Elementaの新作オープンワールドRPG『白銀の城』。1月13~18日に実施された本作のクローズドベータテスト“同一律テスト”について、キャラクター要素を中心としたレポートをお届けします。

アクションの個性付けがしっかりとされたキャラクターたち。育成素材集めにはスタミナが必要【白銀の城】
まず本作の各キャラクターは、それぞれのパラメータに加えて、“メソッド”という固有能力が設定されています。
メソッドは、大きく通常・チャージ攻撃及び回避アクション、スキル、必殺技、奇襲攻撃発動時の特殊効果、各キャラごとの固有パッシヴスキルといった要素で構成されています。

基本的なアクションの要素は共通しているのですが、回避アクションひとつとっても、“ニュートラルだとガード、方向入力していると回避が出る”、“ガードは出せないが、回避中に攻撃判定が発生する”、“移動距離が少なく反撃に移りやすいスウェーが出る”など、各キャラごとに細かく違いがあります。
スキルについては、今回確認した限りでは銃を使ったアクションで攻撃を行うキャラクターが多め(撃ち放題ではなく、戦闘中にたまるゲージを消費します)でしたが、全員がそうというわけではなく、仲間のHPを回復させたり、バフで強化したり、特殊な攻撃アクションを発動するものなどこちらもバリエーション豊富でした。

モーティヴという装備も存在しています。各キャラクターには、“英雄”、“証人”、“守護者”などいくつかの種別が存在していて、モーティヴの固有効果は、指定された種別のキャラクターしか発揮されないようになっていたので、各種別に適したモーティヴを装備させるのが基本になります。
育成としては、キャラクターとモーティヴ、さらにメソッドにもレベルの概念があり、それぞれの素材が必要になります。素材はショップなどで交換することもできますが、基本的な入手手段はスタミナを消費して行うバトルの報酬として獲得できます。

週に1回だけ挑戦できるボスも存在していて、このあたりのシステムは昨今の基本無料オープンワールドゲームをプレイしたことがある方には馴染みがある方も多いと思います。
なお、気になるキャラクターの加入についてですが、今回のCBTに関しては「ストーリー進行で自動加入」、「ログインボーナスで獲得」、「ポイントで交換」のいずれか。各キャラクターに星5、星4のレアリティは設定されていましたが、CBT段階ではガチャに相当する要素は確認できませんでした。
ただ、今回はあくまでもCBT段階なので、正式版ではどうなるのか現時点では不明です。
重火器を使うド天然メイドに、回復ではなく自傷スキル持ちの女医さんなど個性的なキャラたち【白銀の城】
多数の個性的なプレイアブルキャラクターが登場しますが、CBTでプレイできた中でもとくに印象的だったのが、“フウ”というキャラクターです。

探偵事務所のアシスタント募集に応募してきた少女なんですが、仕事も家事もダメダメという、アシスタントに求める能力を何ひとつ満たしていないという超問題児。
ただその懸命さに心動かされたのか、探偵からアシスタントとしてではないものの事務所で働くことを認められます。
たまに「はわわ」という言葉も飛び出す、典型的なドジっ子メイドで、もはや懐かしさすら感じさせるキャラクター造形なんですが、ショットガンと火炎放射器を使いこなす、重火器使いでもあります。

メイドといえば重火器、というのはもうアニメ漫画における鉄板の組み合わせ。どちらかというと、普段は温厚かつ優雅だけど、怒らせるとヤバそうなミステリアスなキャラになることが多いイメージですが、善良かつ気弱で大人しそうなフウが使いこなすことでよりギャップが際立ちます。
しかも戦闘モーションもまた強烈なんですよね。通常攻撃はショットガンの銃床で敵の頭をぶん殴ったり、最終段では蹴り飛ばしながらショットガンをぶっ放したり、めちゃくちゃ荒々しいモーションで攻撃します。

チャージ攻撃では時間経過や必殺技を使うと補充されるショットガンの弾丸を一気に消費する強力な炸裂弾を発射。
必殺技である火炎放射器とスキルの通常弾、3種の射撃を当てるごとにダメージアップのバフが付与されたり、複数のアクションを使いこなす前提になっているややトリッキーな性能としてデザインされていて、いろんな操作を使うので動かしていて楽しかったキャラでした。

受けたインパクトでいうと、主人公と旧知の中の女医である“ファソ”も凄まじいものがありました。
ファソのヤバさは外見に現れまくっていて、機械のパーツを取り付けた心臓みたいな物体を背中に背負っているんです。

これは人工心臓らしいのですが妙にデザインが生々しく、呼吸しているかのように微妙に伸縮し続けているのも不気味さを引き立てています。
加えてファソはチェーンソーで相手を斬りつけて攻撃するキャラクターで、白衣には返り血みたいなシミがあったり、「ホラーゲームの世界から迷い込んだのでは?」と思ってしまう見た目をしています。

性能もかなりピーキー。最初に加入したときは、「医者だからヒーラーなのかな?」と思いきや、自分のHPを犠牲にしてパーティ全体の攻撃力を上昇させるという、自傷効果ありのバッファーという立ち位置になっています。
HPが減ると自身の攻撃力が強化されるので、自ら攻撃することも可能で、かなり癖のある性能をしています。

ストーリー的にも重要な存在で、探偵から依頼されて死体について調べたりする、ミステリーモノでは必須の検死役に近い役割を担います。
見た目と性能からするとマッドサイエンティストみが半端ないんですが、CBTで見たメインストーリー範囲だと、むしろ探偵に振り回される苦労人みたいな印象もあって、実は探偵も匹敵するくらいヤバイ奴な説もあります。

操作していてアクションが楽しかったのは、冒頭で敵として登場していた“シンデレラ”というキャラクター。

スキルの銃撃を当てると溜まっていく“オーバーヒート値”という専用のギミックをもっているのが特徴。チャージ攻撃ではこのオーバーヒート値を消費することで強力な一撃を繰り出すことができます。

さらに必殺技を発動すると“焼入れ”という特殊な強化状態となるのですが、この状態が持続している間にオーバーヒート値を最大まで溜めると、さらに強力な必殺攻撃を繰り出せます。

“焼入れ”状態中は通常攻撃が特殊なモーションになって強化され、オーバーヒート値も溜まるようになるので、ガンガン攻撃してオーバーヒート値をためて、必殺技を撃ち込むのが爽快。スキルの銃撃とチャージ攻撃を多用する通常時と、がらっと立ち回りが変わるのも面白かったです。
ただこのシンデレラ、今回のCBTでは冒頭のあと、再登場までのストーリーは実装されていなかったので、どんなキャラクターなのかは不明。
“シンデレラ”という名前に反して、敵を足蹴にするモーションがあったり、かなり荒々しそうな性格をしていて、どのように物語に関わってくるのか気になるところです(ストーリーに出てくる、とあるキャラクターと同一人物なのではないかという疑惑があったりはしますが……)。

CBTでプレイできた範囲でも、多数の個性的なキャラクターを操作できましたが、アクションの操作感も変わり、しっかりとした個性付けがされていた印象です。
入手方法など、まだ判明していない要素も多そうなので今後の情報公開にも注目しましょう。

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