『ソードアート・オンライン』ゲームシリーズの最新情報が多数公開された公式生放送“SAOゲーム10th Project「未来会議2024 - Departure -」 (以下、SAO未来会議2024)”。この記事では、配信を終えた二見鷹介さんと竹内智彦さんにインタビューを実施。今後の『SAO』ゲームの展開や川原先生の書き下ろし短編小説の執筆経緯など、気になることについて聞いてみました。
SAOゲーム10th Project「未来会議2024 - Departure -」アーカイブ【期間限定】
書き下ろし小説のモチーフに『ソードアート・オンライン フェイタル・バレット』を選んだのは川原先生自身【SAO未来会議2024】
――“SAO未来会議2024”を終えての今の気持ちをお聞かせください。
竹内P
“SAO未来会議2024”は、ゲームシリーズ10年の集大成として企画してきました。1年以上前からユーザーのみなさまに喜んでいただけるように考えてきたコンテンツですので、楽しんでいただけたようでしたら本当にうれしいです。
二見P
今回は出演なしで完全裏方ですが、ゲーム10周年のフィナーレとなる長尺の配信ということで、『SAO』ゲームシリーズ10年の歴史のなかで、最近入った人も初期から応援し続けてくれている人にも感謝の気持ちしかありません。原作・アニメ・ゲームチームの最新情報はもちろん、キャストの皆様、アーティストのライブと盛りだくさんでお届けさせていただきました。本当にいろいろな人が集まってこそ続いたこの10年だと思っているので、少しでも感謝の気持ちが伝われば嬉しいです。
――川原礫先生の書き下ろし短編小説『ソードアート・オンライン ユナイタル・キング』の制作が発表されましたが、どういった経緯で制作に至ったのでしょうか?
――川原礫先生の書き下ろし短編小説『ソードアート・オンライン ユナイタル・キング』の制作が発表されましたが、どういった経緯で制作に至ったのでしょうか?
竹内P
『SAO』ゲームシリーズ10周年を迎えるにあたって、アニメでも音楽でも、いろいろな切り口でユーザーのみなさんに還元できることはないかと考えて、まずはこちらからストレートエッジ様(※)にご相談しました。川原先生ご自身にゲームオリジナルキャラクターを書いていただける機会というのは、ゲームシリーズの歴史全体でも貴重なものなので、私自身も一人のファンとして楽しみに思っています。具体的に書き下ろし小説をみなさんにどうお届けしていくかについては、今後の続報をお待ちください。
※ストレートエッジ……『SAO』原作者である川原礫先生も参加するエンターテイメントカンパニー
――書き下ろし小説のモチーフに『ソードアート・オンライン フェイタル・バレット(SAOFB)』を選んだのはなぜでしょう?
※ストレートエッジ……『SAO』原作者である川原礫先生も参加するエンターテイメントカンパニー
――書き下ろし小説のモチーフに『ソードアート・オンライン フェイタル・バレット(SAOFB)』を選んだのはなぜでしょう?
竹内P
ゲームのオリジナルキャラクターを登場させるご提案はさせていただきましたが、『SAOFB』のキャラクターを描くというアイデアは、川原先生自身から出していただいたものです。
二見P
『SAOFB』ではキリトが主人公でなく、オリジナルキャラクターが主人公であるのも理由としてあると思います。これはあくまで私の想像ですが、川原先生が小説に描き出す世界はそれ自体で完成されています。たどってきた道が異なるゲームシリーズ世界のキリトの心情を描くよりは、プレイヤーの分身であるオリジナルキャラクターの視点からのほうが書きやすかったのかな……なんて想像しました。
――今回の配信で発表されたミニゲーム『Kirito The Hero』について、開発の経緯が気になります。
――今回の配信で発表されたミニゲーム『Kirito The Hero』について、開発の経緯が気になります。
二見P
デジタルコンテンツとして『SAO』ならではの、しっかりユーザーが楽しめるものを入れたいと考えて開発しました。昔私が手掛けたゲームでもミニゲームをオマケとして収録していましたが、それと同じ形ですね。あくまでオマケの……言ってしまえばお弁当のお新香みたいなものだと思っていただければ(笑)。
――『Kirito The Hero』のボリュームはどのくらいになりますか?
――『Kirito The Hero』のボリュームはどのくらいになりますか?
二見P
操作キャラクターはキリトのみで、あくまでもミニゲームとして見ていただけると嬉しいです。ハイスコアを狙う要素はあるので本編の息抜きでチャレンジしてみるのもいいのではないでしょうか? ぜひゆる~く楽しんでいただければと思います。
――では最後に、『SAO』ゲームシリーズの未来の展望についてお聞かせください。
――では最後に、『SAO』ゲームシリーズの未来の展望についてお聞かせください。
二見P
この1~2年は、次の若い世代にバトンをわたしていくことに注力しています。もちろん私も裏方としてこれから先もバックアップはしていくつもりですが、私が描く未来というよりは、これから若い制作チームが思い描く新しい『SAO』ゲームの未来に注目してほしいです。
竹内P
まずはここまで『SAO』ゲームを10年続けてこられたことに感謝しかないです。これから11年目の『SAO』ゲームを作っていくうえでも、みなさんの熱量に負けないように歩みを止めずに頑張っていきたいと思っています。アニメも原作小説も展開が続いていく中で、そこにゲームも含めていろいろな切り口から『SAO』の魅力をお届けできればと思いますので、これからも応援よろしくお願いします。
『SAO』ゲーム10周年記念グッズのフォトレポートをお届け【SAO未来会議2024】
“未来会議2024”でも実物が公開された、『SAO』ゲーム10周年記念グッズ。現在アソビストアで受注受付中のアイテムたちのフォトレポートをお届けします。