日本ファルコムの名作ストーリーRPG『軌跡』シリーズの名言集をお届けします。

本記事で紹介するのは、『英雄伝説 黎の軌跡』に登場するサブキャラクターの1人、エルメスのセリフ。運び屋として登場する彼女の名言を紹介してまいりましょう。
忘れないで、貴方にも手を差し伸べる人はいるってことを(エルメス)
●第五章_白夜のカルナヴァル(英雄伝説 黎の軌跡)
エルメスはバイク便で荷物を届けてくれる個人事業者の女性です。
主人公ヴァンとはそれなりに長い付き合いということで、“お得意様”として食べ物に薬、武器などさまざまなものを最速で調達してくれます。

『黎の軌跡』『黎の軌跡II -CRIMSON SiN-』ともにヘルメットを常時着用しており、長らく素顔を確認できませんでした。
が、『界の軌跡』ではその正体が明かされます。まさかそんな人物だったとは……!

今回の名言は、1作目『黎の軌跡』における彼女とのコネクトイベント「軽食のデリバリー」のなかでの発言です。
《反応兵器》の起爆により知人を失う悲劇が起きた直後、軽食を届けに来た彼女が「外で話さない?」とヴァンを誘って車とバイクで並走しながら語らいます。



ヴァンも少なからずショックを受けていることを察し、外に連れ出したエルメス。
「本当に大丈夫な人は『大丈夫』と言わないわよ」というセリフも、彼女の気遣いが現れてて印象的です。





そして、彼女の知るヴァン・アークライドという男は、苦難に打ちのめされて歩みを止める人ではない。マフィアに奪われつつある“当たり前の明日”を掬い上げるために、動き出しているに違いない。
そう励ましてくれました。



そして締めに語ったのが、今回の名言となります。



「忘れないで、貴方にも手を差し伸べる人はいるってことを」
アークライド解決事務所の面々は、アニエスやフェリなど若いメンバーが主体です(ベルガルドをのぞく)。そのためヴァンは、まだ25歳とはいえ、“大人”として余裕たっぷりな顔をしなければと思っているフシがありますよね。内心どれだけショックであろうとも、それを仲間に見せれば不安は伝播してしまうから。
そんなヴァンにとって、自分にも手を差し伸べる人はいると言ってくれる“大人”の存在は貴重です。何かあったら頼ってもいい。そんな存在がいるだけで重荷を軽く感じられるでしょう。
このイベントでの会話はそんな心づかいが印象的だったので、今回名言として取り上げさせていただきました。深い事情は聞かないという、一線を引いた距離感もまた絶妙でしたね。誰かが辛そうにしてるとき、こうして気遣える大人でありたいものです。
シリアスなものからコメディ的なものまで、軌跡シリーズにはほかにも数々の名言が存在します。今後もそれらを不定期にピックアップしてお届けしていく予定なので、お楽しみに!