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『シンデュアリティ』武器&機体の調整でスナイパーライフルによるワンショットキル減少へ。強化版ジャックボックスや全ユーザー参加型イベントの話も【SYNDUALITY Echo of Ada】

文:電撃オンライン

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 『SYNDUALITY Echo of Ada』の公式Discordにて、制作陣が出演してトークするラジオの第9回が配信。二見鷹介プロデューサーたち運営陣が今後の運営方針について言及しました。

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 本記事の作成にあたって、出演陣のコメントをテキスト化しているため、実際のラジオのトークのニュアンスとは若干異なる部分もございます。その点も注意してご覧ください。

ジャンプ撃ちの調整について【SYNDUALITY Echo of Ada】

 前回のラジオでも触れていたジャンプの調整について。ジャンプの着地が狙いやすくなるなど、連続でジャンプをしながら撃つような戦い方を制限する形に持っていくようです。

武器・クレイドルコフィンの調整について【SYNDUALITY Echo of Ada】

 ほとんどの武器とクレイドルコフィンに調整が入る形となりました。基本的には現在の環境武器・機体を弱体化し、あまり使われていない武器・機体を強化する形。

 ただし、前回のラジオでも今回のラジオでも二見Pが言及していましたが、今回実施する強化や弱体化は恒久的なものではない模様。今回弱くなった武器・機体も今後の展開次第では、再度修正される可能性があります。

 最初に今回の武器・機体調整の所感を言うと、
“戦闘時間を長めにする”という方向のように感じられました。“スナイパーライフルで遠距離からワンパンされて突然死”のようなケースは減っていくと思われます。

ショットガンHE

 距離減衰を弱くして、遠距離でもある程度の火力が期待できるように上方修正。

ヘビーショットガン

 距離減衰を強くする、リロード時間を増加するなど下方修正。

スナイパーライフル系

 同じレアリティのスナイパーライフルで同レアリティのクレイドルをワンショットで撃墜できないように調整。公式Discordで公開されていた動画では、真後ろからコフィンに命中したケースで8~9割くらい耐久値が減る形で、一撃では倒せないようになっていました。

 一撃死は減るでしょうが、“高レアリティのスナイパーライフルで低レアリティの機体のコフィンを狙撃する”などのケースでは一撃死は発生すると思われます

 その他、クイックショットがやりづらくなるとも。ADSで照準が合うまでの時間も長くなっているとのことでした。

サブマシンガン系

 LEも実弾もリロード速度が早くなり、取り回しがしやすく。弾の当たり判定も大きくなっている。また消耗率が緩和されています。

 ハイレートのほうはリロード速度アップ、LEのほうは弾持ちがよくなっている。開発側では、サブマシンガンが次の環境武器になっていくのでは? と予想している模様です。

マークスマンライフル

 単発ダメージが上方修正。発射レートも向上。ここでも「使っていて楽しい武器を目指す」と再度伝えていました。

ロングショットアサルトライフル

 全体的に上方修正がかかり、中・遠距離で当てやすくなっている。弾倉は5発追加。弾速や発射レート、ブレを調整。さらに消耗率も緩和。

ヘビーアサルトライフル

 ダメージがかなり上がっている。ダメージが1,200⇒2,000へ。消耗率を緩和。

 運営側の印象としては、「中距離でもリコイルをうまく対処できれば活躍できるだろう」「使い方は難しいけれど当たると強い武器になっている」とのこと。ワンマガジンで相手を倒せるものの、当てるのはなかなか難しいとも。

クイックサブマシンガン

 消耗率が緩和。

バーストアサルトライフル

 他武器とは違う方向の調整。ホイールに射撃を割り当てることによって、運営の想定外の速度で連射できる形から、できないように調整。

アサルトライフルLE

 マガジンが5発増加し、弾の当たり判定が大きくなっている。

ヒートバスターLE

 ダメージが下方修正される。消耗率緩和。

レールガンHE

 ダメージが上方修正。消耗率緩和。

チャージプラズマガン系

 チャージ速度10%アップ。取り回しはよくなっている。火力は据え置き。

グレネードランチャー

 爆風ダメージが上昇。これが強くなりすぎるのもあまりよくないだろうと考えて調整している模様。

フルオートショットガンHE、ヘビーリローダー

 特に変更なし。ヘビーリローダーについては下方修正候補だったものの、ジャンプ挙動の弱体化を受けて、今回は下方修正を見送ったとのことです。

クレイドルの調整について【SYNDUALITY Echo of Ada】

 大きなポイントとしては、“アンバーとラビットが弱体化”。“店売りに別勢力のアンコモンを解禁し、それにともないバードシリーズとオーガシリーズの差別化をする”という形です。

