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過去イチでエッッッなFMV『シーッ、美少女撮影中!』がマジたわわ。映画『シェルビー・オークス』は主人公が行動力の化身すぎる【ほぼ週刊電撃スタッフコラム:オッシー】

文:オッシー

公開日時:

※この記事には映画『シェルビー・オークス』の重大なネタバレがありますので、ご注意ください。

 みなさんこんにちは。コラム一週飛ばし余裕でした。師走が忙しすぎた(言い訳)。あと『オクトパストラベラー0』が時間かかりすぎた。トロコンしたら100時間オーバー。社会人は長期休暇でなきゃ触れちゃ駄目なヤツ。でもガチで面白いので全ゲーマーが年末年始にプレイすべき。感想は電撃オンラインにいっぱい載っているからぜひ読んで。ひとことで言うと「サザントス・マジサザントス・サザントス」って感じ。サザントスってなんか声に出して読みたくなる名前。そんなサザントスオッシーがメリークリスマススタッフコラム32回目をお送りします。メリークリスマスってメリクリウスと似てない? ガンダムW世代なんよね。

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 このコラムでは、狂ったようにプレイしている日々のゲーム体験や、ゲーム以外の趣味である映画鑑賞などで摂取したエンタメコンテンツを、短文レビュー形式でお送りしています。今回はゲームと映画。メリクリウスヴァイエイトネタバレ注意。

スーパーウルトラキャットファイター2ダッシュターボ

タイトル:『シーッ、美少女撮影中!』
プレイ状況:Steam版 スズキ・ミナ、カン・ヘウォン ルートクリア

 韓国FMVのトップメーカー(勝手に認定)Storytacoの最新作。早速FMV配信でプレイ。

■『シーッ、美少女撮影中!』配信のアーカイブはこちら

 今まで散々FMVをプレイしてきたけど、本作はガチのマジでド直球のセクシー路線。

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▲遅めのクリスマスプレゼントやで。
 筆者はFMV界の第一人者になるという崇高な使命のために仕方なくFMVをプレイしている硬派ゲーマーなので、そういった要素には微塵も興味は無い。無いが、そんな筆者をして「エッッッッッ」と「でっっっっk」以外の語彙力を失わせしめる破壊力。そういう邪な目的のためにFMVをプレイしようと思っている健全なゲーマー諸兄には全力でオススメしたい。

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▲うらやまけしからん。

 ストーリーは、FMVあるあるの無職&借金のダメダメ主人公がコネ入社したアパレル&インフルエンサー会社で神聖モテモテ王国しちゃうお馴染みのもの。それ以上でも以下でも無い。
実家の安心感。

 攻略対象は5人。少なめだが、粒ぞろいの少数精鋭タイプ。個人的にはこのくらいの方が好み。多すぎても属性被るんよ。
今回の属性は、親友の妹、課長、会社の先輩、YouTuber、YouTuberの5人。……5人でも被っとるやないかい!

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▲全員が全員セクシー(で)サンキュー。

 ストーリーとか属性とかはどうでもよい。
エロイカ、エロクナイカ。それだけ。そんな達観したFMV強者のみが付いてくるべし。エロイカれたメンバーを紹介するぜ。

ジュ・アルム — ルックブック系YouTuber、気難しいインフルエンサー

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▲圧巻のセクシー衣装。

 一人目のYouTuber。事務所を背負って立つトップインフルエンサーらしい。

 正統派の美人だしセクシーだし、プライド高くてツンデレ気質もあるんだけど……ちょっと残念な点が。というのも、後に紹介する超絶ワガママボディたぬき顔インフルエンサーのスズキさんと属性が被っている上に、二人の仲が悪く常に喧嘩していて、どちらかを選ぶ展開が多いのよ。そんで筆者は当然スズキさんをチョイスするわけであって、ほぼ印象に残らないのよね。

 どんなに実力者であっても、圧倒的な強キャラがいるとトップは取れないという、スポーツ漫画とかでよく見るヤツ。『メダリスト』の狼嵜光みたいな。がんばれいのりさん。

ソ・ジュンヒ— マーケティングチーム課長、セクシーなワーカーホリック

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▲韓国の課長は社員証の紐を谷間に挟まなければならない法律でもあんの?

