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【栗田親方の月刊格ゲーNEWS】『スト6』や『VF5REVO』ほか、気になる格闘ゲーム情報まとめ【2025年6月】

文:栗田親方

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 格闘ゲーマーかつゲームメディア編集者の栗田親方が、6月の格闘ゲーム関連NEWSを独断と偏見でピックアップしてまとめていきます。

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 ぬるっと始まった“月刊格ゲーNEWS”! 初回ということで、ややタイミングが遅れましたが、次からは月初の公開を予定しております。今後も末永く続けていきたいので、ぜひチェックしてください!

【総評】2025年6月の格ゲーNEWSまとめ


 現在の“格ゲーブーム”を牽引する『ストリートファイター6』関連の話題がやはり盛りだくさん!

 “LEGENDUS”などの大きな大会も話題になりましたが、なかでも新キャラクターのエレナ参戦と同時に久々のバランス調整が入った大型アップデートが最大のトピックといえるでしょう。

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▲水着も大きな話題になりました。

 個人的には、『Virtua Fighter 5 R.E.V.O.(バーチャファイター5 レヴォ)』(以下、VF5REVO)の世界大会が盛り上がってきたり、機能追加アプデがきたりと、動きが出てきたのがうれしいですね。

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▲待望の“リプレイ操作”きました!

 『GBVS/Granblue Fantasy Versus』や『鉄拳8』など、ほかのタイトルにもいろんな動きがありました。

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▲でかいよ!! ガレヲンさん!

『スト6』大型アップデートで久々のバランス調整&エレナ参戦


 全体バトルバランス調整が行われ、ざっくりまとめると“強キャラ勢をナーフ&弱キャラ勢をバフ”というシンプルかつ納得性の高い方向性で変更がありました。

 また、ジャストパリィの仕様が変更されたのも、ゲーム性に大きく影響を与えましたね。

 現在はすでに1カ月以上が経過しましたが、結果的に「ある程度の差はあれ、どのキャラも強いんだが⁉」みたいな雰囲気になっているので、めっちゃいい感じに仕上がっているのではないでしょうか!

『スト6』水着を着用したOutfit4のデザインを先行公開


 突然の美麗イラスト連打で大きな話題になったOutfit4。その魅力は……うーん、説明不要!

 ちなみに発表当日は、生粋のキャミィ使いや古来からのA.K.I.使いが大量に発生していましたね。

『スト6』大規模大会“LEGENDUS”でマノンチームが優勝!


 2日間にわたる超大規模大会でしたが、すさまじく盛り上がっていました!

 初日はプロゲーマー並(かそれ以上に)強い“最強のマノン”あくたがわさんが優勝。2日目は、そのあくたがわさんと主催者のSHAKAさんが組んだマノンチームが優勝と、夢のような筋書きをキレイになぞったドラマチックな結果となりました。

『スト6』オフライン対戦会のメッカといえる“FC秋葉原”がエンタスにて復活!


 かげっちさんが主催する、カプコン公認のオフライン対戦会“Fighters Crossover”の中心といえるFC秋葉原が6月11日(水)に復活しました!

 現在は私自身もボランティアスタッフとして関わっているため、感慨深い話題となりましたね……。というわけで、筆者は毎週水曜の秋葉原エンタスにいますので、対戦よろしくお願いします! 「記事を見ました!」と言ってくれるとよろこびます。

『VF5REVO』世界大会予選を真っ先に勝ち抜いたちんぱんJ選手のインタビューが掲載


 世界中でオフライン&オンラインの予選大会を開催し、10名の代表者で優勝を争う“VIRTUA FIGHTER Open Championship”がスタートしております!

 1人目の代表者は、シカゴの格ゲー大会“COMBO BREAKER 2025”で開催された予選を勝ち抜いた、ちんぱんJ選手。大会自体は5月だったんですが、6月の話題として取り上げたかったので、無理やりこちらの見出しで掲載させていただきます(笑)。

 ちなみにこの予選大会は、ちんぱんJ選手のほか、『スト6』で大活躍中のふ~ど選手&板橋ザンギエフ選手も参戦。さらには日本からカナダに移住した“HIMA”選手も加わり、4人の日本勢がベスト4を争っていましたね。『バーチャファイター』は圧倒的に日本人プレイヤーが強いので、今後のオフライン大会もおそらく日本勢が決勝大会への切符をもぎとりまくることでしょう。

『VF5REVO』アップデートでリプレイ操作が追加!


