Sensor Towerは、ハイブリッドカジュアルゲーム『ラストウォー:サバイバル』の収益に関するブログを公開しました。
以下、ブログより一部抜粋します。
『ラストウォー:サバイバル』2024年初頭から日本における収益急増
2023年8月にリリースされたハイブリッドカジュアルゲームの『ラストウォー:サバイバル』(FirstFun)は、ゾンビをテーマにした4Xストラテジージャンルのモバイルゲームです。
プレイヤーは押し寄せるゾンビの大群に立ち向かうため、迅速かつ効率的に武器をアップグレードしながら、ゲームを進めていきます。
Sensor Towerのデータによると、2024年第1四半期の日本におけるハイブリッドカジュアルゲーム収益では、『ラストウォー:サバイバル』が『ダダサバイバー』(HABBY)に次ぐ2位となっています。
積極的な広告展開で収益・ダウンロード数を伸ばす『ラストウォー:サバイバル』
Sensor Towerのデータによると、日本において『ラストウォー:サバイバル』は2024年1月から急激に収益・ダウンロード数を伸ばしています。これはどういった要因なのでしょうか。
考えられる大きな要因の1つとして、広告展開が挙げられます。Sensor Towerのデジタル広告分析プラットフォームPathmaticsのデータによると、2024年1月の日本におけるFacebook広告への投入費において、同作のパブリッシャーであるFirstFunが2位となっています。
広告クリエイティブでは、動画が61%、静止画が39%となっており、プレイ「右に進むか、左に進むか」の判断が問われるゲームプレイを見せるものがメインとなっています。
こうした広告が功を奏し、Sensor Towerの広告インテリジェンスのデータによると、2024年1月の日本におけるFacebook広告のゲームカテゴリにおいて、『ラストウォー:サバイバル』のSoV(シェアオブボイス)がトップとなっています。
『ラストウォー:サバイバル』日本では中堅社会人のユーザーに支持されている
『ラストウォー:サバイバル』の主要市場と日本との比較では、いくつかの違いが見えてきます。Sensor TowerのAudience Insightsのデータによると、日本は主要市場と比較して同作のユーザーの年齢層が高いことがわかります。
日本では主要市場と比較して35~44歳の層が唯一40%を超えており、中堅社会人のユーザーに支持されていることがわかります。
モバイルゲームにじゅうぶんな時間を確保できないものの、ちょっとした空き時間にはプレイしたいというニーズにハイブリッドカジュアルゲームがフィットしているのだと推察できます。