電撃オンライン

Steam/Xbox版『俺アラ』は買い切りだから旬を自分好みに最強育成できちまう。仲間の加入などアプリ版との違いも紹介【冬アニメ×ゲーム2025】

文:Ak

公開日時:

最終更新:

 好評発売中のPC(Steam)/Xbox Series X|S用ソフト『俺だけレベルアップな件: Arise OVERDRIVE』のレビュー記事をお届けします。

[IMAGE]

 なお、電撃オンラインでは2025年の冬におすすめしたいアニメに関連するゲームを特集する
“冬だ! アニメだ! ゲームも遊ぼう(電撃冬アニメ×ゲーム)”を展開中。この記事もその企画の一環として、X(Twitter)でのプレゼントキャンペーンを実施中ですので、ぜひご参加ください。

共通パーツ画像

ゲーム概要:アプリ版をベースにあらゆる点で遊びやすく進化!【俺アラオーバードライブレビュー】


 『俺だけレベルアップな件: Arise OVERDRIVE』は、好評配信中のアプリ『俺だけレベルアップな件: Arise(俺アラ)』を元にした作品。『俺アラ』の、いわゆる“買い切り作品”だと思えば大丈夫です。

[IMAGE]

 アプリ版から多数のデータを使用しているため、定価5,600円(Steam版)というミドルプライズながら、キャラクターのグラフィックやアクションなどの作りはかなりリッチ! 本格的なハイスピードアクションが楽しめます。

 アプリ版と比べると、ストーリー進行の方法や操作方法など、さまざまな部分に変更点があり、より遊びやすく調整されている印象。デラックスエディションの特典を除いて課金要素はないので、購入さえすればすべての要素を楽しむことができるのが何よりの利点ですね。

[IMAGE]

 流石に膨大な数のキャラクターが登場するアプリ版と比べると登場キャラクターは少なくなっていますが、それでも多くのキャラクターが実装されており、もちろん操作することも可能です。

 主人公の水篠旬を育成していく、『俺アラ』ならではの育成要素ややり込み要素もしっかり味わうことができます。

ストーリー&キャラクター:原作を追体験しながら“俺だけレベルアップ”する感覚を味わえる!【俺アラオーバードライブレビュー】


 ストーリーや登場人物、世界観は『俺アラ』同様に、基本的には原作を踏襲。ムービーやイベントシーンでは3Dグラフィックとウェブトゥーン版のシーンが自然に切り替わります。この切り替わりはかなりスムーズで、違和感なく物語に没入可能。

[IMAGE][IMAGE]

 ウェブトゥーン版はアニメとは演出が異なるので、アニメ派のプレイヤーは新鮮な気持ちで楽しめそうですね。多少ダイジェスト感はあるものの、大筋はしっかりなぞっているので原作を知らなくてもある程度は楽しめます。より細かい心情描写などが知りたい場合はアニメなどをチェックするのを推奨。

 序盤は主人公・水篠旬も、初期の純真な少年の姿で登場。その後のすさまじい変化を知っていると、もはやなつかしく感じますね。原作を知っている場合は、ストーリーを振り返るのにもピッタリです。

[IMAGE][IMAGE]

 ゲームオリジナルのストーリー展開も描かれます。というより、ゲーム冒頭からいきなりアニメでは見たことないシーンが! “影の君主”と化した旬が、“悪魔王”と戦っている衝撃シーンが描かれます。見たことない技も多数覚えていて、いきなりクライマックスです。

 ちなみに冒頭のシーンでは“影の君主”バージョンの旬も操作可能。旬の強さの行きつく先を体感できるのが、『俺レベ』ファンにはうれしいポイントですね。

[IMAGE][IMAGE]

 みんな大好き向坂雫さんを始め、原作キャラクターが多数登場。それ以外に『俺アラ』プレイヤーにお馴染みのゲームオリジナルキャラクターも登場するので、多彩なキャラクターと出会うことができます。

 基本的にスポットがあたるのは主人公の旬ですが、仲間に加入させることで操作キャラクターにできる点がゲームならではで楽しいです。

[IMAGE]

