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『カワサキデビルズ』夜の川崎を舞台に悪魔との壮絶バトルが楽しめる“カワサキ裏社会ビジュアルノベル”の魅力とは?【まり探】

文:まり蔵

公開日時:

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 古今東西のミステリー・サスペンス・ホラー系コンテンツを幅広く紹介するコーナー“まり蔵探偵事務所(まり探)”。

 今回は、ワンコネクトから2025年末に発売予定のカワサキ裏社会ビジュアルノベル『カワサキデビルズ』を紹介します。

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 本作の体験版をプレイしたまり蔵探偵事務所の所長・まり蔵と、電撃のライター・あまもさんが、本作の魅力を座談会形式で紹介していきますよ! ちなみにプレイ環境はPCとなっています。
※本記事はワンコネクトの提供でお送りします。

まり蔵まり蔵探偵事務所の所長。アニメ「グノーシア」を見て、原作のゲームをプレイし始めた。最近ハマっていることは、SNSでドラマ「良いこと悪いこと」の考察を見ること。

あまもゲームのいろいろなおもしろさを広めていきたいと足掻いている電撃の雑食ゲーマー。気になったものはジャンル問わずプレイするが、FPSやソウル系、ローグライクなど歯ごたえのあるゲームをやっていることが多い。

『カワサキデビルズ』世界観&ストーリー


 『カワサキデビルズ』は、神奈川県川崎市の裏社会を舞台に、悪魔と契約を交わした“刻契師(グレイヴァー)”たちの戦いと、それに巻き込まれていく青年・由良岬(ゆら・みさき)の物語を描く“カワサキ裏社会ビジュアルノベル”です。

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 川崎で暮らす高校2年生の由良岬は、小学生のころにある事件で両親を亡くし、現在は入院中の妹の治療費を稼ぐため、昼は学校へ通い、夜は叔父がオーナーを務めるキャバクラでアルバイトをする――そんな日々を送っていました。

 ある夜、悪魔にまつわる事件に巻き込まれたことをきっかけに、岬は悪魔と契約を交わす者“刻契師(グレイヴァー)”となります。そして、人間と悪魔、そして“禁断の書”を巡る壮絶な闘いへと足を踏み入れていくことに……。

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川崎の治安の悪さにビックリ!?

まり蔵
『カワサキデビルズ』の体験版をプレイしたワケですが! ゲーム内の川崎の治安の悪さに笑ってしまった(笑)。裏社会ヤバい!

あまも
実はそこまで治安の悪いイメージがなかったので、新たな一面を見たような新鮮さがありました。

まり蔵
川崎は工場地帯の印象が強いんですよね。工場夜景がきれいだなーって。そういう意味で夜のイメージはあるかも。

あまも
裏社会というと、マフィアやヤクザといった血で血を洗うような感じをイメージしがちですけど、そこまで重苦しい雰囲気はありませんでしたね。

まり蔵
確かに。キャラクター同士の会話のテンポもよくて、重い感じはしなかった。

あまも
主人公たちは普通の青年だし、悪魔も個性豊かで、ゆるい雰囲気も楽しめそう。

まり蔵
でも裏社会と悪魔の組み合わせって、なんか退廃的でいいんですよね~。体験版冒頭で川崎駅前が出てきたけど、実際に足を運んで川崎の深淵をのぞいてみたくなったよね。

あまも
聖地探訪(笑)。体験版では裏の川崎がメインだったので、その対比として表(昼間)の川崎がどのように描かれるのかは気になりますね。

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▲川崎の治安の悪さにちょっとドキドキしますね。

『カワサキデビルズ』キャラクター&ビジュアル


 体験版に登場する主要キャラクターは、主人公の“由良岬”をはじめ、彼と行動をともにする刻契師の“澪(みお)”、岬と契約している悪魔の“ファロス”、澪と契約している悪魔の“ミルド”、そして謎に包まれた悪魔コーディネーターの“黎(れい)”の5人。

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 ちなみに本作にはキャラクターの立ち絵が存在しません。ゲーム内のすべてのシーンが、映画のワンカットのような一枚絵で描かれます。

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主人公・岬の好感度高し、澪は性癖にブッ刺さる?

まり蔵
主人公の岬は……オラついた輩かと思ったら、妹思いのいいお兄ちゃんでしたね。イケメンだし。

あまも
見た目がかなりチャラいので血の気の多いタイプかと思ったら、真逆の冷静なタイプだったのに驚きました。

まり蔵
常識的で倫理観もあって、なかなか好感度高し。さすが主人公。

あまも
でもそこはかとなく自己犠牲をいとわない感じがするので、ちょっと心配かも……。

まり蔵
そこは超キュートなファロスになんとかしてもらいましょう。あ~、黒猫の姿なのホントに卑怯! モフモフしたい!

