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アニメ『無職転生II』18話感想。ターニングポイント3で実感するルーデウスの成長。次回以降は激闘の予感！（ネタバレあり）

文：電撃オンライン

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　2024年4月7日（日）より放送開始となったアニメ『無職転生II』第2クール。その第6話（第18話）の感想記事をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『無職転生II』第2クール第6話（第18話）の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことを強くオススメします。[IMAGE]

第18話は“ターニングポイント3”！　今までの例からすると不穏すぎるタイトル【無職転生II感想】

　第18話のタイトルは“ターニングポイント3”。今まで同名のタイトルが付くと急展開だったのがお約束なので、本編を見る前からかなり不安な気持ちでいっぱいです。今までに平和な日常がていねいに、ていねいに描かれただけに、その揺り戻しともいえるような展開が待っていないか気が気じゃない！
　とはいえ、アバンタイトルはさすがに平和な様子。ルーデウスの挨拶に対して、一回無視しそうになって通り過ぎてから、少し戻って手を振るノルンが可愛い！　まだまだぎこちないですが、この兄妹の関係性はもう大丈夫そうですね。

　その後も仲良く図書館で勉強する二人。スペルド族の誤解を晴らそうとするルーデウスですが、これは彼なりの恩返しなのかもしれません。いつかはスペルド族も分け隔てなく交流できる日が来るのでしょうか。

　一方もう一人の妹のアイシャ。「お給料を下さい」を堂々と言えたり、上目使いで甘えてきたりとなかなかのしっかり者です。ルーデウスのツボをしっかり分かっている！　値引きの仕方も末恐ろしいです。

　ナナホシの転移、ザノバのフィギュア、クリフの呪いと、それぞれの研究は順調に進んでいる様子。ルーデウス周辺は何もかもがうまくいっているようで、一見すると何も不安要素はなさそうですね。これで今回のタイトルが“ターニングポイント”でさえなければ……！

ついにルーデウスとシルフィに子どもが…！　ルーデウスの感動に思わず共感【無職転生II感想】

　ダイジェストで順風満帆な日々が流れるのも、もうフラグにしか見えない。正確には分かりませんが、おそらく結婚してからそれなりに月日も経っている様子です。

　と思っていたら、ついにシルフィが懐妊！　オープニングのワンシーンから予想できたことではありますが、分かっていてもめでたいですね。
　妊娠発覚後のルーデウスの一言目が「ありがとう」なのは、視聴者から見てもイメージ通り。前世のこともあって、家族ができるということに関してルーデウスは人並以上の感動を感じているようではありますよね。

自らの意思で“ターニングポイント”へと立ち向かうルーデウスに成長を実感！【無職転生II感想】

　そしてそのあとのギースからの手紙。ルーデウスの表情から何だろうと思っていましたが、まさかの救援要請だとは！　というか、そういえばギースもパウロと行動をともにしていたのでしたね。

　そんな手紙からの久方ぶりのヒトガミパート！　こいつだけは、本当に敵か味方か分かりませんね。嘘だけは言っていないようですが……助言に裏がありそうで全面的に信用するのは危ない気がします。それにしても、間近で見るとマネキン感があって怖いなヒトガミ！

　「発情期にリニアとプルセナと関係を持て」というヒトガミの予言。もしかしてここ、アドベンチャーゲームでいうルート分岐なのでは？　ハーレムルートがあるならともかく、あの2人と関係を持つことには、何かバッドエンド（というかギャグエンド？）につながるフラグのような予感しかしません（笑）。

　救援要請を受け取ったルーデウスが、ちゃんとシルフィに手紙の内容を話していたのには安心。一人で抱え込むと、たいてい悪い方向に向かうのがルーデウスの悪癖ですからね。
　ここで決断を下すルーデウス。ヒトガミからの予言や行き違いの可能性もあるにはありますが、まあ一番は家族を大事にするため……。これはこれで、勇気のある決断だとは思います。

