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【ネタバレ注意:ヘブバン感想】みゃーさん主役の“28メートルの永遠”は31Aメンバーに勝手に振り回されて勝手にテンパる彼女が最高!!【ヘブンバーンズレッド日記#138】

文:カワチ

公開日時:

 iOS/Android/PC用ドラマチックRPG『ヘブンバーンズレッド(ヘブバン)』のプレイ日記をお届けします。

※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

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みゃーさんの視点から見た31Aの姿が興味深い!【ヘブバン感想】


 4月26日より30Gの桐生美也ことみゃーさんが主役のイベント“28メートルの永遠”が開催されました。ここでは、その感想をお届けします。

 今回のイベントストーリーはいつもと同じようにキャラクターの過去が明かされるもので、美也の知られざる家族が描かれることになりました。ストーリーに関しては、「きっとこういうことだろうな」と早めに予想できる内容でありつつ、後半は素晴らしい演出と芝居で泣かされましたね。美也らしく、弓道がキーポイントになるシナリオもうまかったです。また、今回は31Aのメンバーと美也がガッツリと絡む珍しい内容となっており、新鮮な気分で楽しめましたね。以下で詳しく紹介しましょう。

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 “28メートルの永遠”は30Gのメンバーに欠員がでたことにより、彼女のたちが前線に復帰できないなか、司令部の方針でメンバーそれぞれが31系統の部隊に同行し、戦闘の勘を取り戻してもらおうとする内容。美也が配属されたのが31Aだったわけですが、ほかの部隊に誰が配属されていたのか気になりますね。こちらもいつか描いて欲しい……。

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 イベントは美也の妹らしき人物“美羽”と会話するシーンからはじまり、続いて、基地内で弓の練習をしている彼女がユイナに弓を教える展開へ。ここは専門用語の多さからチンプンカンプンになるユイナがとてもかわいかったです。とても優秀なユイナですが、こういうところで可愛らしさも見せるのがズルいですよね。まぁ、その部分も含めてユイナ先輩は最強だと思うのですが(笑)。

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 なお、ストーリーの終盤には美也が弓で的を射るシーンがあり、ここで完璧な所作を見せてくれます。グラフィックもよかったですが、大西亜玖璃さんの芝居も素晴らしかったです。専門用語だらけで収録は大変だったと思いましたが、見事に達人の雰囲気を出していましたね。

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 31Aに合流した美也ですが、月歌たちが任務中にも“どうでもいいけどちょっと気になるセリフ選手権”をしていることに驚愕します。30Gもアクが強いメンバーが揃っていますが、彼女たちはほかのセラフ部隊を引っ張る先輩ですし、真面目なユイナや最中もいるので任務中にふざけるなんてことはしないはず。31Aはツッコミ役にユッキーがいますが、彼女もノリがよくてほかのメンバーに付き合っちゃいますからね。やはり30Gとは雰囲気が違うのでしょう。

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 メインストーリーが31Aの視点で物語が進んでいくので気付きづらいですが、30Gの美也の視点が加わることで改めて31Aがどのような部隊なのか改めて分かるようになっていて興味深かったです。

 和気あいあいとしながらも、かつて同行したときよりも部隊が成長していることに驚く美也。切り込み隊として次々に修羅場をくぐってきた31Aはいつの間にかとんでもなく成長していたんですね。

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 美也の視点から31Aの進化を感じることができる今回のイベントですが、美也自身の魅力も掘り下げられていました。素顔を見られて恥ずかしがったり、勝手に妄想を広げてテンパったりと彼女の魅力がたっぷりと詰まっているのでぜひイベントをプレイしてみて欲しいです。きっと今回のイベントをプレイしたら新スタイルが欲しくてガチャを回してしまうはず……!

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 イベントの2日目は美也の過去があきらかになる展開。美也の実家が弓道の道場で、妹とともに厳しい師範代の父に弓を習っていたいことや、その妹がスランプに陥って心がボロボロになってしまったこと、さらに母が妹を連れて家を出てしまっていたことなどが判明します。美也にとって弓道は家族を引き裂いた忌むべき存在であることが分かります。イベントストーリーで明かされる隊員の過去はどれも重いものばかりでしたが、美也も重いものを背負っていることが分かりましたね。

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 なお、任務が終わったあとには美也が月歌にキス未遂をするシーンも。自覚なく多くの人を虜にしてきた月歌ですが、美也もその魅力に抗えなくなり……という内容ですが、うろたえる美也が可愛すぎましたね。その後に30Gの部屋に戻ったあとに仲間たちにからかわれるところを含めて最高でしたね。

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 翌日は美也が31Aに同行する最後の日。弓道は嫌いであるものの日本文化が好きな美也は“日本伝統文化保存同好会”を立ち上げていますが、彼女が日本文化が好きな理由が修学旅行のおみやげで“こけし”を見つけたことであることが分かります。慎ましやかで、質素で赴きがあるところに妹を重ねたようですね。こういった部分からも美也が妹を大事にしていたことが分かります。また、彼女の回想から父親にしっかり反抗できず、妹を助けられなかったことも……。

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 掃討任務を進めるなかで神社を見つけた一行は、その社にいた宇都宮ドームの住人と出会うことになります。セラフ部隊はドーム住人との接触を禁じられているため、美也が対応することになりますが、この女性がセラフ部隊を神格化し、カルト化していることに気付きます。彼女のことが気になりながらも任務を終え、基地に帰還する仲間たちですが……?

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 イベントの最終日に関してはぜひみなさんでプレイして結末を確認してみてもらいたいです。ここまでの流れから予想できる部分はありつつも、演出やセリフなどが素晴らしくゲームでしか体験できない感動がありますので、実際にプレイして欲しい!

カワチRPGとビジュアルノベルが好きなゲーマーで、誰にも気付かれないようなマニアックな小ネタを記事に織り込むのが好き。深みのあるゲームが好きかと思えば、本当は肌色が多ければなんでもいいビンビン♂ライター。

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