電撃オンライン

『アイドルマスター TOURS』が3月26日から稼働開始。リズムライブとクリエイトライブの概要やゲーム全体の遊び方などをおさらい

文:セスタス原川

公開日時:

  『アイドルマスター TOURS(ツアマス)』は、3月26日よりゲームセンターで稼働予定のシリーズ新作。アーケード版の初代『THE IDOLM@STER(アイドルマスター)』以降久々となるアーケードタイトルとして、ゲームセンターで『アイドルマスター』が登場します。今回の記事では稼働目前の最新バージョンの試遊レポをお伝えしつつ、本作の遊び方をおさらいしていきます。

[IMAGE][IMAGE]

アーケード『ツアマス』は描き下ろしカード×リズムゲーム×ライブ作成


 本作は、プレイごとに獲得できるカードを使用してリズムゲームやライブ演出を行います。

[IMAGE]

 登場するアイドルは、『アイドルマスター』『アイドルマスター シンデレラガールズ』『アイドルマスター ミリオンライブ!』『アイドルマスター SideM』『アイドルマスター シャイニーカラーズ』から15名。リリース後のアップデートでは『学園アイドルマスター』のアイドルたちも追加予定です。

[IMAGE]

 稼働開始時の収録楽曲は「THE IDOLM@STER」「お願い!シンデレラ」「Thank You!」「DRIVE A LIVE」「Spread the Wings!!」「なんどでも笑おう」「VOY@GER」の7曲。楽曲は今後のアップデートで追加されていきます。

[IMAGE]

 あまりアーケードタイトルになじみがない方に向けて説明すると、これまでにリリースされている『アイドルマスター』シリーズのスマホ用ズムゲームを想像していただき、そのアイドルたちがデータではなくカードの実物として手元に残るイメージです。

 アーケードのメリットとしては、アイドルたちのイラストが描かれた美麗なカードが手元に残るためコレクション性が高いこと。アーケードの筐体ならではのゲーム体験ができることなどが挙げられます。

 カードには、アイドルたちの見た目をカスタマイズできる「衣装」と「アクセサリー」、ライブの手助けをする「サポ―ト」「SPアピール」の4種類があり、どれもアイドルたちが描かれたカードとなっています。

[IMAGE][IMAGE][IMAGE][IMAGE]

 第1弾のカードは94種あり、すべて『ツアマス』の新規描き下ろしで、中にはキラ加工入り、箔押しサイン入りなど特殊加工のバージョンもあります。イラストもプロデューサーのみなさんの心を掴むような魅力的なカードばかりで、これらのカードが手に入るだけでプレイする価値があると言っても過言ではないでしょう。

[IMAGE]

 ライブに出演するアイドルは、一部の楽曲を除いて自由に選べます。複数のシリーズが登場することを活かして、プロダクションの枠を超えたあなただけのユニットを作ることも可能です。

 また、一部のアイドルたちは組み合わせることでシナジーが発動することもあります。元々ユニットを組んでいるメンバーはもちろん、意外な組み合わせでも発動するパターンがあるので、いろいろな組み合わせを試してみましょう。

 本作は細かい部分までアイドルの見せ方にこだわっており、ライブ前のハイタッチ演出のリアル感、カスタム画面でアイドルを動かした際の毛先の動きまで描かれています。もちろんライブ中はアイドルの一挙一動からライトによる陰影まで、アーケード筐体ならではの“アイドルが目の前にいる感”を楽しめます。プレイする際には、ぜひアイドルたちの細かい部分まで注視してみることをオススメします。

[IMAGE]

リズムライブとライブクリエイトの2つから選べる

[IMAGE]

 ゲームは大きく分けてリズムライブとクリエイトライブの2つです。1回のプレイにつきどちらか1つのモードで遊べます。

リズムライブ


 リズムライブがいわゆるリズムゲームにあたるモード。こちらは楽曲にそれぞれ用意された4つの難易度の中から1つを選択してハイスコアを目指します。

[IMAGE]

 筐体にはボタン、スライダー、スイッチの3種類の操作箇所があり、プレイ中にはノーツに合わせて主にボタンとスライダーを使用します。

[IMAGE]

 スイッチに関しては、ノーツの判定や獲得スコアをアップさせるアピールの発動に使用しますが、自動でアピールが発動する機能がデフォルトで備わっているので、スイッチを使った手動操作は玄人向けになります。必ずしも使う必要はありませんが、使いこなせればタイミングを自ら選んでよりスコアアップが狙えると覚えておきましょう。

 本作のリズムゲームの特徴であり慣れが求められる部分はスライダーの上げ下げ。うまくノーツの長さに合わせて上下するスピードを調整したり、しっかりと上げるところは上げる、下げるところは下げると指定されていたり、この操作をスムーズにできるかがスコアアップに大きく影響すると感じました。

[IMAGE]

 ライブは最終スコアが一定ラインに達しているかで成否が決まりますが、難易度が上がってくるとコンボを繋ぐだけではスコアがギリギリになってしまいます。ノーツの精度でスコアを上げるのは限界があるため、そこを衣装やサポート、SPアピールなどのカードによる効果でスコアの底上げをしていきます。ここが本作ならではのゲーム性と言えるでしょう。

