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『青鬼』新モード“藍編”&倍速モードをレビュー。プレイごとに洋館の構造が変化するシステムはホラーと相性最高で最怖【電撃インディー#726】

文:電撃オンライン

公開日時:

 電撃オンラインが注目するインディーゲームを紹介する電撃インディー。今回は、ゲームスタジオとLiTMUSが7月26日より発売するNintendo Switch/PC(Steam)用謎解きホラーアクションアドベンチャーゲーム『青鬼』のレビューをお届けします。

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 なお、電撃オンラインは、尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!

『青鬼』トレーラームービー

20年愛されるホラーゲーム『青鬼』とは

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 『青鬼』は、2004年にフリーゲームとして公開された大人気謎解きホラーアクションアドベンチャーゲームです。2007年にはスマホアプリ版がリリースされ、シリーズ累計3,000万ダウンロードを突破。今年はシリーズ最新作にして初の一人称視点の謎解き3Dホラーアクションゲームをリリースするなど20年間愛されている作品になります。

ストーリー

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 主人公の少年“ひろし”は、友人たちと廃墟となった洋館に興味本位で足を踏み入れてしまいます。その洋館には恐ろしい青い怪物“青鬼”が潜んでおり、友人たちが次々と襲われてしまうなか、ひろしは執拗に追いかけてくる青鬼から逃げながら、洋館を探索し、謎を解き明かし脱出を試みますが……。

 プレイヤーは、主人公“ひろし”を操作し、洋館を脱出するために青鬼から逃げながら、数々の謎を解き進めるというストーリーになっています。

新モード“青鬼 -藍編-”はローグライク!?

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 本作は、フリーゲーム版の『青鬼』のストーリーが楽しめるだけではなく、新ゲームモードの“青鬼 -藍編-”が楽しむことができます。

 藍編は、今までのストーリーとは違い、謎の洋館で目覚めた少女“藍”を操作して脱出を目指すオリジナルストーリーモードになっていますが、このモードがとにかく面白い!

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 このモードではプレイするたびに洋館の構造が変化するというローグライクシステムになっており。毎回異なるマップで青鬼から逃げ回り、謎を解くというモードになっています。プレイしてビックリしたのが、目覚めたスタート地点が毎回変わるというところ。

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 しかも、部屋は通常時と同じだけど扉の位置が違うなど、パラレルワールドのような配置に脳みそが混乱し、色々な判断力がかなり低下します。青鬼をやり込んだことがある人ほど、実は難しいのではないでしょうか!?

 実際プレイしてみて、青鬼からの逃げ方など、自分がいかに記憶に頼った甘えたプレイをしていたかを思い知らされました。

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 ローグライクマップなので常に新鮮な気持ちでプレイできますが、新しい謎解き要素やエンディングが3パターン用意されているので、周回プレイなどやりこみ要素がかなり高いゲームモードになっているのが特徴です。

公式でまさかの倍速モード実装!


 青鬼は、とある外部ツールを使用して“倍速プレイ”をするというというのが、一部配信などで流行っていました。“追いかけてくる青鬼が高速になる!”というだけで難しさと笑いが起こる作品にガラッと変貌を遂げていましたが、本作ではなんと公式に“倍速モード”が実装されました!

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 しかも速度は、2倍速から史上最高速度となる“15倍速”まで挑戦が可能になっており、超高速で追いかけてくる青鬼が体感できます。

 実際15倍速をプレイしてみると、思っていた以上に通常動作が難しい!ドアから出る、何か物を押すといった細かい動作に大苦戦して、青鬼に捕まるというプレイを連発……青鬼よりも通常動作が怖くなりました(笑)。

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 いきなり15倍速は無茶苦茶だと思うので、まずは2倍速からスタートし、己の限界へと挑戦してみてください!

 10倍以上になるとすべての速度が異次元になり、出会い頭の青鬼には思わず急ブレーキみたいな悲鳴が出てしまうかもしれません。

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 今回紹介した新ゲームモードや倍速モードは、ゲームプレイ時に開放されておりすぐ遊ぶことができます! もちろん通常のゲームモードも遊べるので、初めて青鬼をプレイする方にも青鬼をすでにやり込んでいて大好きだ!という方でも楽しめる作品になっているのでオススメです。







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