ネクソンのMMORPG『HIT : The World(HTW)』のオフラインイベント“HIT : The World Meeting”福岡会場が6月15日に行われました。
オフラインイベントは5都市で開催され、大阪、名古屋、仙台、福岡がすでに終了。残る東京での開催日はまだ発表されていませんが、特設サイトで募集が行われる予定です。
『HTW』運営ディレクターも参加し、ユーザーとの間でさまざまな意見も交わされていました。そんなオフイベをレポートします。会場で先行公開されたクーポンコードも掲載します!
【開催概要】
日時:2024年6月15日(土)13:00 ~ 16:00
会場:Dress WEDDING AND PARTY(福岡県博多市)
出演者:
・MC…吉﨑智宏(e-Sportsキャスター)
・ゲスト…反王ケンラウヘル(HTW公認エバンジェリスト)
・出演…HTW日本運営ディレクター はくしん
索引
結婚式風のオープニングでつかみはOK。当日の飛び入り参加も!【HIT : The World】
4都市目での開催となった福岡・博多会場には抽選で選ばれたメンバー+なんと前日に緊急告知された当日の飛び込み参加をあわせた多数のユーザーが参加。。ギルドメンバーを誘って当日参加している冒険者の方もいました。
会場に集まった冒険者の方々はギルドメンバー同士のオフ会的に楽しんでいる方のほか、同サーバーでの冒険者同士でプレイスタイルを語り合って楽しんでいたました。なかにはソロプレイ中心で参加し、オフイベの交流を通じてギルドにスカウトされるような動きも。リアル対面のイベントということで、食事をしながら会話を楽しんでいるのが印象的でした。
さて、会場となったDress WEDDING AND PARTYは結婚式二次会やパーティーなどでも使われる場所とあって、新郎新婦が座る高砂も存在。なんとなく結婚式的な雰囲気が出ていたのですが……。
イベントの幕開けとなる反王ケンラウヘルさんとはくしんさんの入場は、まさかの新婦(?)&その父という形で実施。いきなりとばしてます(笑)。周囲の冒険者からも反王ケンラウヘルさんへの祝福の言葉が飛び交い、笑いに包まれたオフイベのスタートとなりました。こういう距離感、いいですね!
ガチ意見が飛び交った“HIT : The Worldを語ろう!”【HIT : The World】
いい感じの小芝居で会場の空気があったまったなか、まずは本音で『HTW』について語り合う“HIT : The Worldを語ろう!”コーナーが展開。反王ケンラウヘルさんから、直近の『HTW』の動きとなる各種ダンジョンの拡張や緩和、同じサーバー群に属する冒険者とインターサーバーで楽しめる新コンテンツなどの所感が語られたほか、これまでの会場で出た主な意見についての振り返りも行われました。
例えばギルドマスターの負荷が大きすぎることについてはサブギルドマスターの権限を拡大することで対応を考えているとのこと。古代装備などのアイテムドロップバランスが悪いと感じる部分や、追加ダンジョンの難易度が高すぎるという意見についても真摯に受け止め、改善を検討中とのこと。
UIについても、チャットの文字の読みにくさや、操作時のプレイフィールなど、細かい部分にも意見をいただいたとのことで、日々改善を考えているそうです。
なお、運営スタッフ的にはサービス開始から2か月ほどがたったタイミングで疲労感や成長体験の鈍化が起きていないかは特に気にしているとのことで、会場でも細かくヒアリングを行っていました。
その後、“誰もが参加できるエンドコンテンツ”、“団結すれば対抗できるバランス”、“ギルドコンテンツの充実”、“課金バランス、ゲームプレイの最適化”という4つのトークテーマに沿って会場の冒険者から感想や要望コメントが飛び交ったのですが……これがまた、ガチなものばかり!
