電撃オンラインが注目するインディーゲームを紹介する電撃インディー。今回は、7QUARKが手がけ、Game Source Entertainmentがグローバルパブリッシングを担当する、和風ローグライトアクションRPG『百剣討妖伝綺譚』のレビューをお届けします。

なお、電撃オンラインは、尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!
何度倒れてもよみがえり、平和の世を乱す「九尾の狐」を討伐する旅路【百剣討妖伝綺譚】
本作は、魑魅魍魎がはびこる江戸時代を舞台に、妖怪の王“九尾の狐”を討伐する旅に出る、和風ローグライトアクションRPGです。

プレイヤーは、刀の才能に恵まれた忍者:時雨、人間界に左遷された獄卒:沙羅、人間の主君に使える妖怪武士:竹虎という個性豊かな3人の主人公を操作し、歯ごたえのある戦いに挑むことになります。



3人の主人公はそれぞれ、妖刀、双剣、和弓という専用の武器を使用するため、戦闘時にまったく異なるプレイフィールが味わえます。
さらには、ストーリーも主人公ごとで独立したものになっており、テイストの違う物語を楽しむこともできます。
歯ごたえや魅力は残しつつも、重すぎないローグライト要素【百剣討妖伝綺譚】

一般的なローグライトというと、報酬を考えながら進むルートを決め、しっかりとビルドを組み、そのうえで敵の行動を把握した安全な立ち回りが求められるなど、そういったあれこれを乗り越えた達成感や快感が魅力なのですが、一方でそれが重たいと感じる方も多いと思います。
本作では、そういったローグライトとしての面白みを残しつつ、要素をシンプルにすることで、気軽さやテンポの良さを実現しています。

例えば、報酬の違いによるルート選択がなく、雑魚敵との戦闘エリアを2つクリアするとボスとの戦いが待っています。さらには、エリアの構造がシンプルで、エリア内のオブジェクトを破壊して通貨を集めるといった要素がありません。
これらにより、次のエリアに移動する前にくまなく探索したり、ルートを考えたりする手間がなく、テンポよく戦闘を楽しむことができます。


また、ビルド要素である魂玉は、武器ごとに付けられるものが決まっており、武器の特性に関係のある効果以外は選べない仕様になっています。
加えて、1つの武器に付けられる魂玉は3つまでなのですが、新しく付けたい魂玉を手に入れたら、その場で今までのものと交換することができます。
そのため、自分が装備している武器にシナジーがあるかを確認する必要がなく、直感的に選ぶことができますし、気軽にさまざまな効果を試せます。



このように少し手間になる部分を排除することで、それぞれの要素の本質的な面白さを、手軽かつテンポよく味わえる設計になっているのが本作の魅力です。
戦闘だけじゃない! キャラクターデザインやストーリーにも魅力満載!【百剣討妖伝綺譚】
画像を見ていただければわかる通り、キャラがめっちゃかわいい&かっこいい!
ストーリーパートではいろんな表情を見せてくれるし、ときおり入るカットインやムービーシーンのクオリティも高いのです。


なかでも、バフ効果のあるラーメンを食べる際のイラストが筆者はお気に入りです。
満足げな表情はもちろんのこと、机の上の状況も各キャラの性格を反映して描かれており、これに気付いたときは「細かいところまで作り込んでるなぁ」と感心しました。



また、ストーリーも主人公ごとにテイストが違っており、シリアスなものやコミカルなものなど、先の気になる展開が待ち受けています。


さらには前述のとおり声優陣も豪華で、主人公たちを好きになる要素しかないですね!
ストーリーも存分に楽しめる、遊びやすいローグライトアクションRPG【百剣討妖伝綺譚】
ローグライトと銘打った作品ながらも、手軽に遊びやすく、RPG的にストーリーの面白さも味わえる作品です。
ローグライトが好きな人はもちろん、「ローグライト系は難しそうだけど、キャラやストーリーが気になった」という方も遊びやすいと思いますので、気になった方はぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。