 メインストーリーの流れは原作通りで、序盤は最弱ハンターだった主人公の水篠旬が、レベルアップによって成長していく姿が描かれます。

 序盤のうちは難易度がやや高めで、旬も劇的に強くなっていくわけではないので、原作同様に少しづつレベルアップしていく実感を味わえるのが原作ファンにはうれしい! ちなみに旬以外のキャラクターは原作同様にレベルアップはしないものの、スキル強化などである程度強化することは可能です。

バトルシステム:コントローラー操作で快適に! 誰でも爽快感を味わえるアクションが魅力【俺アラオーバードライブレビュー】


 本作のバトルシステムは3Dアクション。スキルや必殺技を駆使して直感的に戦うことができます。基本的な操作感は『俺アラ』と同じですが、コマンド配置など細かい部分はコンシューマー向きに改善されていますね。タッチ操作でなくても、コントローラー操作で快適に遊べるようになっています。

[IMAGE]

 通常攻撃やスキルを織り交ぜて敵を倒していくバトルは、一見すると攻撃方法が多く複雑にも思えますが、実際に動かしてみると“たまった順からてきとうにスキルを使う”だけでもそれなりに戦えるので、ストレスなく気持ちよく楽しめます。

 とはいえ底が浅いというわけではなく、ギリギリで回避すると発動する“極限回避”を駆使して華麗に立ち回ったり、タイミングよくガードすると発動する“受け流し(ジャストガードやパリィのようなもの)”を狙ったりと、テクニカルな立ち回りも可能。

[IMAGE]

 スキルの種類も多彩で、カスタマイズしだいで戦略が変わってくるので突き詰めるのが楽しいです。気分しだいでいろいろスキルを使い分けられるため、バトルに飽きがきませんね。

 また“極限回避”などの条件を満たすと発動するQTEスキルも設定可能。自分のプレイスタイルに合わせて発動しやすいものを選ぶと、自動で追加攻撃などを行ってくれるので、より華麗に戦っている気分にさせてくれます。

[IMAGE]

 特定の敵が新しい敵を召喚するなどのギミックもあり、バトルのいいアクセントになっています。そこまで複雑な仕掛けはないので、爽快感を損なわないバランスになっているのもいい感じです。

[IMAGE]

 メインストーリーで操作できるのは旬のみですが、それ以外のクエストでは別のハンターも操作キャラクターにできます。旬+サポート役の仲間ハンターで編成された“水篠旬パーティ”と仲間ハンターのみで編成された“ハンターパーティ”は、対象のクエストであれば任意で切り替え可能です。

 基本的には旬のほうが能力の伸びしろが大きく、操作キャラクターとしては強そうではありますが、別キャラクターも固有のスキルなどがありかなり強力。原作では活躍が少なかったキャラクターもいるので、ぜひ活躍させたくなりますね。

育成要素&仲間:旬のみが多彩な育成が可能な特別感! 自分好みのバトルスタイルに成長させられること間違いなし【俺アラオーバードライブレビュー】


 本作でも原作同様に旬は特別扱い。ほかのキャラクターと比べて育成要素が多く、幅広い育成が可能です。

[IMAGE][IMAGE][IMAGE][IMAGE]

 ゲーム序盤で、基本スキルツリーを4種類から選ぶことができます。操作難易度や得意なバトルスタイルが異なるものの、スキルツリー画面で自由に変更できるので気楽に選んで大丈夫です。

 筆者は原作に近い立ち回りができそうな“暗殺”を選択! 短剣などで背後を突く、テクニカルな立ち回りが可能なので操作していて楽しかったですね。

 “暗殺”は最初の選択画面では“操作難易度:ベリーハード”と記載されていますが、基本的な操作自体は複雑ではないのでハードルはさほど高くないです。ただし最大ダメージを出すために背後から攻撃する必要があるので、スキル構成などにはやや試行錯誤が必要になりますね。

[IMAGE]

 レベルアップによって得られる能力値を割り振ることで、幅広い育成ができるのも旬の特徴。こちらもプレイスタイルに大きく影響するので、ベストな選択肢を突き詰めたくなりますね。ちなみにリセットは簡単なので、いろいろ気楽に試せます。

[IMAGE]

 クエストで入手した素材を使って武器を作っていくのも重要なやり込み要素。こちらは旬だけでなく仲間のハンターの武器も作成可能です。

 原作に登場した武器も多く、“カサカの毒牙”などはつい優先的に作成したくなりますね。

[IMAGE]

