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PC88版『ソーサリアン』実機試遊や『魔導物語』年表などプロジェクトEGG展レポート。『破邪の封印』『パワードール』Tシャツとか誰得?(オレ得)

文:電撃オンライン

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 2024年5月18日より、秋葉原グランエンタスにて開催中のイベント“プロジェクトEGG展disk1 ~レトロPCゲームの世界~”をレポートします。

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“プロジェクトEGG展disk1 ~レトロPCゲームの世界~”とは


 “プロジェクトEGG展disk1 ~レトロPCゲームの世界~”とは、プロジェクトEGG協力の元1984年から10年分のPCゲームを アドベンチャー、アクション、RPG、シミュレーション等様々なジャンルからピックアップ。

 実際に触れて遊べたり、貴重なパッケージや作品の紹介パネルを展示しているイベントです。

 5月18日から6月2日までの秋葉原を皮切りに、全国4ヶ所にて開催予定。日にちと場所は以下の通りになります。

2024年5月18日(土) ~ 6月2日(日)
秋葉原グランエンタス(秋葉原オノデン1F)

2024年6月8日(土) ~ 6月16日(日)
ジーストア名古屋

2024年6月22日(土) ~ 6月30日(日)
ジーストア大阪

2024年8月3日(土) ~ 8月12日(月)
ジーストア仙台

オールドゲーマー歓喜のイベント!


 プロジェクトEGG協力のもと、レトロPCゲームにフィーチャーしたイベントが開催中ということで、早速遊びに行ってきました。

『ソーサリアン』『夢幻の心臓』、『ドラゴンスレイヤー』などなど、80年代のゲームをリアルタイムで体験してきたシニアゲーマーとしては、これは見逃せないイベントです。

 当時はまだ子供だったとはいえ、この頃遊んだゲームは、昨日の晩御飯より鮮明に覚えています。

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▲6月2日までは、秋葉原オノデン内で開催中。秋葉原電気街口から歩いて1分と、移動もラクなのでおっさんには有難い!


Tシャツなどのグッズも豊富


 会場に入ると、たくさんのグッズが並んでいます。今回は物販もあり、オールドゲームTシャツの新作が先行販売していました。

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▲『夢幻の心臓』とか『破邪の封印』とか『パワードール』Tシャツとか、誰得? オレ得です(断言)。


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▲『サイキックウォー』のTシャツでは画面1/3を占める美女アンドロイドがプリント! この娘、実はただの賑やかしで、ゲームに何の関係もないのです。


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 さらに従来のTシャツやタンブラー、メタルバッジなどのグッズも盛りだくさん。かなりの数だったので、見ているだけで楽しめそう!

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 クトゥルフ神話をモチーフにしたブランド“
ミスカトニック大学購買部”には末弥純先生のイラストを使用した妖しいTシャツも。秋葉原会場には“名状しがたいTシャツのようなもの”も売られていました(笑)。


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 また、ファンタジーRPGの冒険世界をモチーフにしたブランド“
アイテムヤ”もゲーマー的にニヤリとできるものばかり。GOLD袋をはじめ、第二形態TシャツとかHP1Tシャツ、チートTシャツ(物理無効、攻撃力50%UP、HP自動回復を付与)なども販売中。

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 ちなみに秋葉原会場では、オンラインショップでは売り切れている人気商品“
ウィザードパーカー 天竺Ver.”も用意されていました。

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ステッカーのプレゼントもあり!


 各会場では、対象商品を2,000円(税込)購入、または予約するごとに、特製シールがランダムで1枚プレゼントされるキャンペーンもやっていました。絵柄は選べませんが、1会計で12,000円(税込)購入することで、全6種コンプリートになります。

 コンプリート狙うならまとめ買いで! Tシャツ4枚分なので、意外とハードルは低めかも。このほかに、来場・会員登録特典としてEGGシールをもらえるキャンペーンもやっているようです!

