三つ子の魂百までと言われますが、幼少期に限らず、ゲームを遊んだ思い出は脳に深く刻まれるもの。
何年、何十年たっても、「なんでオレ(私)、こんなこと覚えてるんだろ…」と愕然とするような記憶が残りがちでして。
そんな脳のメモリ(記憶・容量)を無駄づかいしている例を語ります! 今回は、2004年2月19日にアルゼからPS2で発売された『シャドウハーツII』についてりえぽんが語ります!
何年、何十年たっても、「なんでオレ(私)、こんなこと覚えてるんだろ…」と愕然とするような記憶が残りがちでして。
そんな脳のメモリ(記憶・容量)を無駄づかいしている例を語ります! 今回は、2004年2月19日にアルゼからPS2で発売された『シャドウハーツII』についてりえぽんが語ります!
『シャドウハーツII』のエンディングは号泣するしかない
RPGが大好きでいろいろプレイしていますが、今でも『シャドウハーツ』シリーズが一番のRPGだと思っているりえぽんです。
とくに1作目の『シャドウハーツ』と、その続編となる『シャドウハーツII』は、大好きすぎて何度もプレイしています。
わりと涙腺がゆるいほうなのでゲームで感動して泣くことは結構あるのですが、『シャドウハーツII』のエンディングは何度見ても号泣します。
号泣する理由はたくさんあるのですが、なんと言ってもエンディング曲の『月恋花』が最高すぎるんです。
『シャドウハーツII』から『シャドウハーツ』へつながる演出もすごい
『シャドウハーツII』は『シャドウハーツ』のバッドエンディングからの物語となっていて、前作で主人公・ウルの最愛の人であるヒロイン・アリスはすでに亡き人となっています。
『シャドウハーツII』の最終決戦で、ウルたちは時空の歪みに飲み込まれてしまいます。そこから戻る方法は、“自分が望む一番幸せな世界”を想い描くこと。その想い描いた世界に戻ることになります。
ウルはアリスに会いたいという強い想いを無意識ながらも持っていたため、『シャドウハーツ』のアリスと出会う前の時代に戻ります。
このシーンが『シャドウハーツ』のオープニングとつながるようになっていて、この演出を最初に見たときは「うわあああああああ!」となったのを覚えています。
『シャドウハーツII』ヒロインのカレンの気持ちを考えただけで……うおおおおん(嗚咽)
主人公・ウルが前作ヒロインのアリスのもとへと行くなら、『II』のヒロインであるカレンはどうなってしまうと思いますか?
『II』での旅路を経て、カレンもウルにどんどんと心惹かれていきます。けれどカレンは、ウルの心にはすでにアリスがいることがわかっているんです。
そんなカレンが描いた“自分が望む一番幸せな世界”は……、ウルが生まれる前、ウルの父親が生きている時代でした。
それまでも伏線で情報がちりばめられているのですが、ウルの母親=カレンというのがエンディングでわかるのです。愛する人のそばにいるために、カレンは母親として無償の愛を注ぐことを選んだんです。
カレンの気持ちを踏まえたうえで『月恋花』を聞くと……涙が溢れます
そんなカレンの気持ちを踏まえたうえで、ぜひ諌山実生さんが歌うエンディングの『月恋花』を聞いてみてください。
そばにいられるなら、どんな形の愛でもかまわない。もうカレンの覚悟を歌ってる歌だとしか思えません。何度聞いても泣ける名曲です。
『月恋花』は『シャドウハーツII』のサントラCDのほか、2007年に発売された諌山実生さんのベストアルバム『名曲撰 ユメミゴコチ』にもボーナストラックとして収録されています。
『みんなのうた』で人気の『月のワルツ』も収録されていてオススメのアルバムです。
『シャドウハーツ』精神的続編『ペニーブラッド』が楽しみすぎる!
ちなみに、『シャドウハーツ』ファンの方ならバッチリご存じかと思いますが、『シャドウハーツ』の精神的続編となるタイトル『PENNY BLOOD(ペニーブラッド)』が制作中です。
『シャドウハーツ』、『シャドウハーツII』を手掛けた町田松三さんがゲームデザイン・総監督・脚本を担当していて、1920年代を舞台としたRPGとなっています。
りえぽんはクラウドファンディングもファンとして支援しました! 一体どんなRPGになるのか、今から楽しみすぎます!
『ペニーブラッド』については、まだ発売は先になりそうですが、 『ペニーブラッド』の前日譚を描くローグライクアドベンチャー『PENNY BLOOD: HELLBOUND(ペニーブラッド:ヘルバウンド)』がSteamでアーリーアクセス中ですので、気になる方はぜひ遊んでみてください!
りえぽん:イケメン男子が2人以上出てくるゲームが大好き。RPG中心にわりとなんでも遊びます。『月恋花』はカラオケで歌おうとしても泣いちゃうのでダメです。