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【りーさるぷらん】星鳳ともり深掘りインタビュー。『スト6』は成長できたきっかけ。ジュリを愛する彼女が語る、格ゲーへの感謝

文:うご

公開日時:

 「格闘ゲームを全力で楽しみ、その魅力を伝える」をコンセプトに活動する格ゲーVTuberグループ“りーさるぷらん”。2024年1月28日よりデビューした星鳳(ほしとり)ともりさんをはじめ、天宿(あまやどり)なげきさん、蒼輪(そうりん)ちなみさんが所属しています。

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 各YouTubeチャンネルでは、『ストリートファイター6』(以下、『スト6』)などの格闘ゲームを中心に配信活動を行っているほか、格闘ゲームの魅力を伝えるために、さまざまなゲーム大会やオンラインイベントに出場されています。

 本記事では、星鳳ともりさんのインタビューをお届け。星鳳さんの自己紹介をはじめ、なぜ格闘ゲームにハマったのか、彼女が感じた格闘ゲームの魅力、デビューからこれまでを振り返った思い出などを語っていただきました。

星鳳ともり明るく元気印のゲーマー女子。楽しいことを共有するのが大好きで、常にワクワクできる交流の場を求めている。いつ闘いを挑まれてもいいように、パッドを持ち歩いている。

オーディションにゲームパッドを持ち込むほどの格ゲー好き! 好きなものやアニメの話も聞いてみた


──まず、自己紹介をお願いします。

君の心に火を灯す! “りーさるぷらん”所属の新人格ゲーVTuberの星鳳ともりです! 明るく元気が取り柄で、格闘ゲームを中心にいろいろなゲームで遊ぶのが大好きな関西の女の子です!

――こっちまで元気になるくらい明るいですね! “りーさるぷらん”でデビューしたいと思ったきっかけを教えてください。

“りーさるぷらん”を知る前から『スト6』をプレイしていて、腱鞘炎になるくらい夢中で楽しくプレイしていました。自分の成長を楽しんだり、ときに悔しかったり。 こんなに自分がなにかに夢中になるのが本当に初めてだったんです。

 私自身、すごく自己肯定感が低いんですけど、ある日「格闘ゲームっておもしろいんだよ」「格闘ゲームをやったら自己肯定感が上がるで!」といった気持ちを伝えたいと思ったんです。

 気がついたら格闘ゲームが自分を変えたきっかけになっていて、すごく感謝の気持ちが大きくなっていたんです。なので募集を見つけて、格闘ゲームを通して自分が感じたこと、楽しいこと、悔しいこと、成長を見届けてほしいとか、いろんな気持ちをみんなに伝えたくなっちゃって(笑)。

 あとは、自分が格闘ゲームのいろんな知識が乏しいので、きっと教えてくれる人、格闘ゲームに対して同じ気持ち、同じモチベーションを持っている人がいるだろうと。ともりの新しい扉を開けてくれるだろうなってワクワクして、“りーさるぷらん”でデビューしたいと思いました!

――ありがとうございます。素敵なきっかけですね! オーディションでの思い出などはありますか?

自分がどうして格闘ゲームにハマったのか。これだけ格闘ゲームの魅力を伝えたいという気持ちを話しました。

 あとは、急に対戦が始まってもいいようにゲームパッドは常に準備していました……!

――ちょっと待ってください。オーディションにゲームパッドを持ち込んでいたんですか? なかなかの戦闘民族っぷりですね。

もしかしたら、目が合った瞬間に対戦が始まるかもしれないですからね!

――たしかにその可能性は捨てきれない……! そんな星鳳さんが自身の配信で注目してほしいポイントはどこでしょう?

持ち前の明るさで、みんなに元気を届けることができるのがポイントですかね!

