電撃オンラインの連載企画“難読漢字”。読み方が想像つかないほど複雑なものから、一見簡単そうだけど読みが難しいものまで、幅広く出題していくコーナーだ。
この企画は、“杠葉 啓二”が担当していくぞ。猫と一緒に暮らすしがない書道家だ。今回も「パッとは読めないかも」という漢字を紹介していくから、みんなで一緒に考えてみよう!
今日の問題は……
今回の出題漢字は“鰍”。秋が旬の魚なのかもしれない。
ヒントは〇〇〇。これ以外にもいくつか読み方があるから、“〇〇ょ〇”でも正解にするぞ。
答え
正解は“かじか”! “いなだ”や“どじょう”でも正解だ。
“かじか”はカジカ科の淡水魚を指す。カジカは、平たく丸い頭と大きな目を持ち、清流や渓流に生息しているぞ。
“いなだ”はブリの幼魚を指す。ブリは成長とともに名前が変わる出世魚で、関東地方では、ワカシ(幼魚)、イナダ(少し大きくなったもの)、ワラサ(さらに大きくなったもの)、ブリ(成魚)と呼ばれる。
“どじょう”なら、お馴染みの泥や砂の中に潜って生活する淡水魚だ。田んぼや湿地、川底などの静かな水域でよく見られるけど、実際に見たことがある人はいるかな?
このように、“鰍”という漢字にはいくつかの読み方と意味がある。それぞれが異なる生態や特徴を持つ生き物を指していて、日本語の奥深さを感じさせるな。
今後も難しい漢字を色々紹介していくから、引き続き、更新をお楽しみに!