なお、電撃オンラインは、尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!
不思議な植物を育ててパズルをクリアするアドベンチャー『Botany Manor』
本作は、19世紀のイギリス式庭園を舞台としたパズルアドベンチャー。
元植物学者の“アラベラ・グリーン”の視点でストーリーが描かれ、登場するパズルはいずれも植物にまつわるものになっています。
舞台となっている庭園では、ちょっと不思議な植物を見つけることができます。それらを成長させたり花を咲かせたりすることで次のエリアに進めるのですが、本作の面白いところは、その植物の育成自体がパズルになっていること。
どの植物も成長するための“ある条件”が決められていて、それをクリアしないと育ちません。というわけで、プレイヤーは庭園を散策しながらヒントを集め、その条件を特定するというのが目的になります。
なかには、ちょっと現実ではありえないような条件で育つものもあるため、当てずっぽうではクリアできません。庭のあちこちに散りばめられた手紙や新聞、絵画などを調べて少しずつ手がかりを集め、謎を解いていきましょう。
謎解きそのものの難易度は低めなので、庭での散歩を楽しみつつ、気軽に遊ぶことができます。リラックスできる雰囲気も魅力の作品となっていますので、ぜひプレイしてみてはいかがでしょうか。
Botany Manor - Out Now
『Botany Manor』とは(Steamストアページより)
Botany Manorはヴィクトリア時代の英国式庭園を舞台とした、一人称視点パズルゲームです。
時は1890年。植物学の書籍「過去となったフローラ」を完成させようと研究に励む学者、アラベラ・グリーンの視点でゲームは進行します。
歴史が詰まった英国式庭園やその周囲を探索して、希少な植物を種から育てる方法を研究していきます。
邸宅、庭園の中にはたくさんの部屋や庭が存在するため、探索要素盛りだくさん。都会の喧騒を離れた美しい田舎の生活を楽しみましょう。
庭園には植物の謎に近付く手がかりがあり、それを探すのがあなたの役割です。書籍やポスター、手紙やヴィクトリア時代のからくりまで、手がかりは様々。
育てる植物は空想のものですが、現実世界の自然現象を元に考案されています。時には頭を柔らかくして考えることも必要でしょう。庭園の中にあるものを駆使して、各植物にとって理想的な生育環境を整えましょう。
探索を続けると、アラベラの生涯やキャリアについても見えてくるものがあります。科学分野で道を切り拓く女性として、彼女が直面した困難も垣間見えるでしょう。
ボタニー庭園は癒しと安らぎに満ち溢れた空間です。時には花の香りを楽しむために立ち止まってみてはいかがでしょうか。