 みんなから元気とか勇気をもらっているので、いつも明るく元気になれます。VTuberとして格ゲーマーとしても、まだまだひよっこなので一緒に成長していく姿を見届けていただければと思います。

――早速、元気と明るさを感じています(笑)。個人的には、たまに出る関西弁も素敵だと思っています。

ありがとうございます(笑)。

――ともりさんは赤を基調とした衣装ですが、とくにお気に入りポイントはありますか?

全部めちゃくちゃかわいくて、お気に入りです!

 まずは、白星をイメージとした白のスニーカー。ほかにもダボっとしたジャケットがいかにもゲーマーな女の子って感じがしますよね。あとは首から下げているゲームパッドのケースもポイントで、Tシャツに描いてあるVICTORYのデザインもかわいいです。

 ジャケットのバッジも全部かわいくて、格ゲーのゲージっぽいもの、星と拳が合体したようなもの、“りーさるぷらん”のロゴもポイントです! ジャケットの襟首のところが、ゲーミング仕様になっていて色が変わりますし、首元のヘッドセットにもこだわっています。

 最後に、星の髪飾りとか、髪の毛が跳ねているところとかも元気いっぱいって感じで、もう全部ポイントですね!

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――ゲームパッドのケースとかは実際にグッズとして欲しい方々も出てきそうですよね。

なかなかグッズとしてないですよね。運営さん、いつか待っていますね(ヒソヒソ)……。

――いつか出ることを祈っております……! 初配信では、苦手な物に生トマトを挙げられていましたが、苦手な理由を教えてください。

トマトジュースは、ゴクゴク飲むぐらい好きなんですよ。ピザとかに入っているトマトも好きで、トマトスープも飲めるんです。

 でも、唯一生トマトだけは。あのぐちゃぐちゃとした食感、青臭さ、味があんまり好きじゃないので、受け付けません……。

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――加工してあれば大丈夫なんですね。逆に好きな食べ物は?

(間髪入れず)ハンバーグ!

 ……絶対子ども供っぽいなと思いましたよね!?

――いやいや、ハンバーグ美味しいですよね! 苦手なものといえば、もうひとつ。星鳳さんは虫が苦手だと拝見しました。

はい……虫は嫌いです……。

――ちなみに、同じグループのなげきさんは虫が得意じゃないですか?

そうなんですよ~。「もう、どうして!?」って(笑)。

――ここは虫好きと虫嫌いで1つ企画をやってみてもおもしろそうですよね。

なんでそれを私に!? 私のメリットがないじゃないですか!? いや、やめましょう! 虫企画はやめましょう……。え、やりませんよね……?

――そこは運営さんのみぞ知るという……。苦手なものから聞いてしまいましたが、好きなものでアニメを挙げておられますよね。

はい。アニメは、いつの間にか見ていたらハマっちゃって、260作品ぐらい見ています。いやぁ、話が気になりすぎて見始めたら止まらないじゃないですか? なので、いつの間にか多くなっていましたね。

――初配信では、よく見るジャンルとしてロボットアニメ系やサンライズ系(※) を見られているとお話されていました。

『機動戦士ガンダム』 (※)シリーズに関しては、真の『ガンダム』ファンの方々に失礼のないように先に伝えておきたいのですが、宇宙世紀を扱った作品は『機動戦士ガンダムUC』『閃光のハサウェイ』だけ見ていて、派生作品は『ガンダム00』とか『ガンダムSEED』『SEED DESTINY』、『ビルドファイターズ』『ビルドファイターズトライ』を視聴済みです。

※サンライズ:株式会社バンダイナムコフィルムワークスのアニメーション制作ブランド。『機動戦士ガンダム』シリーズなどのロボットアニメ作品をはじめ、『ラブライブ!』などのオリジナル作品を展開している。 ※機動戦士ガンダム:1979年より放送されたロボットアニメ。本作を原作とした派生作品や書籍、舞台などのメディアミックス展開が多数されている。


ロボットアニメは結構好きなんですよね。とくに『ガンダム』作品って、簡単に言ってしまえば異なる勢力どうしの戦いじゃないですか。お互いそれぞれの信念が作品によって違った視点で語られていく。それを見るのが楽しいんですよね。己の信念のために戦う者たちの物語、めちゃくちゃ熱いんで大好きです!

