コロプラより2025年春にリリース予定の完全新作『神魔狩りのツクヨミ』(iOS/Android/PC)は、コンセプトプランナー・金子一馬氏が描く世界×AI技術を使用した新たなゲーム体験を楽しめる、タワマンローグライクカードゲームです。
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配信に先駆けて、メディア向けの体験会が行われました。今回は、先行プレイレポートをお届けします。
索引
主人公は国家守護を担うツクヨミ【神魔狩りのツクヨミ先行プレイ】
『神魔狩りのツクヨミ』の物語は、国家守護を担う組織“ツクヨミ”に所属する4人の主人公たちの活躍が描かれています。
■あらすじ
20XX年、東京。
主人公は、国家守護を担う組織「ツクヨミ」に属するツクヨミ。
任務で巨大なタワーマンションTHE HASHIRAを訪れた。
そこは一般人には通り抜けられない結界で封じられ、
“神魔”と呼ばれる無数の怪物が徘徊していた。
主人公は、パートナーの金鵄と共に、ビルの最上階にいるターゲット
登美のりこを討伐するため、行動を開始する。
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ツクヨミは月の神、金鵄(きんし)は日本書紀で勝利をもたらした霊鳥。本作の物語には日本の記紀神話が深く関わっているようです。
金子さん作品と言えば、善悪さまざまな思惑を秘めた組織がある印象。個人的に今回の“ツクヨミ”も、何かありそうだなと疑っています。
“ツクヨミ”は、オオカミという存在の力を借りながら戦うことに! オオカミいわく、敵対者・登美のりこはソロモンの指輪で多くの神魔を従えているとのこと。日本だけでなく、いろいろな神話や幻想世界が混じってきそうです。また体験した範囲でも、都市伝説的な要素が多数取り入れられていました。
敵として無数の神魔が登場し、金子さんが描き、紡ぐ、新たな神話や悪魔の解釈が見られてワクワクしました。
あらすじや序盤の時点で気になることばかりで、「早く、配信して本編を遊ばせて!」という気持ちに……。
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体験会では、主人公の1人・十六夜月のツクヨミの物語を体験することができました。十六夜月のツクヨミは、青みかかった銀髪が印象的な青年で、装束もスタイリッシュ。シュッとした立ち姿を見ただけで、「金子さんの絵だ!」とテンションが上がります。
性格は真面目に任務をこなす好青年で、ハキハキしている金鵄・武内むつとの相性も良さそうです。
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ほかの3人のツクヨミたちも正統派ヒロイン感のある新月のツクヨミ、余裕ありげな表情で大物かもと思わせる満月のツクヨミ、クールなお姉さんといった印象を受ける半月のツクヨミと、イラストを見ただけでも魅力的な人物ばかり。3人がどんな人物で、どんなエピソードが展開するのか期待が高まります。
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主人公によって能力やストーリーが異なるのはもちろん、プレイ中に特殊なファイルを入手することで、より詳しい世界観設定を楽しめるようになっていました。ローグライクはそもそも周回性が高いジャンルですが、こういったメインストーリーを補完する世界観ファイルの存在によって、よりやり込み要素が増します。沼ゲー要素もぐんと高まってしまい、いい意味で困っちゃいますね(プレイをやめるタイミングを逸し続けそう……)。
死んだらリセット! シンプルで戦略性が高いカードバトルが楽しい【神魔狩りのツクヨミ先行プレイ】
冒険の舞台となるタワマンは、低層、中層、高層の3つのエリアに分かれています。今回は、低層での調査を体験しました。
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画面の右にマップが表示され、分かれ道では自分で行く方法を選択できます。敵アイコンと遭遇すると戦闘が発生、イベントアイコンではさまざまなドラマが見られるなど、自分の選択によって十六夜月のツクヨミの辿る物語が変化していきます。
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戦闘は、ターン制カードバトル。相手の行動を確認し、しっかり戦略を練ることが重要になります。バトルのテンポ感は早めで、サクサク遊べるのが嬉しいです。
プレイヤーの手持ちの初期カードは7枚(プレイにあわせて増加)で、すべて使い切ると全部戻ってくる形式です。
場に出せるカードは3枚までで、相手への攻撃、そして自身の防御、両方のバランスを考えながら配置する必要があります。
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カードは、タワマン調査時に手に入ります。カードは持てるものの限度があるので、取捨選択が大きなカギに!
