと補充する必要がありますが、補充回数に制限はないので気楽に使えます。

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 近接攻撃と比べると狙いを付ける必要があるので、操作の手間は多め。とはいえタッチ操作で手軽かつ正確に狙いを付けやすいので、操作難度は低めですね。

 ちなみに弓以外の武器も装備できるので、敵に囲まれたり、ふところに潜り込まれたしたときは近接武器に持ち替えて戦うのもアリです。意外と対応力も高いので、初心者でも使いやすいクラスだと思います。

ローグ

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 隠密行動に長けたクラス。接近戦は苦手ですが、素早く動けて危機を脱出する能力は高めです。

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 一定時間ステルスになることが可能で、隠れながら移動して敵をやり過ごすことができます。ただし宝箱や扉を開けたり、攻撃したりするとステルスが解けてしまうので要注意!

 全クラス中でも屈指の撃たれ弱さなので、装備が充実するまでは操作難度は少々高め。やや上級者向きのクラスという印象です。

バーバリアン

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 両手持ちの武器の扱いが得意なクラスで、一撃の威力はトップクラス!

 動きは鈍重ですが、それを補って余りある火力が強みです。

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 攻撃範囲が広いので、乱戦にも強いです。複数の敵を相手にしやすいので、とくにパーティーダンジョンでは活躍できそうですね。

 とにかく立ち回りがシンプルなので、初心者でも扱いやすいです。気持ちよく敵を一掃したい人にオススメ!

ウィザード

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 多彩な属性の呪文で敵を攻撃できる遠距離系クラス。初期は選択できませんが、アカウントレベルを8まで上げると解放されます。

 解放条件があるだけに、操作難度は少々高め。

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 “ファイヤーボール”で燃焼させて広範囲にダメージ、“雷撃”で敵の行動をキャンセル、“ライトニングスフィア”で感電と、魔法によって敵に多彩な効果を与えられるのが強み。

 状況に合わせて魔法を使い分けるのが重要ですが、汎用的な攻撃魔法も持つのでシンプルに戦うことも可能です。ただし接近戦の手段が少ないので、距離をとる必要がある点には注意が必要ですね。

シーズン制で変化のある探索が楽しめる!【ダークアンドダーカーモバイル先行レビュー】


 『ダークアンドダーカーモバイル』はシーズン制となっており、シーズン終了後に次のシーズンになると下記の資源はリセット。シーズンコインに変換されます。

■リセットされる主な資源
・キャラクターレベル(アカウントレベルはリセットされない)
・金貨や各種コイン
・冒険者ランクポイント
・クエストの進捗状況
・バトルパス
・装備やアイテム(コスチュームなどはリセットされない)

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 装備やアイテムがリセットされるのは残念には思えますが、シーズンごとに戦力がリセットされるので公平な戦いが楽しめるのは初心者にはうれしいポイント。新シーズンが始まるタイミングでは、新規プレイヤーも参入しやすそうですね。

 アカウントレベルが引継ぎできるので、要素の解放などはそのままなのはうれしいところです。

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 ソロでもマルチでも楽しめて、倒れたときのリカバリーが簡単になっているおかげで気軽に遊べるのが『ダークアンドダーカーモバイル』の魅力。ハクスラ系でじっくり楽しめるRPGを探している人にピッタリの作品になっています。

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