 あとは、男の義務教育と言われている『スクライド』も見ました。 最終話がすごいいい感じでまとめられていて、よかったですね。お互いの信念を最後まで貫いたのに、またぶつかり合うっていうシーンとか本当に大好きです。

 ほかにも、待ちに待った『Re:ゼロから始める異世界生活』の第4期も放送されるので、楽しみです。

星鳳ともりさんが視聴済みのアニメ(一部)

  • 『ドラゴンボール』
  • 『Fate』シリーズ
  • 『ハイスコアガール』
  • 『天元突破グレンラガン』
  • 『とある魔術の禁書目録<インデックス>』
  • 『とある科学の超電磁砲<レールガン>』
  • 『とある科学の一方通行<アクセラレータ>』
  • 『葬送のフリーレン』
  • 『薬屋のひとりごと』
  • 『ガールズバンドクライ』など


天宿なげきさんは戦闘狂? 蒼輪ちなみさんはお姉さん? 星鳳ともりさんが語る“りーさるぷらん”メンバーの印象とは


――“りーさるぷらん”のメンバーである天宿なげきさん、蒼輪ちなみさん、お2人の印象について教えてください。

なげきちゃんは、『スト6』ではめちゃくちゃ戦闘狂!

 ゲームを起動してフレンド欄を見たら朝でも夜でも夜中でもプレイしているくらいの戦闘狂です。普段はふにゃふにゃとしていて、PON(※)な一面やふわふわしている一面が多くて、どこかほっとけないかわいい妖精さんのイメージですね。

※PON(ポン):失敗や、いわゆる“やらかした”ことを、おもしろおかしく語る際の表現のひとつ。元はポンコツから。


ちなみちゃんは、普段しっかりしている部分もありますが、対戦とかで焦ったときにあわあわしてるところとかが、かわいいなと思います。なので、お姉ちゃんの部分もあるけれど、人懐っこくて妹みたいなところもある存在。いろいろなことに挑戦しているので尊敬していますっ。

 2人ともすごくいいところがあって、おもしろいですし、いつも見ていて心がポカポカします。かわいいイメージですね。すべてはかわいいです!

――お2人の配信を見られることもありますか?

配信は本人とリスナーさんの空間で、あまり出しゃばりたくないのでコメントは控えていますが、覗きに行くことはありますね。ランクマッチをやっているところや別のゲームをしているところ、最近だとミラー配信などをすることもあるので、なげきちゃんやちなみちゃんの配信を見てニヤニヤしながら夜を過ごしています(笑)。

 いや~、やっぱり女の子はかわいいので見ちゃいますね(笑)。

――“りーさるぷらん”以外のVTuberさんの配信は見ますか?

どちらかと言うと、VTuberさんよりはストリーマーさんやVストリーマーさんの配信を見ることが多いですね。皆さん、自己プロデュースがめちゃくちゃ上手で、楽しくいろいろな活動をされているので、いつか自分もそうなれるように勉強しています!

 VTuberさんですと、ちなみちゃんと似ていますが、“ホロライブ”の宝鐘マリンさんや兎田ぺこらさん。Twitchの配信者さんですと、天鬼ぷるるさん(REJECT所属)、赤見かるびさん、玉餅かずよさんをよく見ています。

 かずよちゃんは、2024年6月に“すぺしゃりて”が開催してくださった“すぺしゃりてフェス #01 STREET FIGHTER 6”で対戦できたので、すごくうれしかったです!