 本作のパイスラ課長枠。あと魅惑のヒップ隣人枠。

 実はファーストバウトキャラでもある。大体、FMVでファーストバウトするのは正ヒロイン枠が多いんだけど、今作はまさかの課長。開始早々に主人公の家の隣に引っ越してくるんだけど、顔が見えない。でも尻で通行を邪魔してくるという強烈なインパクトを残す。

 その後、コネ入社した先の会社で再会するんだけど、顔は当然わからないのよ。でも
尻を見て同一人物だと気付くという超展開。そんな漫画でしか見ないような展開を実写でやってのける韓国FMV、そこに痺れる憧れる。

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▲主人公の尻を見分ける力よ。

 出会って五秒で棒を穴に入れるゲームに誘う。そこで尻を振り回したり、谷間を見せつけたりのやりたい放題。その上で自宅に誘い込んでからのパジャマパーティー。この女、完全にセクシー課長枠である。

 ただし、目つきが鋭くメガネをかけたインテリヤクザにしか見えないのと、乳圧が足りない(ドングラン課長比)ので、二代目パイスラ課長を襲名するには弱い。尻は勝ってるので、今後はそこをアピールしたコーディネートに期待。

スズキ・ミナ— ルックブック系YouTuber、グラマラスな日韓ハーフモデル

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▲童顔とセクシー奇跡のコラボレーション。

 今作の個人的最強キャラ。FMV界を見渡してもかなり上位に入る逸材。

 まず顔が可愛い。たぬき顔タレ目の童顔。あざとい。そしてボディがワガママすぎる。全体的にムチムチしていてサイコー。首から上と首から下が噛み合わなすぎて違和感しかないんよ。漫画でしか見たこと無いような体型。究極の2次元ボディ。誠にけしからん。

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▲(主人公に)完全に同意。

 配信を見てくれていた識者によると、韓国のグラビアアイドルのモモリナという人らしい。日本語も喋れるので、日本でも芸能活動しているそう。DMMで調べたらイメージビデオも出してた。
誠にけしからんので監視のためにフォローした。

 そんなモモリナちゃんは日韓ハーフアイドルのスズキミナという役どころ。FMVの日本人役の鈴木率の高さよ。先週にFMV配信したやつにもスズキ(スズキレイ)がいたし、やっぱり「日本人=鈴木」なんかね。FMV界の三大スズキに任命しよう。スズキミナとスズキレイとスズキタゴサクの三人な。三人目はFMVじゃないが。

■スズキレイのご尊顔が拝めるFMV配信アーカイブはこちら

 たまに日本語で喋ってくれるのがチャーミング。外国の人が日本語喋ってくれるのってなんかいいよね。「え、好き……」ってなる。チョロ過ぎてスマン。ってかこの子、声も可愛いんだわ。なにこのパーフェクト女子。(作中での)性格は腹黒系で、いつもアルムとバチバチやっている。でも可愛いのでオッケーです! 


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▲本職はコスプレイヤーらしく、なんでも着こなすのよね。

カン・ヘウォン— デザインチームの先輩、初恋

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▲初恋ドロボー過ぎるやろ。

 FMVに一人はいる初恋キャラ。今回は大学の先輩。おっとり系の美人で均整の取れたプロポーション。清楚な服装なのに透けていてしっかりドキドキソワソワさせてくれる。控えめに言って女神。二番目に攻略するくらいには好み。

 本作の登場人物は総じてスカートが短く、美しいお御足を惜しげもなく披露してくれるんだけど、その中でも飛び抜けて美脚。

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▲美脚過ぎるし、お腹周りも無駄のない美しさ。

 この子は性格が良さそうなのがポイント高いんだよね。お姉さん先輩セクシー美女で優しさ◎とか『パワプロ』なら超当たりキャラ。

パク・ジヨン— 人事チームの新人、愛らしいVロガー

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▲親友の妹とかいう最強の肩書。

 本作では希少な妹キャラ。つーか主人公の親友の妹。つまり幼馴染でもあり、幼少期から主人公のことが好きだった設定。さらに本作の舞台となる会社に主人公をコネ入社させた張本人でもある。

 通常なら数え役満・勝ち確レベルのスペックだが、本作だとちょっとビジュアルが地味め。キュートさもセクシーさも今ひとつ。相対評価が基本だから、どうしても他のメンバーと比べると見劣りしてしまう。スペック(設定)を活かしきれなかった残念キャラ。環境が悪かった。

 攻略キャラの五人とも一定レベルの可愛さとセクシーさを兼ね備えているし、翻訳もまあまあ(FMV基準)。ストーリーは……いつもの感じで可もなく不可もなく。さすが韓国FMVの雄Storytacoと言ったところの作品だった。とにかくFMVにエロスを求める方には満場一致でオススメできる。

 まあ
筆者は硬派ゲーマーなので、今日もけしからん動画を検閲する為にDMMを巡回するのであった……モモリナちゃんは今日も可愛いなぁ。

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▲今日はモモリナちゃんの名前だけ覚えて帰ってください。

シェルビーオークス!(「エミリー・ローズ!」のノリで)

タイトル:映画『シェルビー・オークス』

 いやー、めちゃんこ楽しみにして観に行ったのよ。近所の映画館でどこもやってなかったから、隣県まで足を伸ばして観に行ったわけ。

 だってまず(メイン)ビジュがイイじゃん? 女の顔がライトで白飛びしてるの。幽霊にも見えるし怯える少女にも見える。流行りのモキュメンタリーホラーっぽさを全面に押し出してる。イイじゃん。

 予告編もいい。動画配信者が廃墟の街に行って行方不明とか、親の顔より見た設定だけど、しっかり作られているのが画から伝わってきて好感触。イイじゃん。

 導入もいい。ファウンド・フッテージ系の映像はまあありがちな展開だったけど、主人公の妹以外が惨殺されていたのが良かった(良くないけど)。やっぱ絶望感が違うよね。

 そして極めつけは、予告編でもあったメッセンジャーおじさんが訪ねてくるシーン。失踪した妹を探すお姉ちゃん(主人公)のミア。12年経って誰もがみんな諦めかけていた時に、ミアの自宅に小汚いオッサンが訪れてくる。そして戸口で「ようやく彼女が解放してくれた」と言った後に頭を拳銃で撃ち抜いて自害。死体の手にはテープが握られていて、そのテープには失踪した妹のさらなる映像が映っていた……。さらには、妹の仲間を惨殺する男(=メッセンジャーおじさん)の姿も。

 つまりこの時点で、少なくとも妹の仲間を殺したのはメッセンジャーおじさんだって分かるわけ。なのに死んじゃうの。しかも「彼女を解放した」じゃなくて、「彼女が解放してくれた」なのよ。めっちゃ引き込まれるやん!

 ……なんだけどさぁ。ここからちょっと失速するのよね。

 まず主人公のミアが行動力の化身すぎる。夫も義妹の捜索には協力的だったっぽいんだけど、さすがに12年も経って諦め気味なのよ。まあそれは仕方ないんだけど、だからってミアは一人で行動しすぎ。シェルビーオークスの廃墟に向かうのはおろか、廃刑務所にも単身乗り込むし、刑務所で襲われたにも関わらず次の場所にも一人で向かうし。
ツーマンセルが基本だってトム・クランシーとかで学ばなかったんか?

 あとは元凶の悪魔がイマイチ。だってインキュバスだよ。いや現実でいたら厄介だけどさ。でもぶっちゃけRPGとかだと雑魚敵やん。それにエロ漫画とかでは常連だけど、それもエロ漫画の舞台装置としてやん。崇拝者もBBA一人だしさあ。子分はケル・ベロ・スーの三匹のワンチャンだしさあ。ラスボスの器がね……。

 全編通して、傑作映画『ヘレディタリー』を意識してるんだと思うけど、ちょっとそこまでは至らなかったかなって。予告や序盤の雰囲気はとっても良かったんだけどね! まあ総合でも決して悪くはないんだけど…期待が高まりすぎたのが悪い。

 配給会社も目の付け所は悪くなかったで。どんまい。とか言ってたら弊社(KADOKAWA)やんけ! 
……全部嘘です。映画史に残る素晴らしい映画なので劇場で100回観てください。ダイレクトマーケティングって素晴らしいな。

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