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アニメ『ダンジョン飯』20話ネタバレあり感想。イヅツミが仲間に加わるエピソードを描くことで、ライオスたちのパーティが持つ温かさに改めて気付ける優しい回

文:カワチ

公開日時:

 TVアニメ『ダンジョン飯』第20話“アイスゴーレム/バロメッツ”の感想をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『ダンジョン飯』第20話の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことをオススメします。[IMAGE]

ついにイヅツミが仲間に! アニメ『ダンジョン飯』20話感想


 第13話で炎竜編が終了し、第14話から第2シーズンがスタートしたTVアニメ『ダンジョン飯』。今回はライオスたちのパーティに新たな仲間であるイヅツミが仲間になるという重要な回でしたね。

 原作をコミックで読んでいたとき、「このタイミングで新しい仲間が加わるのか!」と驚いたことを思い出しました。


 アニメ版でストーリーを追っている人には展開自体がサプライズだった20話ですが、オープニングとエンディングの映像にイヅツミが加わるという仕掛けも用意されていましたね。

 第2シーズンがはじまったときにオープニングやエンディングが変わりましたが、そこからさらに変化を加えてくるとは! あいかわらずファンをどこまでも楽しませてくれる極上のアニメです。


 20話は原作のアイスゴーレムとバロメックというふたつのエピソードをひとつにまとめた形。もともとイヅツミのこれまでの境遇と心の変化を描く一連の話になっていたので、ひとつにまとめたのは正解かなと思います。

 アイスゴーレムのエピソードではチルチャックとイヅツミが些細なことでケンカをすることに。イヅツミが金貨をくすねているのをチルチャックが見つけたのが原因ですが、イヅツミはシュローの父親が酔った勢いで見世物小屋からマイヅルへのお土産として買ってきたという過去があります。原作では奴隷主から脱走しようとしていた描写などもあり、生き延びるために苦労していたことが分かります。

 チルチャックはイヅツミのことをしつけがなってないと言っていましたが、それまでの生活を考えれば仕方がないのかなと思います。

 その後はアイスゴーレムが出現して、チルチャックとイヅツミが協力して倒すことに。弓矢を放つチルチャックや素早い動きで攪乱するイヅツミはアニメならではの迫力がありました。

 また、雪が降っているというシチュエーションも独特な雰囲気を作っていましたね。


 アイスゴーレムの被害で冷えた体を温めるパーティですが、ここは“獣が裸になったところでよろこぶ奴なんていない”と服を脱ぎ捨てるイヅツミと、そんなイヅツミの体に興味津々のライオスの対比がおもしろかったです。

 イヅツミの裸を見ようとするライオスは原作でもコマのはじっこで描かれていましたが、アニメ版は熊谷健太郎さんの必死な芝居も加わってさらに笑えるシーンに。

 センシが氷漬けの魚を調理し、マルシルがその湯気を利用してサウナをおこなうことを提案。まさか、『ダンジョン飯』でサウナ回があるとは驚かされましたね。奥深い作品だ……。

 また、ここでは完成した料理を食べようとするイヅツミをセンシが窘める展開も。センシが仲間との食事を大事にしていることが分かってよかったですね。

 なお、センシの過去は今後のストーリーで明らかになりますが、彼がなぜ仲間との食事を大事にしているか分かります。ここはセンシとイヅツミの環境の違いが表れており、イヅツミにとっては家族とはどういうものか考えるきっかけになったと思います。


 後半は魔物食を拒否するイヅツミが羊が植物に生えている“バロメッツ”を発見する展開に。

 筆者はバロメッツを知らなかったのですが、『ダンジョン飯』がオリジナルというわけではなく、もともと存在するモンスターなんですね。そういえば筆者がプレイした過去のゲームにも登場していたなぁ……とぼんやり思い出しました。

 バロメッツを収穫しようとしたところ、その肉を求めてダイアウルフが出現。ライオスはイヅツミを守りますが、当の本人は戦闘を彼らに任せて勝手に立ち去ってしまうことに。そのあとをマルシルが追いますが……続きはぜひアニメでチェックしてみてください。

 次回は西方のエルフであるカナリア隊が登場するエピソードになるハズ。アニメではどんな声優陣がどのように演じるのか今から楽しみです!

カワチRPGとビジュアルノベルが好きなゲーマーで、誰にも気付かれないようなマニアックな小ネタを記事に織り込むのが好き。深みのあるゲームが好きかと思えば、本当は肌色が多ければなんでもいいビンビン♂ライター。

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担当者プロフィール

  • カワチ

    カワチ

    「スーパーファミコンのRPGやゼロ年代の美少女ゲームを愛するライター」 1981年生まれ。東京都出身。2000年よりゲーム雑誌のアルバイトを経て、フリーライターとしての活動を開始する。執筆実績は『レイジングループ完全読本』(ホビージャパン)や『CHAOS;CHILD 公式資料集 Here Without You』(KADOKAWA)など多数。 アドベンチャーゲームやRPGなどのジャンルを好み、オールタイムベストは『東京魔人學園剣風帖』。ほかに思い入れのあるゲームは『かまいたちの夜』『月姫』『CROSS†CHANNEL』など。ゲーム歴:37年。知識:スーパーファミコン時代のRPGやゼロ年代美少女ゲームへの造詣が深い。

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