――普段見ている方と対戦できたのは素敵な経験でしたね。そういえば、天鬼ぷるるさんは『スト6』で同キャラ(Mジュリ)使いじゃないですか。

それもあってよく勉強させてもらっています! ぷるるちゃんはどんなことするのかなって、ギロッと目を輝かせて見ていますね。考えるよりも覚えるほうが結構楽だと思うので、参考にできそうなところは真似しようと思っています。

――上手なプレイヤーさんから勉強するのも大切ですよね。普段視聴する配信は『スト6』関係や格闘ゲーム関係が中心なのでしょうか?

今は『スト6』を見るのが多いですが、自分が興味を持ったゲームの配信はわりとなんでも見ますね!

 兎田ぺこらさんだと、過去のRPG配信。例えば『ファイナルファンタジーX』とか』とか『キングダム ハーツ』 とかのアーカイブを見ます。あとは、『マインクラフト』も結構好きですね。

――星鳳さんも格闘ゲーム以外も配信でプレイされていますもんね。

格闘ゲームとRPG、サバイバルゲーム、あとはMOBA(Multiplayer Online Battle Arena)を遊んでいますね。FPS(First-person shooter)だけは触ってないんですけど、わりといろんなゲームを触っています。

 『7 Days to Die』(※)とか『Ark』などのゲームや『Pacify』(※) といったホラーゲームも触っているので、Steamのライブラリには結構な数のゲームがありますね。

※『7 Days to Die』:FPS、タワーディフェンス、ロールプレイングゲームを組み合わせたサバイバルホラーゲーム。オープンワールド型の荒廃した終末世界を舞台に、迫りくるアンデッドから、生き延びることを目指していく。 ※『Pacify』:Shawn Hitchcock制作によるマルチプレイ対応ホラーゲーム。フィールドに隠されたアイテムやギミックを駆使し、怪異の無力化を目指す。

――今後発売される新作ゲームなどでやってみたいゲームはありますか?

今後発売されるタイトルを全部把握できているわけじゃないんですけど、『League of Legends』(『LoL』)をプレイしているので、『LoL』と格闘ゲームを掛け合わせた『2XKO』は気になっていますね。

 あとは、『モンスターハンター:ワールド』『アイスボーン』をプレイして楽しかったので、最新作の『ワイルズ』も早くプレイしたいです!

 RPGだと『ドラゴンクエスト』シリーズが触れていないので、11月に発売される『ドラゴンクエスト III そして伝説へ…』のHD-2D版も気になっています。あとは、新作ではないですが有名な『クロノ・トリガー』とかもおもしろかったとお話を聞いているので、人生で1回はやってみたいと思っています。

キャラクター愛があれば、知らないことがあっても突き進める!


――ここからは格闘ゲームの話を聞いていこうと思います。『スト6』を配信でプレイしていて、ジュリをメインで使用されていますが、選んだ理由などはありますか?

ジュリちゃんを選んだ理由は、ひと目惚れです! 見た目が超好きですっ! もうかわいくて、悪い感じがするところに「ズキューン!」ってきました。もう見た目だけで「このキャラしかいない!」って。

 実際に使ってみると、風破ストック(※)を溜めないと弾(遠距離技)が出ないとか、ほかのキャラよりも少し火力(ダメージ量)が足りないとか、まったく知らずにジュリちゃんを選びました!

 でも、やっぱりキャラ愛があれば、そういった知らないことがあっても突き進めるんです。本当にジュリちゃんが好きという気持ちだけで戦っています。キャラが大好きで、キャラのことを少しずつ知って、そしてできることを増やしていくのがめちゃくちゃ楽しいんです

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※風破ストック:ジュリの必殺技“風破刃”を発動すると溜められるストック。最大3つまでストック可能で、消費することで、さまざまな必殺技への派生が可能。ジュリを使用するうえで重要な要素。

――言葉のひとつひとつから伝わってきます。そもそも格闘ゲームにハマったきっかけはなんだったのでしょう?

