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『プロセカ』の名曲群を荘厳なオーケストラで浴びる! 「セカイシンフォニー2025」レポート【プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク】

文:ライターM

公開日時:

 6月15日、パシフィコ横浜の国立大ホールにおいて「セカイシンフォニー2025」が開催されました。

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 これは、指揮・井田勝大氏を筆頭に、東京フィルハーモニー交響楽団・セカイシンフォニースペシャルバンドによる、iOS/Android用リズム&アドベンチャーゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク(以下、プロセカ)』のオーケストラコンサートです。

 クラシックに造詣は深くないものの、ゲームミュージックのアレンジならオーケストラ一択! というライターMが、本コンサートのレポートをお届けします。

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オフィシャル写真撮影:国府田利光
※記事内でセットリストを掲載していますので、ご注意ください。また、今年11月30日に予定されている大阪公演では演奏曲が一部異なる場合があるので、ご了承ください。

『プロセカ』の名曲をオーケストラで堪能!


 『プロセカ』のライブ公演と聞くと「セカライ」を思い浮かべる筆者、今回はオーケストラコンサートである「セカイシンフォニー」を初体験してきました。

 2021年から始まり今回で5回目となる「セカイシンフォニー」では、指揮・井田勝大氏と東京フィルハーモニー交響楽団・セカイシンフォニースペシャルバンドによる演奏に加えて、桐谷遥役の吉岡茉祐さんと日野森雫役の本泉莉奈さんの2名がスペシャルゲストとしてステージに登壇されました。

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▲ステージではLunar氏によるサブビジュアルイラストをモチーフにしたキュートなアイドル衣装を披露。
 公演では作中の印象深いイベント映像が映し出され、その流れで楽曲を奏でるというスタイルで全21曲(メドレー含む)が演奏されました。聴き馴染みのあるボーカル曲に、豪華な生演奏のオーケストラがとても心地よく響きます。

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 舞台上のスクリーンに流れるゲーム内映像はLeo/needの『Resonate with you』、Vivid BAD SQUADの『Light Up the Fire』、ワンダーランズ×ショウタイムの『Choices for the future』と続き、25時、ナイトコードで。の『傷だらけの手で、私達は』が流れた瞬間、会場がどよめきます。

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 ネタバレは避けますが、『プロセカ』の中でもかなりインパクトの強い内容だったこともあってか、特に女性ファンの悲鳴にも似た声が聞こえてきたのが印象的でした。

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昼公演セットリスト

【01】NEO(作詞/作曲:じん)
【02】「1」(作詞/作曲:164)
【03】レグルス(作詞/作曲:ゆうゆ)
【04】下剋上(作詞/作曲:Misumi)
【05】blender(作詞/作曲:こめだわら×R Sound Design)
【06】オールセーブチャレンジ(作詞/作曲:香椎モイミ)
【07】サイバーパンクデッドボーイ(作詞/作曲:マイキP)
【08】余花にみとれて(作詞/作曲:keeno)
【09】トリコロージュ(作詞/作曲:煮ル果実)
【10】チームメイト(作詞/作曲:HoneyWorks)
【11】イフ(作詞/作曲:ユリイ・カノン)
   はしる! とおく! とどく!(作詞/作曲:薄塩指数)
   パラソルサイダー(作詞:ナナホシ管弦楽団/作曲:岩見 陸)
   ※メドレー
【12】アンチユー(作詞/作曲:Chinozo)
【13】QUEEN(作詞/作曲:Kanaria)
   少女レイ(作詞/作曲:みきとP)
   心做し(作詞/作曲:蝶々P)
   花に風(作詞/作曲:バルーン)
   快晴(作詞/作曲:Orangestar)
   ※メドレー(オフボーカル)
【14】アイドル新鋭隊(作詞/作曲:Mitchie M)
【15】熱風(作詞/作曲:kemu)



 10分間の休憩を挟んだ後、後半はスペシャルゲストの吉岡茉祐さんと本泉莉奈さんが登場して、オーケストラに合わせて生の歌唱を披露。

 途中サプライズでメンバーの桃井愛莉(CV:降幡愛さん)からビデオメッセージが披露されたりとファンサービスもあり。

 アンコール楽曲ではオフボーカルのメドレーの後、『アイドル新鋭隊』では前代未聞のオーケストラコンサートでまさかのスタンディング(笑)。

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 来場者一同は吉岡さんと本泉さんの呼びかけに応えて一斉に立ち上がると、フルコーラスVerに完璧なまでに対応したコール&レスポンスを披露するなど、微笑ましくも貴重な空気感を味わいました。

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