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小説『結婚を諦めたチート魔術師、溺愛する愛娘ができたので一緒に幸せになります』三木なずな先生インタビュー。現実では難しいことをあえてテーマに選んだ理由とは?【DREノベルス】

文:電撃オンライン

公開日時:

 ライトノベルレーベル・DREノベルスより、8月7日に発売される『結婚を諦めたチート魔術師、溺愛する愛娘ができたので一緒に幸せになります』。その魅力を作者・三木なずな先生へのメールインタビューを通してお届けします。

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『結婚を諦めたチート魔術師、溺愛する愛娘ができたので一緒に幸せになります』ってどんな作品?

 本作は、娘を溺愛する父親と最強の娘(神の子)がおくる、チート親子ファンタジー!

 『レベル1だけどユニークスキルで最強です』(講談社刊)の著者である三木なずな先生による新作です!

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 女性とまったく縁がなく、魔法だけを極めて気づけば魔術師の最高位S級魔術師になっていた、主人公のライト・マーキナス。

 どうしても自分の子供が欲しい彼は、教会で“神との契約書”を結び、自分の血を受け継いだ愛娘(神の子)を授かることに!

 愛娘との充実した日々は、それまで仕事と名声しかなかった魔術師の人生を、とたんにバラ色の人生に変貌させていき……?

 そんな本作を書くにあたって、三木なずな先生がポイントにしている部分や、先生ご自身のこともうかがってみました。気になる方は、ぜひメールインタビューをご覧ください。

『結婚を諦めたチート魔術師、溺愛する愛娘ができたので一緒に幸せになります』はリアルでは実現が難しいことを形にした作品


――本作の執筆のきっかけを教えてください。テーマはどのようにして生まれたのでしょうか。

 近年、自分の周りで「結婚はしたくないけど子供はほしい」と話す方が増えました。

 リアルではそれは都合の良すぎる話で論外と言われても仕方のない所なのですが、リアルで出来ない事を形にして、望んでいる読者にご提供するのがエンターテインメントだと思っていますので、「四十代未婚、でも自分の血の繋がった子供ができた」というテーマで執筆を始めました。

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――キャラクターについて(ライト、ルーシア)それぞれ簡単に紹介をお願いします。

 ライトは「仕事が出来る親馬鹿」というコンセプトで作りました。

 仕事面では極めて有能ですが、娘の事になると途端にIQ3程度になってしまうという感じのキャラです。

 ルーシアに関しては、「子供の可愛い時期が永遠に続く」というファンタジーとご都合主義全開のキャラです。

――ライトが授かった「神の子」は女の子でしたが、男の子のケースもあるのでしょうか。

 もちろんあります、「子供が可愛くて親馬鹿になるのをやめられない」のがこの作品のメインとなる設定ですので、男の子が可愛くて仕方ないというパターンも世の中にはあるので、そうなるケースも想定しております。

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――ご自身が「作中で一番かわいい!!」と、「溺愛」してしまっているルーシアのシーンはどこですか?

 ルーシアが出てくるシーンは全て可愛くて、溺愛したくなります。

 強いていえばお父さんが好きすぎて、召喚魔法を覚えてお父さんそっくりのものを召喚出来るようになったところが一番可愛いかなと思います。

――本作の魅力やおすすめポイントなど、読者に楽しんでもらいたいポイントを教えてください。

 主人公のライトがルーシアをとにかく溺愛するのもそうですが、伯爵夫人というキャラクターが「田舎のおばあちゃん」として主人公を上回る溺愛をしたり、それを二人で競い合ったりするのを楽しんでもらえたらと思います。

――本作を書くうえで悩んだところ(設定、展開、シーンなど)はありますか?

 いかに娘のルーシアを可愛く思ってもらえるのか……とにかく、そこだけに注力しました。

――どんな人に本作を読んで欲しいですか?

 恋愛も結婚もしたくないけど自分の子供はほしい、でもリアルでそんなこと言ったらひかれるかも。

 そういった方に是非お手にとっていただきたいと思います。

――小説を書く際に、特にこだわっている点はありますか?

 商業で刊行する物では、「こういった需要に対してこういう形でお出しする」という事にこだわっております。特に現実で実現出来ない事柄に対して、都合のいい形の設定を作れるように意識しています。

――最近熱中しているものはありますか?

 今年に入ってからパンを焼くことにはまっています。

 元々「手を動かして成果を得る」という事が好きでして、パン作りやお菓子作りは手順がしっかりしていればちゃんと成功するので、それをやっています。

 先日は生地を一から作って、更に家庭菜園で取れたじゃがいもでピザを焼いてみました。

――最後に、電撃オンライン読者へメッセージをお願いします。

 ここまで読んでいただいてありがとうございます。

 タイトルから第一印象、そして本インタビューでお話したコンセプトに興味をもたれた方にはきっと気に入っていただける作りになっておりますので、是非店頭での書籍もしくは電子書籍などでお手にとって頂けると幸いです。

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