8月28日(木)に発売されるフリューの新作学園RPG『ヴァレット/VARLET』について、キャラクターを掘り下げる考察企画をお届け!
今回は映画研究部の部員で演出家兼脚本家の月山大河について掘り下げてみたいと思います。
今回は映画研究部の部員で演出家兼脚本家の月山大河について掘り下げてみたいと思います。
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『ヴァレット/VARLET』とはどういう作品なのか?
『モナーク/Monark』の魂を受け継いだ学園RPG『ヴァレット/VARLET』。本作は、「自分が何者なのか」という問いに苦悩し成長する少年少女たちとの出会いを通じて、“あなたの知らない自分自身”を探す物語を楽しめる作品です。
物語の舞台は、不気味な都市伝説が語られる輝星学園。学園に転入した主人公は、怪物が棲む異界《グリッチ》の存在、そして多くの人間が怪物と入れ替わっている事実を知ってしまいます。
そんな状況に置かれた主人公は、仲間を導く“先導者”、あるいは力ですべてを解決する“支配者”として、学園生活を謳歌しながら怪物との戦いをくり広げることになるわけですが……。
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ゲーム発売前にキャラの考察をするワケは?
本作では、“自分だけのアオハルを見つける”をテーマに、生徒たちの相談に乗ったり、放課後には気になる仲間と外出をしたりして、学園生活を楽しめる点が魅力のひとつ。
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そんな本作をより楽しんでもらうには――と考えた結果、「発売前から主人公の仲間たちをひとりずつ考察していき、ゲームプレイ前から仲間たちに向ける感情を重く、強くすることでよりゲームを楽しんでもらおう!」という結論に至ったわけです。
第2回でスポットを当てる仲間は、深町寿成さんがCVを担当する月山大河です。この記事を通じて、彼の魅力を少しでも感じてもらえれば幸いです! それではさっそく、大河について考察していきましょう。
演出家兼脚本家の月山大河を探る
月山大河
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所属:SSS(生活相談室)
年齢:17歳
誕生日:7月15日
身長:173cm
月山大河は映画研究部の部員で演出家兼脚本家を担当している男性。過去に撮影したショートムービーで賞を獲ったことがあり、自分の才能に自信を持っています。
他者に対してどこか高圧的な態度を見せる大河ですが、本当は、自分に本物の才能などないのではないか──そんな恐れと不安を心の奥に抱える、繊細な内面が隠されています。
虚勢を張って周囲と距離を取りながらも、映画への情熱は本物。むしろその情熱があるからこそ、才能に向き合うことを避け、虚勢という名の居場所にしがみついているのかも。
そんな大河は、ある日、主人公のもとを訪れ、自主制作映画への出演を依頼します。話を聞くと、主演予定だった部員が都市伝説の≪グリッチ≫に迷い込み、怪物に襲われた事で恐怖を覚え、部をやめてしまったのだとか。
さらに、映画制作の過程で脚本をなぞるかのような事故が発生し、部員が怪我を負う事態に。短期間のうちに映画研究部で立て続けに起きる事故に、主人公たちは疑念を抱き始めます。
果たしてこれは単なる偶然なのか、それとも映画を撮る大河と何らかの関係があるのか────。
大河が映画を完成させるべく苦悩し、自らの才能と向き合いながら、映画研究部を巡る事件の真相に迫っていく姿が見どころとなりそうです。
また、大河は事件のたびに、自らを高く評価する映画研究部部長・岩谷亜季を案じる様子を見せます。
二人の関係性にも注目したいところです。
さらに、大河は有坂或花と同様、主人公の過去を知る人物でもあります。
或花はアイドル、大河は映画に強い愛着を持つ人物。
芸能科ではなく普通科の生徒として転入した主人公ですが、その過去には芸能に関わる何らかの秘密が隠されているのかもしれませんね。
“我が儘”は自分を肯定する曲
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曲の“我が儘”は「俺に追従(つい)て来な。」や「批評や罵詈も格付けも、興味がないね。」という一見すると我が道を行く俺様キャラを表した歌詞が目につきます。
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しかし続く「鏡から覗き込む、シケたお前は誰だっけ?」や「俺の中で俺が嗤う。」といった歌詞から、彼自身が自分の才能に懐疑心を持ち、周囲の目を気にする繊細さを持つことが分かります。
その後に続く「きっとこれが才能。嫌われ者でも上等。嘘でいいから陶酔(よわ)せてくれ。」「誰だって、奴だって、俺には成れない。俺は俺で在れ、我が儘に。」といった歌詞からは、自分の“弱さ”を受け入れつつも、これこそが自分であると認め、前へ進もうとする力強さも感じることができます。
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若者らしいキャラクターの悩みと、不可解な事件の謎、そしてそれらが持つ葛藤と成長のドラマを内包したテーマソング──これこそが本作『ヴァレット』の醍醐味。
大河が、そして主人公をはじめとするSSS(生活相談室)のメンバーたちが、どのように事件と向き合い、どのようなアプローチで解決を図るのか、ぜひ注目してください。
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