　とはいえ、やはりノルンの想いや周囲の人々からの後押しもあって、救援に向かうことに。ザノバといいシルフィといい、背中を押してくれる人たちに恵まれていますね。

　今までの“ターニングポイント”では、不意打ちのように急展開に巻き込まれていましたルーデウスでしが、今回は自分の意志でそこに進んでいく形で描かれており、ルーデウスの成長を実感できる話でした。心身ともに、頼れる男へと成長していますね。
　そして次回からは新章【転移迷宮編】に突入。

　新キービジュアルを見るに、パウロやロキシー一行、さらにギースとも合流するようですね。次回以降はアクション要素も増えそうでそこも要注目です！

『無職転生II ～異世界行ったら本気だす～』作品概要

第2クール
4月7日(日)放送開始
TOKYO MX 毎週日曜24:00
サンテレビ 毎週日曜24:30
KBS京都 毎週日曜24:00
BS11 毎週日曜24:00
ABEMA・dアニメストアにて地上波同時・最速配信開始
その他動画配信サービス順次配信

第1クール
AT-X、BS11にて2024年1月より再放送中
各種配信サービスにて好評配信中

イントロダクション

　2012年から小説投稿サイト「小説家になろう」で連載が開始されて以来絶大な人気を誇る“なろう系ラノベのパイオニア”『無職転生 ～異世界行ったら本気だす～』。理不尽な孫の手の著による本作は、多くの作品が生み出されている「異世界転生系ラノベ」「なろう系小説」のまさに先駆者的作品であり、幅広いファンを獲得している当ジャンルの代表作。

　働きもせず他人と関わりもせず、ただ部屋に引きこもってゲームやネットに明け暮れるだけの34歳のニート男が、ある日交通事故に遭い死亡…したと思った次の瞬間、剣と魔法の異世界に生まれたばかりの赤ん坊として転生！少年ルーデウスとして生まれ変わった男が、前世の記憶と後悔を糧に、出会いや試練に直面しながら「今度こそ本気で生きていく」姿と壮大な冒険が描かれる大河ファンタジー。

　TVアニメは、2021年に第1期全23話が放送、2023年に第2期の第1クールが放送、24年4月～6月に第2クールが放送！

【スタッフ】
原作：理不尽な孫の手（MF ブックス／KADOKAWA 刊）
キャラクター原案：シロタカ
原作企画：フロンティアワークス
監督：渋谷亮介
シリーズ構成：大野敏哉
キャラクターデザイン：嶋田真恵・齋藤佳子
総作画監督：世良コータ・五十子忍・孫弘志
美術監督：三宅昌和
色彩設計：土居真紀子
撮影監督：頓所信二
編集：三嶋章紀
音響監督：明田川 仁
音響効果：上野 励
音楽：藤澤慶昌
プロデュース：EGG FIRM
制作：スタジオバインド

【キャスト】
ルーデウス・グレイラット：内山夕実
前世の男：杉田智和
シルフィエット：茅野愛衣
ノルン・グレイラット：会沢紗弥
アイシャ・グレイラット：高田憂希
アリエル・アネモイ・アスラ：上田麗奈
ルーク・ノトス・グレイラット：興津和幸
エリナリーゼ・ドラゴンロード：田中理恵
ナナホシ／サイレント・セブンスター：若山詩音
ザノバ・シーローン：鶴岡聡
クリフ・グリモル：逢坂良太
ジュリエット：諸星すみれ
リニアーナ・デドルディア：ファイルーズあい
プルセナ・アドルディア：田中美海
バーディガーディ：楠大典

『無職転生Ⅱ ～異世界行ったら本気だす～』Blu-ray全4巻リリース決定！


Blu-ray Chapter.1　好評発売中！

Blu-ray Chapter.2　好評発売中！

Blu-ray Chapter.3　2024年7月17日発売

Blu-ray Chapter.4　2024年9月18日発売

    ©理不尽な孫の手/MFブックス/「無職転生Ⅱ」製作委員会

    『無職転生II ～異世界行ったら本気だす～』公式サイトはこちら
    『無職転生II ～異世界行ったら本気だす～』公式Xはこちら
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