 収集要素として“アーティファクト”も登場。こちらは効果がランダムで、ハクスラ要素になっています。一定数同じ系統の“アーティファクト”を装備するとセット効果が発動するので、お目当ての“アーティファクト”をそろえると一気に戦力を強化できるのが楽しくてやり込みがいがあります。

[IMAGE]

 仲間キャラクターはアプリ版のようにガチャではなく、“ハンター紹介”によって加入させられます。“ハンター紹介”はリアルタイムで一定時間経過するたびに利用でき、複数の仲間のなかから1人を選んで仲間入りの交渉が可能。

 交渉に必要なコインはメインストーリーや各種クエストの報酬で入手可能ですが、そこまで潤沢に入手できるわけではないので、序盤はある程度仲間を選ぶ必要があるでしょう。

[IMAGE]

 交渉時に多くのコインを提示するほど、交渉の成功率がアップ。3回まで挑戦可能なので、そこまで急ぎで仲間にする必要がない場合は、少ないコインで仲間にできる可能性に賭けるのもアリ。

 交渉に失敗しても一部コインは変換されるので、失敗した場合でも意外とコイン消費は激しくありません。絶対に仲間にしたいキャラクターの場合は、惜しみなくコインを使っても大丈夫!

[IMAGE][IMAGE]

 筆者の場合は、アプリ版でお世話になった“早手響”と“今宮さつき”を最優先で仲間に! とくに“早手響”は操作キャラクターとしてもなかなか強いので、序盤ではオススメのキャラクターです。

 仲間キャラクターは武器やスキル強化などの育成要素がありますが、旬ほど育成要素が多くないので、加入してすぐに戦力として使いやすいです。

[IMAGE]

 なお、仲間になったキャラクターはロビーでも操作キャラクターに選択可能。お気に入りのキャラクターをじっくり眺められるので、ぜひいろいろ切り替えてみましょう!

まとめ:『俺アラ』に敷居の高さを感じていた人にこそ遊んで欲しい買い切り版【俺アラオーバードライブレビュー】


 アプリ『俺アラ』を元に、コンシューマー作品として遊びやすくなった『俺だけレベルアップな件: Arise OVERDRIVE』。

[IMAGE]

 流石に1年半以上サービスが続いているアプリ版と比べると拡張性やボリュームは控えめですが、爽快なゲーム性や豊富な育成要素はしっかりと味わえます。課金要素もないので、購入さえすれば全要素を遊べるのも大きいですね。

 とくにアプリ版に敷居の高さを感じる『俺レベ』ファンにはオススメです。マルチプレイも可能で長時間楽しめる作品になっているので、ぜひファンは遊んでみてください!

Amazonギフトコード3,000円分が当たる! 電撃冬アニメ×ゲーム特集を展開中!


 2026年3月6日(金)23:59までに、
電撃オンラインの公式Xをフォローしたうえで、“#電撃冬アニメゲーム2025”のハッシュタグが付いた記事をリポストしてくれた人の中から抽選で3名様にAmazonギフトカード3,000円分のコードをプレゼントいたします。

 ハッシュタグをつけたキャンペーン対象記事は
特集ページ内の記事にまとめていきますので、お見逃しなく!

 当選者に対してはXのDMで当選連絡を行い、Amazonギフトカード3,000円分のコード送付を行います。

【Xキャンペーン注意事項】
※あらかじめご了承のうえでご応募ください
・応募には、Xへの登録(無料)が必要です。
・電撃オンラインの公式Xアカウント(@dengekionline)をフォローしていることが参加条件となります。当選発表前にフォローを解除した場合、当選権はなくなりますので、ご了承ください。
・投稿に際し発生する通信料・通話料などは、お客様のご負担となります。
・投稿いただいた内容は、電撃オンラインなど、株式会社KADOKAWA Game Linkageの媒体で掲載させていただく場合があります。
・賞品の送付先は日本国内に限ります。
・当選賞品を譲渡(転売、オークション出品含む)しないことが応募・当選の条件です。譲渡が明らかになった場合、当選は取り消され賞品をお返しいただく場合があります。
・当選通知日から1週間DMでの返信がなかった場合は当選無効となります。

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります