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DLC&Switch2版レビュー:『真・三國無双 ORIGINS』追加シナリオは袁紹が萌えキャラすぎるし呂布がカッコよすぎる。新武器種2種の操作性やSwitch2版のプレイ感も紹介【夢幻の四英傑】

文:Ak

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 1月22日に配信される『真・三國無双 ORIGINS』の大型DLC『夢幻の四英傑』の先行レビューをお届けします。また、同日に発売となるNintendo Switch 2版のレビューも掲載するので、合わせてご覧ください!

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 なお、ストーリー上の核心的なネタバレはありませんが、追加シナリオの展開に触れているのでご注意ください。

追加シナリオ:袁紹が萌えキャラすぎる追加シナリオ! 呂布シナリオの盛り上がりもヤバい【真・三國無双 ORIGINS追加DLCレビュー】


 大型DLC『夢幻の四英傑』の目玉は、張角・董卓・袁紹・呂布にスポットを当てた追加シナリオ。『三国志』においてはどちらかというと悪役的な描かれ方をすることが多い4人だけに、歴史ファンとしても興味深いチョイスですよね。

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 大型DLC導入後、どこから追加シナリオを始めるのか少し迷いましたが、宿屋の自室のメニュー画面から選択することができました。

 本編シナリオを進行中であっても追加シナリオはプレイ可能で、逆に追加シナリオの進行中に本編シナリオに戻ることもできます。外伝的な立ち位置のシナリオになっているので、いつでも気楽にプレイ可能です。あくまで無名(主人公)の見ている夢のような物語になっていて、それだけにかなり大胆なIF展開もあり新鮮!

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 追加シナリオのうち、最初に選べるのは張角のシナリオのみですが、張角のシナリオをクリア後は本編の進行度に合わせて好きなシナリオをプレイ可能です。

 追加シナリオ4つに難易度の差は基本的にないので、自分の好きなシナリオからプレイして大丈夫。呂布シナリオの盛り上がりがすごいので、個人的には呂布シナリオを最後にプレイするのがオススメです。

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 追加シナリオでは自身の境地レベルに応じて敵の強さが調整されるので、プレイヤーの進行度を問わず楽しむことができます。本編をやり込んでいる人も途中で止まっている人でも歯応えのある戦闘が楽しめますが、基本的には境地レベルが高いほうが難易度が緩和されるようです。

 本編2章以降到達が追加シナリオを遊ぶ条件ですが、できれば本編での各武将の活躍を見てからだと、よりIF展開を楽しめるかと思います。

 また、最高難易度である“無双に挑む者”はなかなか難しいので、本編クリア直後の人や久しぶりに本作をプレイする人はいったん難易度を下げるのもよさそうです。

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 各シナリオは3~4戦で構成されており、難易度や育成状況にもよりますが、シナリオクリアだけなら合計十数時間といったボリューム。ただし、本編シナリオと同様にやり込み要素が用意されているので、価格以上の満足感を味わえます。

 “物語”から各戦闘を選んで挑めるのも本編シナリオ同様。難易度“無双に挑む者”限定の“挑戦”ももちろんあります。追加シナリオの“挑戦”達成条件はなかなかシビアなものが多く、やりがいがありますね。とくに防衛系の条件や時間制限のある条件が厳しい……!

 条件達成で得られるのは新武器種の武芸や最強武器がメインですが、本編をやり込んだ人ほどうれしいサプライズ的な報酬も。お楽しみに!

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 追加シナリオでは“軍略”という新要素も。決戦前に敵部隊を倒していくことで、有利な状況で決戦に挑める特殊な戦闘です。

 一見するとシミュレーションかストラテジーのようにも見えますが、わりとアバウトにプレイしてもいい感じに有利になっていくバランスなので、シミュレーションが苦手な人でも大丈夫!

 敵部隊を効率的に減らしていったり、軍略の戦闘中に使用して敵を倒す新規要素の“秘策”などもあり、本編のバトルとは一味違った戦闘が楽しめるのが魅力ですね。

 ここからは、各シナリオの見どころについて紹介していきます。

張角シナリオ

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 張角シナリオは、ある意味一番見たかったかもしれないIFシナリオ。

 本編でも葛藤や後悔がしっかり描かれていて、従来の『三国志』作品でありがちな“中ボス”感のある悪役ではなかった張角。それだけに「どこかで少しでも展開が違えば……!」と思っていたファンも多いと思います。

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 とにかく見たい展開をそのまま出されたような「これでいいんだよ」の集大成のようなシナリオです。

 あくまで夢のようなものとはいえ、迷える張角に救いがあるのがうれしいですね。とくに張角の絆イベントを最後まで進めていると感慨深いです。


 ちなみにDLCの予約特典として黄巾族の衣装である“黄巾兵装”が入手できました。入手できた人は、張角シナリオで着用するとすごくシックリくるのでぜひ!

董卓シナリオ

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 『三国志』では最も悪役らしい悪役として描かれることも多い董卓。本編では暴君でありながら威厳のある英傑として描かれていました。

 一見暴虐に見える行動にも国を想う理由があったりして深みのあるキャラクターであっただけに、追加シナリオでその行動原理が深堀りされるのがうれしい!

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 味方になる武将も、本編では(失礼ながら)やられ役の印象が強いキャラクターが多いので、彼らとの共闘も新鮮です。

 呂布が同僚として活躍するのも見どころですね。少し変わった立ち位置でのカッコいい呂布が見られるので、呂布ファンにもオススメできるシナリオです。

袁紹シナリオ

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 そして一番意外性があったのが袁紹シナリオ。

 ほかの3人と比べると“悪役”という感じではなく、あくまで英傑の1人、とはいえ少々役者は不足……という印象の武将だったので、追加シナリオも無難な感じになるかと予想していたんですよね。

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 ところが実際にプレイしてみると、袁紹が超親しみやすいキャラクターになっていてビックリ! 主人公の少しからかうような回答に生真面目にツッコミを入れたり、傲慢な態度を見せながらも言動からやさしさがにじみ出ていたりと、とにかく反応が可愛いです。もはや萌えキャラといっても過言ではない!

 育ちのよさゆえのプライドの高さで本編では小物感が強かった彼ですが、主人公が陣営入りしたのをきっかけに自分を見つめ直すことになります。袁紹を応援したくなる展開で目が離せませんね。

 さらに、袁紹の変化によって、味方になる武将に変化も。歴史のIF展開としての裏付けもしっかりしていて、『三国志』ファンにも納得の展開です。

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 ちなみに袁紹シナリオでは、新キャラクターである“謎の武芸者”も登場。彼に関しては何を書いてもネタバレになりそうなので深くは語りませんが……かなり納得感のある正体でした。

 イケオジな見た目や所作もかなりカッコいいので、随行武将に選べるのもうれしいところ。朱和とどっちを同行させるか迷いますね。

呂布シナリオ

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 本編では乗り越えるべき強敵として、ラスボス感の強かった呂布。彼の配下として行動できるのは『真・三國無双』シリーズファンのロマンですよね。

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 追加シナリオでは呂布が抱える最強ゆえの孤独についても本編以上にていねいに描かれるので、彼のファンは必見です。

 すべてを敵に回すレベルで盛り上がる展開になっていくので、終わったあとの読後感もかなりいい! クライマックス感が強いため、追加シナリオの最後にプレイするのが個人的にはオススメです。

新武器:遠近どちらでも戦える“弓”と攻撃範囲に優れる“縄鏢”が追加【真・三國無双 ORIGINS追加DLCレビュー】


 追加される新武器種は、弓と縄鏢(じょうひょう)の2種。それぞれのプレイ感を紹介します。

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 弓は、遠近どちらでも戦える新武器。一見すると遠距離武器寄りっぽいですが、基本攻撃が近距離攻撃になっており、近距離でも十分に戦えます。テクニカルな武器種かと思いきや、弓でぶん殴るのはじつに爽快。

 LBボタン(PC版の場合)を押すと射撃が可能で、近距離攻撃と射撃を使い分けて戦っていくのが基本戦術。武芸にも近距離系のものと射撃系のものがあるので使い分けが楽しい!

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 攻撃を当てて気勢(無名の背にある半円形のマーク)を上げると射撃が強化されるので、通常攻撃で敵を蹴散らしつつ、気勢がたまったら射撃に切り替えるのが基本。

 射撃で逃げる武将などを狙い撃ちできるのも可能性を感じます。特定の武将を倒すなど特定の“挑戦”で役立つかも……? 全体的に小回りが利いて、使い勝手のいい武器種という印象ですね。

縄鏢

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 縄の先に棒手裏剣状の刃物(鏢)を取り付けた武器種。攻撃範囲とリーチに優れます。

 動きはトリッキーですが操作感は複雑ではなく、攻撃範囲が広いのでとくに集団戦では使いやすいです。適当に使っても攻撃は当たるものの、火力を出すにはコンボの把握が重要になるので、やや上級者向きかも?

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 ほかの武器種と比べても、集団戦と武将戦で武芸の使い分けが重要になりそうですね。

 ただし、火力に優れた大技を入手できるのが比較的遅いので、DLC序盤では火力不足に感じるかもしれません。大器晩成型の武器種なので、じっくり使い込むと強くなっていきます。

やり込み要素:鍛錬場ではランク7武器を大量に入手可能! 境地レベル上限解放で呂布の難易度は実質緩和かも?【真・三國無双 ORIGINS追加DLCレビュー】


 やり込み要素として追加された“鍛錬場”では、強敵との戦闘に挑戦して報酬を獲得できます。

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 一度クリアすればいいチャレンジコンテンツもあれば、何回もクリアして武器を収集する周回コンテンツもあり、むしろやり込み派プレイヤーにはこちらがメインコンテンツといっていいかもしれません。とくにランク7の武器を大量に入手しやすい“武器練武”はうれしい要素です。

 ランク7武器は最大強化するとランク8武器とほぼ同等の攻撃力になり、さらに特性を自由に付け替えられるので最終的には実質的な最強武器が作れます。従来よりもランク7武器が入手しやすくなったので武器厳選も捗る捗る!

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 また、境地レベルも最大145まで上限が解放。本編をやり込んでいると上限に達してしまうプレイヤーも多かったので、かなりうれしいですね。101以降の境地レベルでは、シンプルに各種能力値が上がっていきます。

 ちなみに、1つの武器種の最大レベルは13。レベル12で新たな武芸を習得可能です。

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 新たな武芸は必ずしも大技というわけではなく、剣では空中技、方天戟では反撃技と、武器種によってさまざまな系統のものが用意されています。全体的にそれぞれの武器種の特徴をさらに強めるものや、弱点を補うものが多い印象です。

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 境地レベルの上限解放と新武芸の追加により、本編で難しかった戦いも実質的に難易度が緩和されたといっていいでしょう。

 下邳の戦いの呂布戦などの難しい挑戦も達成しやすくなったので、やり残しがある人もこの機会により本編をやり込みやすくなりそうです。

Switch 2版レビュー:他機種版と変わらない操作感を実現! 取り回しのよさは全機種でもピカイチ【真・三國無双 ORIGINS追加DLCレビュー】


 最後に大型DLCと同日発売となるNintendo Switch 2版のプレイ感も紹介。ある程度ストーリーを進めて、大軍との戦闘で動作の安定感などを試してみました。

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▲画像はNintendo Switch 2版。

 流石に他機種版と比べるとグラフィックやFPSに差はある(フレームレートは基本30)ものの、表示される兵士数や動作の安定感はほぼ変わらず。

 遠景で一部の兵士の動きがカクつく程度はありましたが、それでもプレイに影響が出るわけではないですね。

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▲画像はNintendo Switch 2版。

 Steam版が出ているので従来でもポータブルゲーミングPCでのプレイは可能でしたが、やっぱり取り回しのよさや軽量さなどでNintendo Switch 2は優秀。

 ポータブルゲーミングPCと比べて、プレイ中にすぐに中断しやすいのも強みの1つですね。グラフィックやフレームレートより、手軽なプレイ感などを優先したい人にはとくにオススメです。

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 大型DLCの追加でさらにやり込み要素が増し、Nintendo Switch 2 版の発売で間口も広がった『真・三國無双 ORIGINS』。

 Nintendo Switch 2 版で新規に始めてみようと思っている人や本編をやり込んだ人はもちろん、本編が途中で止まっている人が復帰するのにもオススメのタイミングですね。

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