2026年にPlayStation5/Xbox Series X|S/PC(Steam)で発売予定の『鬼武者 Way of the Sword』で、メディア向けに実機プレイによるプレゼンテーションが実施されました。そこでわかった事実や映像の所感について解説していきます。
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実機プレイでは、清水寺ステージを舞台に基本的なアクションや複数のボス戦を見ることができました。
アクション:豊富なカウンターアクションで武蔵らしい戦いが楽しめる!【鬼武者新作実機プレイ動画解説】
『鬼武者』シリーズといえば、タイミングよく反撃することで敵を一撃で斬り伏せる“一閃”、複数の敵をまとめて斬り伏せる“連鎖一閃”、敵が放った矢弾を跳ね返す“弾き返し”など、多彩なカウンターアクションを駆使する“バッサリ”感のあるアクションが魅力。
最新作『鬼武者 Way of the Sword』でもその魅力は健在。新たなアクションも追加されており、さらに爽快感のあるバトルが楽しめそうです。
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基本的な防御手段となるガードは、360度全方向からの攻撃を防ぐことが可能に。しかも実機プレイ時は、しっかり背後からの攻撃を防いだときは刀を後ろに構えてガードしていました。
比較的安全な防御手段ではありますが、ガードをし続けていると体勢が崩されてしまうので多用は禁物。
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敵の攻撃を受け流す、いわゆる“パリィ”は2種類のアクションが存在します。敵の近接攻撃をいなすことができる“受け流し”は、敵の姿勢を崩すのに有効。実機プレイでは体勢を崩す以外にも、敵の攻撃の勢いを利用して、そのまま篝火に突っ込ませるといった活用法も確認できました。地形によっては、落下させてダメージを与えることなどもできるかもしれませんね。
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もう1つの“パリィ”である“弾き”は、敵の攻撃を跳ね返すことで体勢を大きく崩すことが可能。実機プレイ時でも、佐々木巌流の体勢を崩すのに役立っていました。
さらに“弾き”は遠距離攻撃を跳ね返すことも可能で、矢を弾き返して敵にダメージを与えることができます。実機プレイ時は跳ね返した矢で敵を一撃で倒していたので、威力はそこそこ高いのかも?(弓矢を使う敵の体力が低かった可能性もありますが)
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さらに“受け流し”や“弾き”で敵の体勢を崩すと“崩し一閃”が可能に。
ボスとの戦闘中に発生し、ボスの体力ゲージの下にあるゲージを削り切る=体勢を崩すと発動可能になるアクションで、発動時に時間が止まり、攻撃する箇所を選択できます。そしてどこを攻撃するかで効果が変化し、実機プレイ時は赤く光っている場所(頭)を選ぶと大ダメージ、紫の場所(銅)を攻撃すると魂が放出されていました。
もう1体のボスである百穢(びゃくえ)との戦闘でも同様の効果だったので、選ぶ箇所の色によって効果が判別できるのかもしれません。
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バッサリ感を味わえる一撃必殺の“一閃”は、基本的に従来シリーズのものと同様。
敵が攻撃を仕掛ける瞬間(過去作ではやや早め)に攻撃ボタンを入力すると、敵との間合いを詰めつつ一撃で敵を倒せます。ただしタイミングを誤ると攻撃を受ける可能性が高いので、リスクのあるカウンターアクションです。
敵が複数まとまっている場合は、一閃を決めたあとにタイミングよくボタン入力すれば“連鎖一閃”が発動。複数の敵を連続で倒していけます。最新作では一閃を決めたあとに次の敵に表示が発生するようになったので、“連鎖一閃”の難易度は緩和されている印象です。
また、実機プレイ時は畳をひっくり返すようなアクションも確認できました。盾として使用できるだけでなく、畳を飛ばして敵にぶつけてダメージを与えることも可能。このように、環境を利用した戦い方は豊富に用意されているようです。
敵:“崩し一閃”でどの部位を攻撃するかが重要になるボス戦【鬼武者新作実機プレイ動画解説】
実機プレイの舞台となった清水寺のステージでは、2種類のボスとの戦闘が確認できました。
佐々木巌流
佐々木巌流とはストーリーの流れのなかで戦闘が発生。武蔵と同様に“鬼の籠手”を身に着けた剣豪で、多彩な剣戟アクションを繰り出してきます。
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素早い連続攻撃を繰り出してくるので、“弾き”で体勢を崩すのが重要になりそうな相手。体勢を崩した状態で頭を攻撃すると、笠を破壊することができました。
百穢
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百穢は、“獄窓”と呼ばれる特別なポイントを調べることで戦うことが可能。佐々木巌流を撃破したあとに寄り道的に戦っていたので、もしかしたら必ずしも戦わなくても先に進めるのかもしれません。
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百穢は巨大な斧を軽々と振り回す幻魔で、かなり攻撃範囲も広く攻撃力も高そうな相手。
かなり巨大なボスですが“弾き”や“受け流し”は有効なようで、体勢を崩してから崩し一閃を決めることで、佐々木巌流と同様に大ダメージを与えることが可能です。また、篝火が近くにあるので、うまく“受け流し”で敵を誘導することで、炎でダメージを与えることもできる模様。
そのほかの幻魔
実機プレイでは、ボス以外にも多数の幻魔が確認できました。
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とくに印象的だったのが、武蔵にまとわりつくような動きをする“首灯”。どうやら一定時間内に振り払わないと、自爆してダメージを与えてくるようです。
また、周囲の魂を吸収してくる幻魔の姿も確認できました。過去作と似たような行動をしてくる幻魔も登場するようですね。
キャラクター&ストーリー:宮本武蔵と佐々木巌流の対比が面白いキャラクター造形【鬼武者新作実機プレイ動画解説】
最新作で主人公となる宮本武蔵は、三船敏郎氏の20代がモデルとなっているだけあって、若く修行中の武芸者。修行中にも関わらず、意図せずに“鬼の籠手”の力を手にしてしまい、それをはずす方法を模索しているようです。自身の力だけで上を目指すストイックな性格のようですね。
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それに対して、佐々木巌流は“鬼の籠手”の能力を最大限に生かしている様子。ただし、その力の強大さに見合う相手がいないことに不満を持っており、同じく“鬼の籠手”を使う武蔵に目を付けています。2人は従来からの知り合いのようですが、性格が好対照で掛け合いも面白かったですね。
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清水寺の道中では、“黒魂”と呼ばれる特別な魂を吸収することで過去の記憶を読み取ることができます。
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この“黒魂”では、幻魔に命じられて何かを運ぶ民の姿を見ることが可能。その後、民が幻魔に清水寺の舞台から落とされるショッキングなシーンも! これは史実上の逸話を元にしたシーンのようで、ほかにも史実を盛り込んだ設定が用意されているとのこと。
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こんな感じで、短時間の実機プレイながら多数の新要素を見ることができた今回のプレゼンテーション。とくにアクションはかなり気持ちよく進化していそうな印象で、発売への期待がますます高まりましたね。2026年の発売に向けて、続報を心待ちにしましょう!
『鬼武者 Way of the Sword』発売日と基本情報
タイトル
鬼武者 Way of the Sword
対応機種
PlayStation5、Xbox Series X|S、Steam
ジャンル
剣戟アクション
対応言語
日本語、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語 - スペイン、アラビア語、スペイン語-ラテンアメリカ、ポルトガル語-ブラジル、ポーランド語、ロシア語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、韓国語
発売日
2026年予定
希望小売価格
未定
開発
カプコン