[IMAGE][IMAGE]

 そうなると「良いカードを持っていないと高難易度はクリアできないのか?」という不安も生まれるかもしれませんが、同じアイドル・衣装でゲームを重ねることで着こなしレベルが上昇して最初よりもハイスコアを出せるようになります。

[IMAGE]

 難易度エキスパート・マスターは、楽曲ごとには全国ランキングがあり、そこで上位を目指そうとするとゲームテクニックに加えて理想のカードを揃える必要も出てきますが、ひとまず楽曲のクリアを目指すのであればそこまでカードにこだわる必要はなく、手元のカードや担当アイドルなどを優先しても問題ありません。

クリエイトライブモード


 クリエイトライブモードは、ライブ演出を自分好みに操作して撮影できるモード。アイドルたちの輝く瞬間を愛でていたい、自分だけのステージをプロデュースしたい方向けのモードです。リズムゲームにあるノーツ(音符)がない代わりに自由度が高く、創作に特化しています。

[IMAGE]

 このモードではボタンやスライダーの各操作がカメラ調整、ライト調整、エフェクト発動に切り替わり、自分のタイミングでライブに関する演出を決められます。

 楽曲に合わせてライト演出を調整、歌い分けを意識してカメラワークを変更など、手の加えどころは無限大です。

[IMAGE][IMAGE]

 演出したライブのアーカイブは公式連動サイト「アイドルマスター TOURS マイページ」上にライブIDが保存され、自分の演出したライブIDをシェア、別の人が演出したライブIDを検索してお気に入り登録することができます。お気に入りに登録したライブアーカイブは、ゲーム筐体でリズムライブの背景に設定して遊ぶことも可能です。

[IMAGE]

 どちらのモードにも共通している機能として、ライブフォト(スクリーンショット)の自動撮影と手動撮影の機能が搭載されています。

 両モードのプレイ中は自動で映えるカットを撮影してくれるうえ、ここぞという場面は自分で撮影ボタンを押して撮影が可能です。撮影した画像は二次元バーコードを通じて自身のスマホにダウンロードできます。

 手動撮影を行うのは基本的にクリエイトモードになると思われますが、撮影できる枚数は12枚と限りがあります。残り撮影可能数には注意しましょう。

[IMAGE][IMAGE]

基本的なゲームの遊び方


 本作には2つのモードがあるため、どう遊ぶか悩んでしまう方もいらっしゃるでしょう。

 最初にプレイする際に、上記で説明したモードの概要を確認したうえでどちらが自分に合っているかを事前に決めておくと、いざ筐体に座った際に戸惑わずに済むはず。しっかりとリズムゲームとして楽しみたいのか、アイドルたちの姿を見たいのか、目的に応じて2つのモードを選びましょう。

 リズムゲームを遊びたい人も、高難易度になると要求スコアが上がってくるため、そちらに挑む前にはプレイしてカードをある程度揃えたり、着こなしレベルなどの育成要素をクリエイトライブモードや比較的クリアしやすい楽曲で進めたりしてから挑戦する流れがオススメです。

[IMAGE]

 クリエイトライブモードを中心にプレイしたい方は、リズムゲームをせずに黙々とライブを作り続ける形でも問題なし。クリエイトライブモードでも育成要素は進みますし、カードもプレイした際に手に入るので、気が向いた際にリズムゲームもやってみる……というのも立派な遊び方の1つです。

[IMAGE]

 プレイを続けているとプロデューサーレベルやアイドルとの信頼度などが上昇していき、ライブの前後で見られるコミュが新たに解放されます。このレベルアップと解放はやり込み要素の1つなので、プレイする際にはデータを記録できるBandai Namco Passport(アミューズメントICカード)を忘れずに使用しましょう。

[IMAGE][IMAGE][IMAGE]

 プレイ時間は基本的には1プレイで10分程度。1プレイの基本料金は200円(1プレイ+カード1枚払い出し)です。どちらのモードもライブ前の準備時間が長めに用意されているので、準備にかける時間ごとに前後します。

 普段アーケードタイトルをプレイしない方はプレイごとに料金を支払う感覚に慣れないかもしれません。ゲームセンターに人よりも通う筆者の目線では『アイドルマスター TOURS』は手元にカードが残ることも考慮するとプレイ時間など含めてコストパフォーマンスの高いタイトルという印象です。

[IMAGE]

 1プレイにつき4回まで100円の追加でカード購入が可能で、1プレイでは最大600円でカードを5枚獲得できます。早くカードを集めたい方はこの機能を活用してどんどん手持ちのカードを増やす方法がオススメ。せっかく手に入れたカードが傷ついてしまっては勿体ないので、カードを保存するためのカードスリーブやローダー、カードケースなどの事前準備はお忘れなく。

[IMAGE]

 大きな画面で味わうライブの臨場感や、実際にボタンやスライダーを動かす操作感はぜひ一度体験していただきたいところ。アーケードタイトルならではの没入感に驚かされること間違いなしです。プロデューサーのみなさんは、ぜひお近くのゲームセンターに足を運んでくださいね。

ちなみに3月27日(木)に配信される電撃ゲームライブでは、本作の魅力を紹介予定! こちらもぜひチェックしてみてください!

    本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります