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G-Tune15.3インチゲーミングノートPC“E5-I7G60BK-A”レビュー。RTX4060/240Hz液晶搭載でPCゲームも快適動作&コスパも優秀

文:松野 将太

公開日時:

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 マウスコンピューターの「G-Tune E5-I7G60BK-A」は、CPUにIntel「Core i7-13650HX」、GPUに「GeForce RTX 4060 Laptop GPU」を搭載し、ゲーミングPCとしてはおおむねミドルクラス相当の性能を備える15.3インチゲーミングノートPCです。

 自宅などに据え置きで使うノートPCとしておすすめできるタイプの製品で、優秀な3Dグラフィックス描画性能とWQXGA(2560×1600ドット)解像度の240Hzディスプレイにより、非常に快適なゲーム体験が可能となっています。

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 この記事では「G-Tune E5-I7G60BK-A」の製品サンプルをもとに、特徴や使い勝手などのインプレッション、およびベンチマークによる性能チェックを実施していきましょう。

※本記事はマウスコンピューターの提供でお送りします。

ノートPC向けRTX 4060&240Hz液晶搭載でなめらかな描画を実現

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▲G-Tune E5-I7G60BK-A。直販価格は23万9800円~(税込)

 まずは、基本的な製品スペックを確認していきます。先に述べた通り、本製品はCPUに14コア/20スレッド動作が可能なIntel「Core i7-13650HX」、GPUにNVIDIAの「GeForce RTX 4060 Laptop GPU」をそれぞれ搭載。

 CPUに関しては、ノートPC向けながらコア数も多く、ブースト時にはほぼ5GHz近い高クロックでの動作も可能なハイエンドモデルであり、パフォーマンスは申し分ありません。

 型番末尾に「HX」が付くプロセッサーは一般的なノートPC向けCPUより大きな電力を扱えるのが特徴ということもあり、CPU負荷が高いゲーム配信などにもある程度対応しやすいと言えます。

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▲CPUは「Core i7-13650HX」。14コア/20スレッドの多コア構成が特徴で、最大ブーストクロックも4.9GHzと優秀です。
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▲GPUは「GeForce RTX 4060 Laptop GPU」。ノートPC向けに調整されているものの、高負荷なPCゲームにもある程度余裕をもって対応できます。

 GPUは現行ミドル~ミドルハイクラスとしては鉄板のモデルです。通常、デスクトップPC向けGPUとノートPC向けGPUは、同じモデルナンバーでもそれなりの性能差がありますが、ノートPC向けの「GeForce RTX 4060 Laptop GPU」に関しては、デスクトップ向けGPUと非常に近しいスペックであることが知られています。

 性能的には現行の高負荷なAAA級タイトルをある程度余裕をもってプレイ可能であり、多くのゲームで高いフレームレートを発揮してくれるでしょう。

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▲ディスプレイはノングレアのWQXGA(2560×1600ドット)解像度のパネルを採用。画面比率が通常のワイドディスプレイより少し長い16:10で、240Hzのハイリフレッシュレートに対応可能です。

 冒頭で述べた通り、本製品のディスプレイはWQXGA(2560×1600ドット)解像度の240Hz対応パネルなので、高いフレームレートにあわせて滑らかな画面描画を実現可能です。

 負荷がそれほど高くないタイトルであれば最大解像度で精細な描写を楽しみ、高負荷なタイトル、あるいは『Apex Legends』のようなFPSであれば解像度をフルHD(1920×1080ドット)やWUXGA(1920×1200ドット)に落としてフレームレートを高めるなど、タイトルにあわせて解像度を切り替えることができるのは本製品の強みと言えます。

 メインメモリーの容量は16GB(DDR5-4800、8GB×2/デュアルチャネル)で、ストレージは高速な500GB NVMe SSD(Gen4)。このあたりは今どきのノートPCとしては一般的な構成で、可もなく不可もないといったところ。

 近年は1タイトルで容量100GBを超えるような超大作ゲームも増えていますが、そういったタイトルを複数プレイする予定があるなら、BTOオプションによるカスタマイズを検討するのもいいでしょう。「G-Tune E5-I7G60BK-A」の場合、最大で容量4TBのM.2 SSDを2枚まで搭載することも可能です。

 ネットワークに関しては、本体背面の有線LANコネクタが使用できるほか、Wi-Fi 6E(IEEE 802.11ax)による無線通信にも対応します。PCゲームのオンラインマルチプレイの際は安定性のある有線接続を推奨したいところですが、状況によって有線・無線を切り替えられるのは便利です。

重量約2kg。シンプルな15.3インチボディ

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▲天板は「G-Tune」ロゴのみのシンプルな外観。
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▲右側面にはUSB 3.0ポート×2、SDカードリーダーを配置。
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▲左側面にはUSB 3.0 Type-Aポート、USB 3.0 Type-Cポート、ヘッドフォン/ヘッドセットジャックを備えます。
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▲背面には映像出力端子のHDMIポートおよびThunderbolt 4ポート、電源コネクター、有線LANコネクターを搭載。

 本体の外観、およびインターフェース類も見ていきましょう。ボディカラーはブラック系1色のシンプルな佇まいで、装飾らしい装飾は天面にG-Tuneのロゴがある程度に留まっています。

 本体サイズはおよそ幅342×奥行245×高さ22.1mm。アスペクト比16:10のディスプレイを採用していますが、パネルサイズが15.3インチと若干小さめなこともあり、ゲーミングPCとしては比較的コンパクトにまとまっている印象です。

 加えて重量は約2.09kgと、ゲーミングノートPCとしては比較的軽めなのもポイントでしょう。毎日のように持ち運ぶのはちょっと大変かもしれませんが、旅行の際に持って行ったり、学生であれば長期休みの帰省で実家に持ち帰ったりするような使い方ならそれほど負担にはならないでしょう。

 インターフェースは、HDMIポート×1、Thunderbolt 4ポート×1、USB 3.0 Type-A×3、USB 3.0 Type-C×1、SDカードリーダー×1、有線LANコネクター×1、ヘッドフォン・ヘッドセット端子×1。

 また、ディスプレイ上部にはプライバシーシャッター付き、200万画素のWebカメラを内蔵しており、Windows Helloによる顔認証ログインを利用可能です。USBポートや外部ディスプレイ接続用のHDMI端子など、必要になりそうなインターフェースは一通り揃っていると言えます。

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▲合計105キーの日本語フルサイズキーボード。
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▲RGB LEDのキーボードバックライトにより発光カラー・パターンを制御できます。
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▲専用アプリ「Mouse Control Center」から調整が可能。

 キーボードは合計105キー、テンキーありの日本語配列を採用。キーピッチは18.75mm、キーストロークは1.4mmで、このサイズのノートPCでは打鍵感はまずまず悪くありません。

 ファンクションキーが一般的なキーボードの約半分のサイズになっているのはノートPCとしてはありがちですが、PCゲームで使用しやすいWASDキー、左SHIFTやスペースバーまわりはオーソドックスなサイズなので、ゲームや簡単なチャットなどに使う分には大きな問題はないでしょう。

 なお、キーボードバックライトはRGB LEDで、プリインストールアプリ「Mouse Control Center」から発光パターンやカラーを調整可能となっています。

「G-Tune E5-I7G60BK-A」の性能をベンチマークでチェック


 では、「G-Tune E5-I7G60BK-A」の性能をいくつかのベンチマークで計測してみましょう。

 今回は「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」といったベンチマークアプリに加え、『Ghost of Tsushima Director's Cut』『Cyberpunk 2077』などの実ゲームタイトルでもフレームレートを計測してみました。なお、計測時の本体動作モードはすべて「パフォーマンスモード」としています。

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▲「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」WQXGA(2560×1600ドット)解像度での計測結果。
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▲「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」WUXGA(1920×1200ドット)解像度での計測結果。

 直近の大型アップデートによりグラフィックスが強化される「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」では、本製品の最大解像度であるWQXGA(2560×1600ドット)、画面比を維持したまま解像度を一段落としたWUXGA(1920×1200ドット)で計測を実施しました。

 なお、画質は「最高品質」、アップスケーリング技術は「FSR」を選択しています。

 WQXGA(2560×1600ドット)での計測結果はスコアーが10051、快適さの指標は「快適」と、高解像度ながらまずまずの記録が出ています。テストレポートから出力したフレームレートは平均71.85fpsで、一般的な快適さの目安である60fps越えができていました。

 画面比率が縦に長い都合上、WQHD(2560×1440ドット)解像度よりも少し負荷が高いことを考えれば、十分な結果と言ってよいでしょう。

 また、少し解像度を下げたWUXGA(1920×1200ドット)での計測時はスコアーが14946、快適さの指標は「とても快適」。フレームレートは平均109fpsと、さらに快適さが上昇します。

 ディスプレイの高いリフレッシュレートを活かしたい場合、こちらの解像度設定を活用するのもおすすめです。

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▲『Ghost of Tsushima Director's Cut』では、ゲーム内マップ「黄金寺」から一定コースを移動した1分間のフレームレートを計測しました。

 実際のゲームでもフレームレートを確認してみましょう。『Ghost of Tsushima Director's Cut』では、ゲーム内の一定コースを移動した際の平均フレームレートを「FrameView」を活用して計測しました。

 画質設定は「非常に高い」とし、アップスケーリングとしてDLSS(クオリティ)およびフレーム生成を有効化しています。

 WQXGA(2560×1600ドット)での計測結果は、平均フレームレートが74.072fps、最小フレームレート(Min 1%)が51.3fpsと、フレーム生成の効果もあってかなりの快適さに。決して負荷は低くないタイトルですが、高解像度でも十分滑らかに画面描画が可能です。

 また、WUXGA(1920×1200ドット)解像度でのフレームレートは、平均97.282fps、最小(Min 1%)76.41fpsと、より安定します。本製品がノートPCであることを考えれば、かなり優秀な結果と言えます。

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▲『Cyberpunk 2077』、WQXGA(2560×1600ドット)解像度での計測結果。
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▲『Cyberpunk 2077』、WUXGA(1920×1200ドット)解像度での計測結果。

 もうひとつ、人気の高負荷タイトルである『Cyberpunk 2077』では、ゲーム内ベンチマークモードを利用して平均・最小フレームレートを計測しました。画質プリセットは「高」を適用し、このタイトルでもDLSSのフレーム生成を有効化しています。

 WQXGA(2560×1600ドット)解像度では平均78.46fps、最小41.46fpsと、こちらも滑らかなゲーム描画が可能です。WUXGA(1920×1200ドット)解像度では平均フレームレートが123.48fpsと100fpsを超え、最低fpsも96.10fpsと、かなりの快適さになります。

 本作にはさらに負荷を重くするレイトレーシング系の設定がありますが、そちらではフレームレートが下がってしまうものの、プレイ自体は問題なく可能です。描画のリッチさにこだわるのであれば、試してみるのもアリでしょう。

高いCPU・GPU性能で、ノートPCでも快適ゲーミング!


 「G-Tune E5-I7G60BK-A」は、高性能なCPUやGPUの能力をしっかりと引き出し、人気の高負荷ゲームタイトルも快適にプレイ可能なゲーミングノートPCと言えます。また、少し縦に長い16:10の画面比率という特徴を備え、ウェブページやテキストを閲覧するのに適していることも1つのポイントです。

 現時点でミドル~ミドルハイクラスのスペックを備えているため、数年は現役で使っていけることを考えれば、24万円前後の価格もまずまずコスパ良しに思えます。

 なお、本製品は7月実施予定の「電撃ベストバイ」生放送でも実機をご紹介予定です。ゲーミングPCをお探しの方は、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

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