運営ディレクターのはくしんさんが思わずスマホでメモをとりまくるような鋭い質問も多く、吉﨑智宏さんや反王ケンラウヘルさんもいちユーザーの立場として熱くコメントをしているのが印象的でした。
ボスが出現した際のワープ機能の改善相談についても、「いつでもワープできると、みんなポンポン飛べちゃってチャンネル飽和につながるのでは?」「ボス出現のちょっとだけ前にワープできるようにすれば、ちゃんと張り付いている冒険者のメリットにもつながるのでは?」など、実際に遊んでいる人たちが集まってるからこその建設的で具体的な話が行われていました。
“団結すれば対抗できるバランス”というトークテーマでも、吉﨑智宏さんと反王ケンラウヘルさんの実感がこもった解説が展開。PvP(対人戦)や攻城戦においては、竹槍を持つ冒険者が団結することで強力な騎馬兵と戦うようなバランスは面白いけど、そこで鉄の戦車が出てきてしまうと、もはや団結してもどうにもならなくなり、バランスが破綻してしまうと、わかりやすく解説を行っていました。
個人的にはお2人が『北斗の拳』を例にして、「ジャギとは戦えるけど、ラオウには勝てる気がしない」という話がツボでした。確かに(笑)。
戦力格差問題についての会場アンケートを見た感じでは『HIT』においてはそこまで深刻な問題は起きていないようですが、当然ながら、そういった戦力格差が起きたらイヤだと感じている方は多かったです。
その他、ギルドボスとの戦闘時に戦闘エリアの条件的な問題で回復を行えないことへの不満や、報酬が少なくなってもいいのでギルドダンジョンやパーティーダンジョンに挑戦できる回数を増やして仲間を手伝ってあげたい、攻城戦などで参加したクラスに応じたバフ(アタッカーが多いと攻撃力にバフがかかるなど)が発生すればクラス編成自体が特色になるので楽しくなる、“職人の魂”を使う部分が多すぎて数が足りないといった意見も出ていました。
初心者向けにダンジョンやエリアごとに推奨戦力的なもの(『HIT』でいえば命中率)をゲーム内に実装してほしいとの声もありましたが、パーティメンバーの人数などによっても変動する部分があり、公式な立場での数値化が難しいというガチ返答も返されていました。
いろいろとガチなトークが多かったのですが、特に白熱したのが水着装備について。会場の冒険者からは、水着は1年中着るものでもないので、能力的なものは低くてよいのでもっと入手しやすい形にしてもらい、そのぶんギルドメンバー同士での撮影会などを楽しみたいという本音のフルスイング質問が飛んでいました。
ちなみに、外見を変更できる“HIT英雄の選択チケット(キャラ帰属)”が登場した際に宝珠クラスなど一部のクラスが対象に入っていなかったことについても意見がありました。こちらについて、はくしんさんは冒険者の方々の不満について認識をしていることとあわせて、そもそもは新クラスの鎌の登場に合わせたサービスとして1クラスくらいを用意するつもりが規模感が増えていき、前作『HIT』に登場したクラスまで増やした結果、逆に『HIT : The World』から登場した宝珠クラスなどがオミットされたように見えてしまったと語っていました。
“チーム対抗PvP大会”熱いバトルが展開!【HIT : The World】
“チーム対抗PvP大会”では、賞品となるAmazonギフトカード5,000円分をかけて、3つのグループに分かれた総当たり戦が展開。知り合い同士でチームを組むグループもあれば、当日知り合ったメンバー中心での即興チームもありました。
ルール的には1チーム4人が参加する団体戦で、回復ポーションの使用はNG。迅速のエッセンスや料理によるバフはOKです。キャラクターは運営が用意したものを使うことになりますが、スキャンの設定や装備・スキルのカスタマイズは可能となっていました。
これらの調整時間は5分となっており、短い時間ながらも各グループ内で声がけをしながら準備を進めていく姿が印象的でした。
初戦となるチームA対チームBはチームAが勝利し、チームB対チームCはチームCが勝利……ということで、最終戦はチームAとチームBの頂上対決に!
チームAは弓クラス主体で、チームCは杖クラス主体と、どちらも遠距離攻撃で各個撃破を狙うような戦い方となっていましたが、最終戦ではチームAの動きが非常によく、相手をスキルで凍らせながら早い段階で1人を倒し、数の有利を得たまま勝利をつかみとっていました。おめでとうございます!
