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【幻想水滸伝】ギャンブラー・マルコなど新たな出会いにココロオドル――でも人の話はしっかり聞かないとダメ。設定も確認しないとダメ。仕方なくお城に戻ると……【レトロ吉田の幻水I 完全初見プレイ日記#2】

文:レトロ

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 コナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)のRPG『幻想水滸伝I&II HDリマスター 門の紋章戦争 / デュナン統一戦争』のプレイ日記をお届けします。


※本記事内には物語の重大なネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

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目的やシステムを確認をしないことでかなり回り道をすることに。でも、それもRPGの醍醐味! レベルは上がるし、お金も貯まります【幻想水滸伝I プレイ日記】


 第1回のプレイ日記ではRPGの醍醐味である初のバトルまで進め、パーンとクレオが倒されるというほろ苦いスタートまで語りました。(詳細はバックナンバーからご確認ください)

 いったん街へと戻り体力を回復させようと思い、自宅に戻るのですが、自室のベッドでは休めず。自室のベッドは休めるものだと勝手に思い込んでいました(RPGあるあるですよね?)。仕方なく、街の宿屋へと足を運ぶことになります。最初の街だからだとは思いますが、無料で泊まれるのがありがたい! 宿代をケチりたくなりますが、その心配もないわけですね。あと、セーブもここで行うのですね、覚えました。……じつは、自室の右側にある棚でセーブだけはできるんです。宿屋以外でもセーブができることは、覚えておいてもよさそうですね!

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 その後はレベル上げが必要だと思い、街周辺でバトルを繰り返します。最初は一進一退、といった感じでしたが、徐々に安定して戦えるようになっていきます。レベルアップをして強くなっていくのを実感できるのも、RPGの楽しいところ。

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▲まだラクショーとまではいかず。

 そしてこのあたりで気が付くのですが、『幻想水滸伝』のパーティ編成では隊列の概念があります。S(短距離)、M(中距離)、L(長距離)があって、後列だとSのキャラクターは攻撃することができない、Mのキャラクターは敵の後列に攻撃することができないようです。序盤をプレイ中はそこまで意識していなかったのですが、オートで戦っていたところ攻撃しないキャラがいることに気が付き、隊列の存在に気付いたというわけ。自分はけっこう説明書きなどを読まずに進めるタイプなので、こうやって遊びつつ覚えていくのは昔から変わりませんね。

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目的を思い出せずにさまよう……


 しばらくレベル上げをしつつ、周辺を歩き回っていると、いろいろなスポットにたどり着きます。まずはグレッグミンスターの南に位置するレナンカンプの街で、けやき亭という宿がおすすめとのこと。でもお金かかるんですよね?

 ……グレッグミンスターに戻りますよ、あたしは! ひとまず、宿には泊まらず、防具屋で装備を整えます。戦闘でのダメージ、けっこう痛かったので。そして、鍛冶屋ではメンバーたちの武器を鍛えます。『幻想水滸伝』は防具は購入するスタイルですが、武器は購入ではなく鍛えていく感じなんですね。早期購入特典でもらえた57300ポッチのアドバンテージもあるので、しっかりメンバー全員の強化を進めます。って、お金があればあるだけ鍛えられるわけではなく、物語の進行や街によってどこまで鍛えられるのかが変わる感じでした。そりゃそうか。

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 次は西へ向かい、大きな山である虎狼山へ。入ってすぐに宝箱が見え、「ここはダンジョン的なやつか」と理解。その後も宝箱を開けつつ、山を登っていきます。少し敵も強くなってきたような気がするものの、しっかり装備を整える&レベルアップのおかげで、なんとか戦えます。

 その後、中腹で民家らしい建物を見つけますが、カギがかかっていて入れず。さらに進むと、峠道を抜けて山の反対側へ。目の前に集落のようなものが見えてきます。サラディという街でしたが、とくにイベントなどは発生せず。ストーリー進行よりも少しだけ先の街に来てしまった感じでしょうかね。

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▲1人50ポッチですが、泊まらざるを得ない。

 仕方なく来た道を戻ります。戻るのはめんどうなんですが、結果的にこれがレベルアップにつながるんですよね。ウロウロするのも悪くありません!