 以下で詳しく見ていきたいと思います。

バードシリーズ

 積載量強化。武器切り替え速度が少しアップ。

オーガシリーズ

 耐久値強化。リロード速度がアップしている。

アンバーシリーズ

 アンバーについては大きな調整が入っています。

 対エネルギーダメージ軽減効果、コフィン特攻が大幅に減っています。そのぶん積載量が増えています。

 今回調整が入ったとはいえ、対エネルギーダメージ軽減効果もコフィン特攻もあるにはあるので、対人で強いは強いとのこと。

スパイダーシリーズ

 積載量アップ、リロード速度アップ、耐久値は据え置き。特に「リロード速度アップは戦闘に大きな影響を及ぼすだろう」とのこと。

ラビットシリーズ、デイジーオーガ

 対エネルギーダメージ軽減効果、、対実弾ダメージ軽減効果、コフィン特攻が大幅に減っています。積載量がバードと同じくらいにアップ。価格も調整。購入費が現在の半分に。レアとエピックのクラフト費などが半分まではいかないけれど大幅減に。制作時間も減るとのこと。

今後のロードマップについて【SYNDUALITY Echo of Ada】

 シーズン1の時期は、5月のどこかまで延長。さらに、新たにあたるパッチについても発表されました。

シーズン2までのパッチについて

 武器やクレイドルの調整パッチについては、近日実装予定。なお、前回のラジオで言及していた“コモン素材の重量半減調整”について編集部が運営サイドに確認してみたところ、こちらも近日予定のパッチにて反映予定とのことでした。

 その次のパッチ(以下、この記事ではパッチBと記載します)をゴールデンウィーク付近(4月末か5月頭)で実施し、新たなクレイドルコフィンを追加予定とのこと。追加されるのは、赤いカラーリングのジャックボックス(ジャックボックス+1。ラジオのチャット欄では“赤ジャック”、“梅ジャック”とも)と、トムガーディアン。

 ジャックボックス+1はアンコモンの機体になるとのこと。そこまで強くはない模様。トムガーディアンは、アンコモンとレアの機体としてパッチBで追加予定。

 パッチBではイベントとして“AO結晶総力戦”が開催されます。これは全プラットフォームで行われる、いわゆるレイドイベント的なものと思われます。この結果によって、アンコモンとレアのトムガーディアンの機体&設計図がもらえます。

 その後行われるイベント第2弾“全エネミー討伐総力戦(エンダーズと盗賊団)”の結果によってエピックのトムガーディアンの機体&設計図がもらえるとのことです。

 トムガーディアンの性能については調整中で、二見P個人の希望としては、対実弾ダメージ軽減効果を持たせたいとのこと。こちらについては決定事項ではありません。

その他の調整について

 賞金首についての調整もやるとのこと。賞金首向けの換金アイテムとして、協会員が“協会員証”をドロップするように。はぐれメイガスよりも高い額を予定しているそうです。

 ただし、一度“協会員証”をドロップした協会員が再びドロップするようになるまでは一定時間が必要になるとのことです。こうしないと意図的に負けて“協会員証”を配る行為ができてしまうため。また、今回は試験的な導入とのこと。プレイヤーの評判を見て調整予定とのことです。

 AO結晶の換金率を緩和。極純度についてはより高い価格での買い取りにしたいとのこと。

 倉庫の改善について。スタック数は増やす。詳しい数字については現在検討中。コフィンや武器のクラフト、改築については調整予定。これまでのラジオでも言っていたように“エピックが今のレアくらいの感覚で使えるように”調整していくという方向は変わらずのようです。

チート対策について【SYNDUALITY Echo of Ada】

 チート対策については、詳細を詳しくは言えないものの(チートを行っている人に必要以上に情報を渡さないため)、実施予定と告知されていました。


 最後に“数字でわかるSYNDUALITY”ということで、“1回の出撃あたりのAO結晶換金ランキング”が発表されました。前回のラジオでは、1位が52万くらいとのことでしたが、今回は下記のような数字になっていました。

5位:54万6,520
4位:56万2,860
3位:58万5,200
2位:68万1,760
1位:70万2,160

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