“リアル調律者の祭壇 ルーレットVer”での豪華プレゼントを経て、エンディングへ!【HIT : The World】
ルーレット形式で全ユーザーへの配布プレゼント内容を決める“リアル調律者の祭壇 ルーレットVer”。
用意された13種類のアイテムから来場者の方々が4つ、はくしんさんが2つ、合計6種類を選び、ルーレットを3回まわしていきます。(ルーレット内容が重複した場合は回し直し)
会場でのアンケートによって“巻き戻し時計のバッグ”、“祝福の武器強化書”などが選ばれていくなか、はくしんさんは不人気気味な“ゴールド×3,000,000”をセレクト。大阪会場などでもブーイング(笑)が起こっていましたが、福岡会場でもしっかりとブーイングが起こっていました。もはやお家芸?
さて、運命のルーレットの結果は……“巻き戻し時計のバッグ(キャラ帰属)×5”、“祝福の武器強化書(キャラ帰属)×1”、そして“ゴールド×3,000,000”! これらのアイテムは全ユーザーに配布されるので、プレゼントボックスをご確認ください!
イベントのラストには、HTW公認エバンジェリストである反王ケンラウヘルさん、HTW日本運営ディレクターのはくしんさんからの感謝と感想のコメントも語られました。
●反王ケンラウヘルさん
「“HIT : The World Meeting”も大阪、名古屋、仙台、福岡と4回目となりましたが、もう毎回毎回、皆さんからの意見がすごくて熱量が高い!
あと、PVP大会も最初のころはちょっとカオスな部分もありましたが、練度が高くなってきました。インターサーバーもありますし、PVPやGVGなど、サーバーを巻き込んだ戦いにも身を投じて楽しんでもらえる人が増えていくとうれしいですね。MMOの楽しさというのが、どんどんわかっていくと思いますので。
それから、今日ここで出会ったメンバーと仲良く、SNSなどを通じて交流を深めていっていただければと思います。本日はありがとうございました!」
●はくしんさん
「休日のなか、多くのみなさんに会場に足を運んでいただいて、ありがとうございました。本当にうれしい限りでございます。
大阪から始まった“HIT : The World Meeting”ですが、私は最初、本当に不安でした。ゲームの中でユーザーの皆さんに本当にご迷惑をおかけしていたタイミングでもあって、ユーザーの皆さんと直接コミュニケーションをとることについては不安もあったのですが、来ていただいた会場の皆さんが本当に温かくて。応援のコメントなどもいただいて、本当にうれしかったです。
そして何より、ゲームに対しての熱量が非常に高く、『HIT』というゲームを盛り上げていきたいという熱い思いが伝わってきて、本当に自分が支えられました。
まだ東京での開催が残っていますが、この流れを続けていければと思います。会場でいただいたたくさんの意見や質問についても、きちんとまとめて皆さんに返答できるように準備いたしますので、引き続きよろしくお願いいたします」
その後、会場に集まった皆さんでの集合記念写真を撮影して、イベントは終了。新婦(?)&その父というポジションだった反王ケンラウヘルさんとはくしんさんが、温かい拍手に包まれながら赤いカーペットを通って退場していったのですが……その背景で流れたのは某プロレス曲(笑)。さらに、きちんとブーケトスまで行われる芸の細かさに、会場は大きな笑いと盛り上がりに包まれていました!
福岡会場開催記念で“明太子スタンプ”クーポンコードを配布中【HIT : The World】
HIT : The World Meeting 福岡会場の開催を記念して、記念コレクションアイテム“明太子スタンプ(キャラ帰属)”が手に入るクーポンコードが配布中です。このコードは公式SNSなどでも公表されますが、会場では先行公開が行われました。
【クーポンコード】
HTWBARIYOKA
思わず「ばりよか!」と叫びたくなりますね。
なお、まったくの余談ですが福岡会場の近くに一蘭本社総本店があったので、プライベートで行ってきました。とんこつラーメンをはじめ、ごぼ天うどんや焼きラーメン、水炊きなど、福岡・博多はおいしいものだらけでした!