Sensor Towerは、2024年第1四半期の日本におけるモバイルゲーム収益成長量に関するブログを公開しました。
以下、ブログより一部抜粋します。
2024年第1四半期の日本におけるモバイルゲーム収益成長量トップ5のうち、4つがIPタイトルに
アニメやゲームのIPを題材にしたモバイルゲームは日本でも人気で、ゲーム内イベントでも積極的に活用されています。2024年第1四半期の日本におけるモバイルゲーム収益成長量で、その傾向がはっきりと現れています。
Sensor Towerのストアインテリジェンスのデータによると、2024年第1四半期の日本におけるモバイルゲーム収益成長量で、『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』(バンダイナムコエンターテインメント)が4,800万ドル以上の成長量でトップとなりました。
モバイルゲーム成長量トップ5内では、4タイトルがIPを活用したモバイルゲームとなっています。
日本市場においてIPタイトルが上位に入る傾向はここ数年続いており、2022年第1四半期では2タイトル、2023年第1四半期では3タイトルが収益成長量トップ5に入っています。
2024年第1四半期では、トップ5に4つのタイトルがランクインする結果となり、日本におけるIPタイトルの人気ぶりがより際立った四半期となりました。
Sensor Towerのデータによると、2024年第1四半期の日本におけるモバイルゲーム収益成長量トップ5のユーザー分布を見ると、『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』と『ONE PIECE バウンティラッシュ』(バンダイナムコエンターテインメント)の2タイトルは圧倒的に男性プレイヤーが多いことがわかります。
プレイヤーの年齢層では、『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』が若年層寄りの傾向がある一方で、『ONE PIECE バウンティラッシュ』は比較的年齢層が高めです。
『ONE PIECE バウンティラッシュ』では45-54歳の層が22%とトップ5内では最も高いシェアで、同じパブリッシャーのIPモバイルゲームでもうまく棲み分けができていることがわかります。