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▲ステッカーは、『夢幻の心臓』『ザナドゥ』『レリクス』『アビス』『パワードール』『ハイドライド』の6種類。全部欲しい!


レトロゲーム展示


 最新PCでは、EGGを使ってのゲームプレイも可能でした。ラインナップは以下の通りで、なかなかオールドゲーマーの興味を惹く内容。とくに自分はほとんどプレイしたことがあるので、目移りします。

 ちなみにこれらのゲームは、EGGさんの方で今でも遊べたりします。昔のコンシューマーゲームは今遊ぶハードルが高いものも多いですが、その点、昔のPCゲーム好きは恵まれていますね!

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▲最新PCで遊ぶというのも乙なものです。元のゲームの解像度が低いので画面が小さく、老眼には辛いですが(笑)。

Pick up title

『惑星メフィウス』
『夢幻の心臓』
『ドラゴンスレイヤー』
『ハイドライド』
『アビス』
『EGGY』
『メルヘンヴェールI&II』
『ザナドゥ』
『レリクス』
『ザナック』
『破邪の封印』
『ラプラスの魔』
『ソーサリアン』
『パワードール』
『魔導物語1-2-3』

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▲説明書がカード状態で置かれており、自由に参照できました。当時はチュートリアルのあるゲームは少なく、説明書は必需品でした。ボロボロになるまで読み込んでましたよ。


実機で『ソーサリアン』


 そして今回のイベントの目玉というべき展示が、PC88版の『ソーサリアン』! ゲームショップBEEPの協力のもと、なんと本物のPC-8801を使っての実機展示ですよ!

 いやー、まさかこの時代に、実機で『ソーサリアン』のPC88版をプレイできるとは思いませんでした! しかもブラウン管。

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▲展示の本体はPC-8801 FE。なかなか年季が入っていて、時代を感じます。これが今でも動くのだから感動。

 『ソーサリアン』自体はEGGでもプレイできますが、ブラウン管に映し出された画面は、やはり一味違います。ディスク読み込みの音や時間も味がありますし、生FM音源も感慨深いものが。

 画面はとにかく懐かしいのですが、実際にプレイしてみると……操作は完全に忘れていた(笑)! テンキーで移動、スペースで攻撃、リターンで魔法なのですが、どう指を置いていいか分からない(笑)。我ながらよくプレイしていたなと感心しました(笑)。二段ジャンプってどんなんだっけ???

 まぁ、ステータスを見ようと“S”を押したり、装備を見ようと“E”を押したりと、その辺の操作は無意識にしてたので、指は覚えていましたが。

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▲傍らには、ガイドブックの実物が置かれていました。これも懐かしい! このページ数の本がついていたんですよ。膨大な情報量が書かれていました。


当時を知るならぜひ訪れたい!


 このほか、オールドゲームのパッケージ展示も結構アガりました。当時を知っていると、郷愁のようなものが込み上げてきます。

 昔ゲームを遊んでいた人なら、同じような気分を味わえると思うので、ちょっと立ち寄ってみて欲しいイベントです。

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 ちなみに個人的にとくに思い出深いのが、日本ファルコムのゲームです。『サナドゥ』や『ソーサリアン』から、『英雄伝説』『ロードモナーク』『ダイナソア』など、80年代から90年代にかけて、日本のPCゲームを牽引していたと思います。

 でありながら、今でも新作をバリバリ出し続けている現役メーカーなのがスゴイですね。若い人も、日本ファルコムなら知っているという人も多いのではないでしょうか。そういう人も、過去の歴史を知るうえでぜひ訪れてみて欲しいです!

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▲『魔導物語』シリーズのゲーム発売日などをまとめた年表も。


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プロジェクトEGGについて


 プロジェクトEGG(プロジェクトエッグ、Engrossing Game Gallery)とは、かつて販売されたテレビゲームやパソコンゲームをWindows上でエミュレートさせて動作可能な状態に復刻し、ダウンロード販売を行っている会員制のサービスです。



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