あまも
ファロス、めっちゃいいですよね。かわいいし、すごく協力的なので、悪魔ということを忘れてしまいそう。

まり蔵
私は澪のほうが心配かな! ショートパンツに黒タイツなのは刺さったけども!

あまも
突然の俗物発言! 僕も、ゆるふわな感じなのにちょっと過激な思想のアンバランスさが好みだけど!

まり蔵
澪は相方のミルドも気になりますね。強くてショタジジイという属性もりもりっぷりが。

あまも
ミルドは……ショタだけど悪魔だからなぁと思っていたら、本当に子どもっぽくて、実はただの子どもなんじゃないかと疑ってます……。

まり蔵
まぁでも、いきなりメタ発言し始めた黎が一番インパクトありましたけどね。このゲーム、本当に男性キャラがイケメンぞろいで眼福、眼福。

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▲ショートパンツに黒タイツ、いい……すごくいい……。
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▲黎さんによるありがたい体験版の説明。

『カワサキデビルズ』ゲームシステム


 『カワサキデビルズ』の大きな特徴のひとつが、時間によって変化する選択肢システム。

 提示された選択肢は常に同じではなく、数秒のうちに「右に行く」が「左に行く」に変化するなど、プレイヤーの“ためらい”すら物語に影響する設計になっています。

 さらに、選択肢を“何も選ばない”ことが最も重い結果を導くことも……? 時間制限と判断の緊張感が、従来のノベルゲームにはない臨場感と没入感を生み出します。

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容赦なく変化する時限式選択肢に右往左往!

あまも
基本的にテキストを読み進めていくノベルゲームですが、選択肢を選ぶ場面は結構緊張しますよね。

まり蔵
時限式のうえに途中で変化するので、かなりドキドキしましたよ~。

あまも
素早い判断を強いられる緊張感と、予想の付かない選択肢の変化がおもしろかったです。

まり蔵
“市電通り”か“紫電通り”で迷っていたら途中で選択肢が変わって、ビックリしている間になにも選択できなかったという。

あまも
あるあるすぎる。

まり蔵
悔しかったので、「私は“何も選ばない”を選択しただけですけど!?」ってちょっと強がりました。

あまも
それは誰に対して強がっているんですか??

まり蔵
えっ、自分に対して?

あまも
愚かすぎる……まぁそういう僕も何も選択しなくて、岬に格好悪いことをさせてしまいましたけどね!

まり蔵
ワハハハ、体験版で最初に受ける洗礼ですな~。

あまも
でも、ゲームオーバーになってしまっても直前の選択肢からすぐやり直せるのは、ストレスフリーでよかったですよね。

まり蔵
そうそう、素晴らしき親切設計!

あまも
選択肢でストーリーが分岐していくゲームは数あれど、多くのゲームは熟考できてしまうため、制限時間付きでなおかつ時間経過によって選択肢が変わる本作のシステムは、一味違った緊張感があっていいですね。

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▲選択でもたもたしていると、岬が反省してしまいます。ごめん……。
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▲選択、即ゲームオーバーになってしまって焦りましたが、直前からリスタート可能。ありがたい!

『カワサキデビルズ』に期待することは?

まり蔵
体験版でプレイできるのは本編のプロローグ部分でしたけど、気になるところはありましたか?

あまも
ありすぎですね。

まり蔵
そうだよね、まだ全然序盤で謎だらけだもんね!

あまも
とりあえず、それぞれのキャラクターが悪魔と契約した目的が気になりますよね。

まり蔵
あとはなんのために戦っているのかとか、“禁断の書”とはなんなのかとか。

あまも
個人的には、ムービー内の1カットで岬の周囲にいた悪魔らしきキャラたちはなんなのか気になっているんですよね~。

まり蔵
早く本編をプレイしたいですな~。ちなみに私は、公式Xで紹介されていたレストラン・限界が気になっています。

あまも
「常軌を逸した量の調味料を入れてくる不思議なレストラン」……なるほど?

まり蔵
ここでしか食べられない「ニュータンタンメン」とかあるかもしれない!

あまも
そ、そうですね……川崎のソウルフードですもんね。本作の発売は2025年内予定なので、年末までにはその謎も解消されると思いますよ。

まり蔵
公式Xなどでもさまざまな情報が公開されていますので、本作が気になっている方は、発売までぜひ追いかけてみてください!

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