対人戦が苦手で強くなりたいと思ったので、『スト6』から格闘ゲームを始めました。ランクマッチよりもトレーニングモード(トレモ)が好きなんですけど、最近は対人戦もすごく楽しめるようになってきて、前向きになってきました!

――それは素敵ですね。普段トレモでは、どのくらい練習されていますか?

連続で8時間練習していた時期もあります。格闘ゲームを始めたての頃は、なにもかもわからないじゃないですか。コンボの練習をしようにも、まずコンボがわからない(笑)。ほかにも対空(※)とはなんぞや、シミ―(※)とはなんぞや……となっていました。

 夢中になって練習していたら、気がついたら夜になっていた……みたいな感じです。最初は1つ1つ覚えるのに時間がかかっていましたが、今はできることが増えてきたのでトレモは2~4時間くらいですね。

※対空:ジャンプ中の相手を地上から迎撃すること。 ※シミ―:相手の投げを誘い、投げのモーションを空振りさせたあとに、打撃などのダメージを与えるテクニック。


ジュリちゃんは、いわゆる弾抜け(飛び道具をすり抜ける技)がないキャラクターなので、なげきちゃんに相談して教わったジャストパリィ(※)からのジャンプ強攻撃、以前にプロゲーマーのNyanpi選手から教わった練習メニューを今は練習しています。

※ジャストパリィ:ドライブパリィを相手の攻撃に合わせてタイミングよく押すと発動する。成功した場合、飛び道具以外は画面上が暗転する特殊演出が発生し、相手より先に動き出すことができる。

――それにしても2~4時間トレモができるのはすごいですよ。とても熱心に練習されていると思います。

本当ですか!?(笑)。コンボ練習とか楽しくて、ずっとプレイしちゃうんですよね。

 でも、いまだに難しいことも多くて……。時間をかければ、いつかできるようになると信じているので、頑張ります!

――格ゲーは継続が大切ですからね! ランクマッチとトレモだとプレイ時間の比率はどうなんでしょうか?

たぶんトレモが7割、3割が対人だと思います。最近はトレモに籠ってばかりだと、対人戦が上達しないなあと考えていて、ちょっとずつ対人戦の比率が増えてきました。

――実際に対戦してみないとわからないこともありますよね。

本当にそうですよね! この前、なげきちゃんと10先(10本先取)と3先(3本先取)で勝負をしたんですけど、やっぱり彼女はジャストパリィをとるのがすごく上手なんですよね。

 そのときに、ジャストパリィのコツを聞いたら対人戦で学んだと言っていたので、対人戦を頑張りつつ、トレモでは対人戦で練習しづらい部分を学んでいけたらいいなと思います。

――トレモで長時間練習する秘訣やコツなどはありますか?

ん-、そんなに明確なコツはないですよ。1個1個の目標や課題を決めて、それを終わらせていく感覚です。

 私は負けず嫌いでできないことがあると悔しいんです。あとは、単純作業が好きで、コンボ練習にしても10回連続で完走しないと次のコンボ練習にいかないくらい、できないことが悔しいのでトレモに籠っちゃいますね(笑)。

――目標設定やできないことをそのままにしないなど、格ゲー以外にも通じる考え方ですよね。

私も実際に格闘ゲームを始めてから考え方が変わったんですよー! 今まではできないことは自分のできる範囲で終わらせて、できないことは切り捨てる傾向がありました。でも、それは自分が成長する上限を決めてしまうと思うんです。

 1個ずつできるようになって、次のステップにいくことをトレーニングモードで実践していった結果、ランクマッチでマスターランクにいけました。小さな一歩の積み重ねを『スト6』で積んだことで、自分の成長も実感できている部分があるんじゃないかなと感じています。

 本当に『スト6』に出会ってから内面的な部分も成長できたと感じていて、1個1個成し遂げるからこそ得られるものがあるとも思えました……!

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――素敵なお話ありがとうございます。何事も1つ1つ学んでいくことの大事さを改めて教えてもらえました。

『スト6』のランクは、それぞれのランクやMRで求められることが明確に違う気がするんです。私は格闘ゲームの上達方法がまったくわからない状態で、1個ずつの積み重ねでここまでこられたので、よりその実感があるんじゃないかなって。

 これからもっとうまくなって、なげきちゃんや、ちなみちゃんとも同じくらい強くなりたいです。そのために、また1個ずつ新しい目標を積み重ねていかなきゃですね。これからも楽しみなことがいっぱいあります!

――星鳳さんの成長から目が離せませんね! ちなみに、今後メインのキャラを変更する予定はありますか?

モダン操作ではジュリちゃんを満足のいくところまで極めたいので、まだそこまでは考えていないですね。 ともりは一途なので(笑)。

 でも、クラシック操作では同じく見た目が好きなディージェイを触っていました。陽気な感じとファイトスタイルがすごく好きなんです。

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――デバイスはゲームパッドでプレイされていると思いますが、アーケードコントローラーやレバーレスコントローラーに変更することは考えていたりしますか?

ファイティングコマンダーOCTA(※)でプレイしています。PS版とWindows版も買っていて、ジュリちゃんバージョンも買おうと思っています♪

 ちなみちゃんがレバー、なげきちゃんがレバーレスを使っていて、デバイスを見せてもらったときに、ものすごくかっこよかったんですよ。だから、ほかのデバイスにもすごく興味はあります。

※ゲーム周辺機器などを展開するHORI社が発売する格闘ゲーム向けゲームパッド。2024年7月25日には『スト6』とのコラボモデル(キャミィ・ジュリ)も発売される。

成長のきっかけは『スト6』。この感謝の気持ちをもって、格闘ゲームのおもしろさや魅力をみんなに伝えたい


――ここまでお話をうかがって、本当に格闘ゲームに真摯に取り組んでいるのが伝わってきました。

そうですか? うれしいです! ほかの対戦ゲームでもランクなどがあると思いますが、上のランクを目指す気持ちがあったとしても、練習したかと言われたら全然練習したことないくらいの遊び方だったんです。

 でも、『スト6』では練習してうまくなっていくにつれて、もっと強くなりたいっていう気持ちも芽生えてきて、格闘ゲームってすごくおもしろいんだなって改めて思いました。この気持ちがすべてですね。

――格闘ゲームを通して、一歩ずつ積み重ねることの大切さ、積み重ねの先にある達成感や充実感を感じられたんですね。これは全格闘ゲームプレイヤーが笑顔で大きくうなずいていると思います。

自分の成長が味わえる、すごくいいゲームだなって思います。今まで自分の考え方を簡単に変えたことはなかったんです。それがここまで夢中になって、強くなりたい、伝えたい、共有したいと思うようになったのは自分でも驚きました。

――とくに格闘ゲームは、チームゲームとは違って1人で自分と向き合う時間が長いですよね。

言い訳ができないからこそ、我慢強くなれることもあると思います。私自身、気持ちの切り替えはまだまだできないんですけど、日々自分が変わっていくのがめちゃくちゃおもしろいです。

――その変化を楽しめるのは素晴らしいですね。そろそろデビューから半年が経とうしていますが、“りーさるぷらん”での活動を始めて楽しかった、嬉しかったと思うことはありますか?

普段の活動から思うことは、自分の好きなものを好きな人たちに共有できる空間が楽しいなって思います。『スト6』の大会やイベントに参加させてもらって、先ほども挙げた“すぺしゃりてフェス”で優勝できたことが、とてもうれしかったです。

 ただ単に優勝しただけじゃなくて、チームのおかげで決勝のタイブレークまでいくことができました。私はすごく弱気だったんですけど、メンバーのかしわねこさん、忍野ちゆさんが声かけをしてくれて、コメントでもみんなが大丈夫だよって言ってくれて、その声のおかげで頑張れたと思います。

 自分1人ではたどり着くことのできなかった場所だったので、本当に楽しくもあり、うれしかったことでしたね!