 虎狼山を出て、今度はフィールドをくまなく歩いてみることに。謎の城壁があったり、東で新たな街・ロックランドを見つけたりするものの、物語が進む様子がありませんが……。

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▲気になる情報をゲットしたり……。
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▲またもやカギのかかった家を発見。

 ロックランドで得た情報をもとに、いざ清風山へ。ここもダンジョンのような雰囲気で、宝箱を漁りつつ、敵を倒しつつ奥へと進みます。

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 謎の大広間っぽい場所にたどり着くも、とくに何も発生せず。

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 その後、オートセーブが実行され、いよいよボス的な存在との戦いのときが!

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▲山賊どこ。

 丸太小屋を発見するも、とくに何も起こらず。無駄足となったことを自覚します。これはアカン、いったん初めの街(グレッグミンスター)に戻って出直さなければ!

ギャンブラーの心をくすぐる男・マルコとの出会い


 ちなみに、ロックランドにはマルコと名乗るギャンブラーがいました。100ポッチ、1000ポッチ、10000ポッチのいずれかを賭け、コップの中に入ったコインを当てられれば勝ちというルールのよう。コップは高速で移動するのですが、かけたポッチによってその移動速度が変わります。100ポッチで試してみましたが、コップの速度は控えめだったので、簡単に当てることができました。時間をかければ、100ポッチずつ増やすことができそうですね!

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 いや、こんなチマチマとした勝負を続けていれらるかー! というわけで、レートを1000ポッチに上げます。

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 うん、動体視力が衰え、メガネをかけたまま手元が見えづらくなったおじさんでも、1000ポッチの速度にはついていけるようです。次は10000ポッチの勝負……と思いましたが、1000ポッチのコップの速さも、相当ギリギリだったのもあったので、チキンハートを発動してここでやめてしまいました。速度だけでも見ておけばよかったなぁ。

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お金を払うと逃げられるなんて!


 そういえば、戦闘のコマンドの中に“お金”という項目があることに気が付きました。これはなんだろうと思い、ふと選んでみると360ポッチを支払い戦闘が終了。なるほど、お金を支払う代わりに確実に逃げられるということか。お金を使った戦闘といえば、(別作品の)“銭投げ”くらいしか思い出せなかったので、これはなかなか(2025年に言うことではないけど)斬新だなぁなんて思ったりしましたね。とはいえ、もったいなくて“お金”を選ぶことはほとんどなさそう……。

 最初は画面をよく見ておらず、なんのことだかわからずにコマンドを選んだのですが、よく見ると下段に説明がありましたね(笑)。じつは、自宅のSteamの画面設定の問題で、最初は画面の下部が表示できていなかったんですよ。だからこそ、こんなトピックが生まれてしまったのですが。バトルの倍速などのシステムに気付いたのも、画面設定を修正してから。

 しっかりと設定は見なくちゃダメですね。

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グレッグミンスターに戻ると、すべてが解決! ただの見落としじゃないか!


 というわけで、スタート地点であるグレッグミンスターに帰ってきました。お金もある程度ありますので、ついにウィングブーツに手を出すことに! こうやって新しい装備を購入するのも楽しいのです。

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 それはさておき、城へ戻ります。誰かのところに行かなきゃいけなかったような気がして。

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 お偉いさんのクレイズを信じられないほど待たせていました。「遅かったな。」というセリフがイヤミではなく、真実となってしまったのです。きっとこんな冒険してからではなく、すぐに会いに来るからこそ、このセリフがイヤミに聞こえるというのに。すまん、クレイズ。お坊っちゃん気分ではなく、勇者気分でした。

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 ようやく次なる目的地が魔術師の島であることが判明します。しかも、船では行けず、竜騎士に連れて行ってもらうことに。そりゃクレイズに会う前にフィールドを歩き回っても何も起きないはずだわ。

 ただ、HD版には追加機能があって、過去ログを確認することができるんです。自分はログの確認もせずにフィールドで迷子になっていましたが、過去ログを確認することで、次の目的を把握しやすくなるというわけ。過去に自分のような人がいて、そういった声を拾い上げて、こういった機能が追加されたんですよね、きっと。素晴らしい!

 というわけで、物語がとくに進まなかった第2回のプレイ日記でした。……なんかお金の話が多くなってしまった(笑)。

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