タワマン内の休憩所に行けば、カードの強化も可能です。強化してくれる休憩所の残月のデザインが、個人的にすごく好きで、彼に会うためにも見つけたら必ず寄ろうと決意しました。
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カードには反撃や守備力上昇など、さまざまな効果がついているため、相性や組み合わせを考えてカードを配置していけるのも面白いです。狙ったとおりの戦術がハマったときは、スカっとします。
短時間のプレイでしたが、敵と味方の場所=カードを出す場所を考えるのがかなり大事で、このあたりは既出のデッキ構築型ローグライクと大きく異なるプレイフィールとなっていました。特殊効果が多いこともあり、いい意味で“自分なりの最強”をさまざまな形で追及できそうな楽しさも感じました。(後述するように、プレイヤーの行動で絵柄&効果が異なるカードがは生成されていくので、なおさらですね)
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注意したいのは、負けたらその時点で探索は終了という点。本作のジャンル・ローグライクカードゲームは、死んだら最初からやり直しになることが大きな特徴になっています。つまり、1戦1戦が負けられない真剣勝負なのです。
慣れていない方にはローグライクというジャンルや、カードゲームそのものが難しい印象を受けるかもしれません。ていねいにサポートしてもらえるので、初心者でもスムーズに、楽しくプレイできます。
プレイヤーの行動で生成されるオリジナルカードは宝物!【神魔狩りのツクヨミ先行プレイ】
プレイヤーがバトルやイベントなど一定回数行動を取ると、オオカミが“神託ノ儀”で、オリジナルカードを生成してくれます。
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このオオカミには、金子一馬さんのイラストを学習した独自の〈AIカネコ〉が搭載されていて、効果もイラストも自分だけのオリジナルカードを作ってもらうことができるんです。
金子さんテイストが色濃くでた自分だけのカードなんて、もらったら嬉しいに決まっているじゃないですか!
カードのイラストや内容もプレイヤーの行動によって変化するので、自分の頑張りが、目に見える形でご褒美としてもらえるのって最高だなと思いました。
ちなみにゲーム中のプレイヤーの行動とは、サブイベントでのNPCなどとのやりとりの際に選択肢が出るなど、わかりやすいものもありますが、道中にどのような敵と戦ったかなども参照している模様。
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余談ですが、プレイ中にタワマン内の自販機コーナーで唐突におばあちゃんがでてきまして、飲み物を買うために500円をせびられました。これ、渡すのと断るのと、どっちが正解だったんでしょう(笑)。『神魔狩りのツクヨミ』はこれまでの金子一馬さん作品よりも都市伝説みを強く感じる部分があるのですが、こういう500円ばあさんみたいなクセ強キャラ(ある意味、都市伝説?)が出てきて、さらにそんな怪異(?)に対する反応でカード内容が変わっていくなんて……ほんと、究極の沼ゲーっぽいなと先行プレイ段階で恐怖しています。
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オリジナルカードはアーカイブとして保存されるとのことで、コレクションするのも楽しそう。また敗北して失っても再び入手する方法があるとのことで、カード生成がプレイの強化にもつながっていきます。
オリジナルカードによって戦略にも幅が出て、カードゲームとしての面白さもどんどん強化されていくんだろうなと思いました。
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そうはいっても、「やっぱり金子さんのイラストがいい」という方も多いことでしょう。私も、出来るだけたくさん金子さんの作品を見たいと思うファンの1人だったりします。
そんなファンに寄り添ったシステムが、“AI調伏プログラム「盈月奉納の儀」”です。
プレイヤーの支持が高かったオリジナルカードを金子さんが選定し、リファインし、新オフィシャルカードとしてゲーム内に実装されるという画期的なシステム。
リファインしたカードは〈AIカネコ〉の学習に使われ、オオカミが“神託ノ儀”で生成するカードの質も上昇していく予定とのこと。
金子さんのオリジナルイラストカードが手に入って、絵柄も強化されていってと、プレイヤーにはいいことばかり。
未知の技術なので、本当にそんなことが実現するのかな……なんて思いもなくはないですが、“AI調伏プログラム「盈月奉納の儀」”が行われることによって変化していくオオカミの様子を見るのも面白そうだなと思いました。
画像生成AIが生み出す、ゲームの新しい遊び方を体験させてくれる本作。
金子さんファンはもちろん、ローグライクカードゲーム好きにも楽しめる作品になっていますので、配信後はぜひ皆さんもプレイしてみてください。ただし、約束された沼ゲーなので、ハマりすぎにはご注意を。「寝る前に5分だけ遊ぼう……」が睡眠不足フラグになることが確実なので、くれぐれもご注意を……!