コナミデジタルエンタテインメントのRPG『幻想水滸伝 I&II HDリマスター 門の紋章戦争 / デュナン統一戦争』の名言を紹介する連載企画。第11回は第2回に取り上げた『幻想水滸伝I』『幻想水滸伝II』で活躍するビクトールの、星辰剣と宿敵ネクロード絡みのエピソードでの名言です。

※本記事内には物語の重大なネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。
その減らず口を二度と 叩けなくしてやる。いくぞ 星辰剣(ビクトール)
『幻想水滸伝I』『幻想水滸伝II』で活躍するビクトール。両作品を通して彼は各主人公の活動を支える主軸として活躍し、作中でもバツグンの存在感を放っています。

そんな彼の名言について、第2回では武人としての側面にスポットを当てましたが、今回はビクトールを語るうえではずせない、星辰剣と宿敵ネクロード関連のエピソードに注目。

『幻想水滸伝I』だと星辰剣との出会いからネクロードとの対決、『幻想水滸伝II』だと星辰剣との再会とネクロードとの決着と、これらエピソードは2作品にまたがって描かれるビクトールの壮大な復讐劇です。

作中では個性が強過ぎる吸血鬼のネクロードはもちろん、『幻想水滸伝II』では“月の紋章”の継承者であり、シリーズでも屈指の人気を誇るシエラが登場します。物語を彩るキャラクターたちも魅力的な顔ぶれが多く、『II』が印象に残っているというファンも多いはずです。


というわけで、まずは名言として取り上げた「その減らず口を二度と 叩けなくしてやる。いくぞ 星辰剣」という勇ましいセリフが印象深い『幻想水滸伝I』でのビクトールから解説。

ビクトールの故郷であるノースウィンドゥは、かつてネクロードの襲撃を受けて壊滅。そのとき恋人を殺されており、それ以来彼はネクロードを追って各地を放浪していました。そして、赤月帝国で解放軍として活動中にネクロードと遭遇。

ネクロードの圧倒的な力を前に一度は引くも、その後ネクロードに対抗できる力の噂を聞き、クロンの寺の裏手にある過去の洞窟へ向かったビクトールたち。
そこで“夜の紋章”の化身である星辰剣と出会います。ビクトールは彼から“相棒”と認められ、やがてその剣の力でネクロードの討伐に成功したのでした。
その際に放った台詞は、単なる掛け声でなく相棒と一体化して敵を討つ、というビクトールの強い決意がにじみ出ていますね。




……と、ここで倒したと思われていたネクロードですが、じつはシエラから奪った“月の紋章”の力で分身を作り出し、本体は密かに生き延びていたのでした。そして『幻想水滸伝II』のデュナン統一戦争中に再びビクトールの前にその姿を現すのです。

そのため、ビクトールは手放していた星辰剣を回収したのち、ネクロードに戦いを挑みます。このときネクロードはビクトールに恋人を復活させてやると誘惑するのですが、彼は「一度死んだ人間を助けられるもんか!!!!!」と真っ向から拒否。




ですが、2回目はバンパイアハンターのカーンが替え玉のすり替えや空間転移を封じ、継承者であるシエラが“月の紋章”の力を封じ、最後はビクトールが“星辰剣”を振るい、完全にトドメを刺すことに成功しました。そして、彼の長い復讐劇はここに幕を閉じたのです。





ちなみに、『幻想水滸伝I』でネクロードを倒したと思っていたビクトールは、そのあと風の洞窟に星辰剣を収めて手放していました。そのため、都合よく星辰剣の力を借りようと風の洞窟に赴いたビクトールに対して、星辰剣は怒りを爆発させて戦いになってしまいます。





まあ、これは勝手に置き去りにしたビクトールが悪いし、怒られるのも当たり前かなと(苦笑)。でも、なんだかんだと言いつつも、ネクロードの復活を聞いたら手を貸してくれる星辰剣は、やはり頼りになる“相棒”です!