――では、逆にこれまでで大変だなと思うことはありましたか?

デザインのセンスがないので、サムネイル作成はいつも苦労しています(笑)。

 あとは、大変と思うわけじゃないんですけど、何事も向上心を持ち続けることなのかなと。ゲームを上手くなるためにも、配信者として頑張るためにも、日々いろいろなことの継続が必要で、それは結構大変なことだと思います。

 でも、活動を見守ってくれるみんなの応援や声があるので、私も「今日も1日頑張ろう!」って前向きになれています。大変だけど必要なことで、みんなのおかげで頑張れるみたいな感じですね。

――配信中に意識していることは、なにかありますか?

基本は自由ですね。でも、 自分や誰かが不快になるようなことはしないようにするのは意識しています。

 『スト6』で負けて、よくテンパってみんなに迷惑をかけていますが、そこはみんなの優しさに甘えています……(笑)。

――ともり星(ファン)の方々と交流するときに意識していることはありますか?

元々、人とかかわるのがすごく好きで、 人懐っこいところもあるので、あまり意識はしていないですね。ただ、相手に失礼のないコミュニケーションは心がけています。

――感覚的には、一緒にゲームを楽しんでいる友達のような感覚ですか?

そうですね。楽しい場所で楽しいもの、好きなものを一緒に楽しみたいので、「一緒に楽しもうぜ!」みたいな気持ちです。

 友達とゲームをしていて、「ここ辛いよな。みんなだったらどうやって乗り越えてる?」みたいな感じですかね!

――これからVTuberさんはもっと増えると思いますが、今後配信をしてみたい方々にむけて、なにかアドバイスなどはありますか?

楽しいからこそ続けられると思うので、何事も楽しむ気持ちが大事だと思います。

 これは自分のためにも言いますが、失敗しても明日の自分のためになるので何事にも挑戦してほしいです。 最初から完璧な人はいないです。だから、自分の成長していくところを自分自身、見てくれているみんなと楽しんでいきましょう……と言ってみたり(笑)。

 なので、ゲームを楽しむ気持ちや配信を楽しむ気持ち、コミュニケーションを取る気持ちを楽しむのが1番大事だと思います!

いろいろなゲームの魅力、そして格闘ゲームのおもしろさを多くの方に伝えるのが次の目標


――初配信では、夢や目標についてお話されていました。今後やってみたいと考えていることはありますか?

初配信で話した目標の1つである『スト6』でマスターになることは叶えられました。次の目標は「いろんなゲーム島の人と仲よくなる」ことですね。

 ほかの人がプレイしているゲームの魅力もみんなに共有したいですし、逆に格ゲーVTuberなので相手に格闘ゲームの魅力を伝えたいです。お互いにやっているゲームの魅力を伝えられるように、いろんなゲーム島の人と仲よくなることが、次の目標です。

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――ゲームの輪をたくさん広げていってほしいです。7月には誕生日や配信を始めてから半年を迎えられますが、なにかしたいことはありますか?

まだあまり考えられていませんが、『スト6』などで星鳳杯を開催してみたいですね~! あとは、みんなと一緒にこれまでの振り返りをしたり、交流をしてみたりしたいです。

 喉の影響で活動できなかった時期もありましたけど、半年間支えてくれた感謝の気持ちや遊びに来てくれてありがとうの気持ちを伝えたいです。実際には、こういった企画をするみたいなのは決められていませんが、当日みんなで楽しみたいです!

――最後に、皆さんに向けてメッセージをお願いします。

まだまだ右も左もわからないことばかりで、自暴自棄になりがちなともりだけど、いつも支えてくれてありがとう!!

 これからも一緒に楽しんでいきましょうー!

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