 本作のベースになったのは、2010年にリリースされた『バーチャファイター5 ファイナルショーダウン(VF5FS)』。なんと15年の時を超えて(?)、格ゲーの最先端機能といえる“リプレイ操作”が可能になりました!

 『スト6』でその利便性を体感しまくっていた筆者としても、感慨深いものがありましたね……。超期待作『NEWバーチャファイター(仮)』に向けて、着々と地盤固めは進んでいると思われます!

『餓狼伝説 City of the Wolves』賞金総額100万ドルのサウジドリーム!


 6月は、サウジアラビアで開催される高額賞金がかかった大会“EWC(Esports World Cup)”の予選が進み、日本のプレイヤーの活躍が大きく目立っていました。

 なかでも現地のeスポーツチーム“Falcons”に移籍していた金デヴさん、mokさんの活躍はまさに“サウジドリーム”を感じさせてくれました。


 ちなみに本戦もすでに終了していますが、こちらは7月の格ゲーNEWSで取り上げたいと思います。

 結果だけまとめると、日本人のGO1選手が優勝して30万ドル(約4,419万円)をゲット! ほかにも5名の日本勢(mok、フェンリっち、金デヴ、小路KOG、ネモ)が参戦し、最低でも2万ドル(約294万円)の賞金を獲得していました。

⇒【参考】格ゲーチェッカーさん

『GBVS/Granblue Fantasy Versus』新キャラのガレヲン効果でプレイヤーが爆増⁉


 『スト6』人気で「格ゲーブームきてる!」と思われがちな昨今ですが、数ある格ゲーすべてが栄華を誇っているわけではありません。

 各タイトルそれぞれ人気を維持するため、新キャラの追加やバランス調整などのテコ入れは欠かせないわけですが、『グラブルバーサスライジング(通称:GBVSR、グバ、グバラ)』は、新キャラのガレヲンが追加されたとき、激しいプレイヤー数の上昇が確認されていたようです。

 参考までに、ガレヲンさんの“力強さ”を確認できる公式ムービーも置いておきますね。

アメリカの『ストⅢ』大会で、MOV選手がJustin Wong選手を撃破&優勝


 フロリダで開催された「CEO 2025」の『ストリートファイターIII 3rd Strike』部門にて、日米のレジェンドプレイヤー同士の春麗対決が面白かったのでご紹介。

 SAの鳳翼扇を決めたあと、コンボにいかずにパーソナルアクションを狙ったのが功を奏したようです。

アグレッシブからマイルドへ? 『鉄拳8』のバトルバランス調整に賛否両論


 4月1日に開幕したシーズン2にて、あまりにもアグレッシブすぎる調整にプレイヤーが困惑した結果、『鉄拳8』では少しずつマイルドなバランス調整がほどこされていました。

 しかしその結果、逆にマイルドすぎてタイムオーバーしやすくなるなど、好転の兆しは見せつつも、バランス調整の難しさを感じさせる状況に……。『鉄拳』シリーズを代表するプロゲーマーのノビさんも、いろいろと言いたいことがあったようです(動画参照)。

【筆者近況】主に『スト6』と『バーチャ』な格ゲーライフ


 いつしか格ゲーが中心の人生を歩んできた私が、月一(+α)でお送りする企画記事が始まりました。

 初回ということで洗練されていない部分はありますが、日々の格ゲーライフで強く印象に残ったことをお伝えできればと思います。

 ちなみに、現在の主戦場は『スト6』と『VF5REVO』。モダン舞&鷹嵐という和風コンビ(?)で闘っているので、ランクマなどで当たったら対よろッス!!

 なお、普段のXでの書き込みも主に格ゲーの話題なので、よろしければフォローおねしゃす!&YouTubeの配信も週2(月・木)+αでやってますので、気が向いたらチェックよろしゅう~!

栗田親方ゲーセン黎明期からゲームにハマり、ハイスコアラー⇒格闘ゲーマーと転身しつつゲーム人生を楽しんでいます。生涯現役。

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