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『みんなのゴルフ』売上200万本以上を達成したゴルフゲームの金字塔。ハマりすぎて実際にゴルフまで始めてしまった思い出深い名作【メモリの無駄づかい】

文:sexy隊長

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 三つ子の魂百までと言われますが、幼少期に限らず、ゲームを遊んだ思い出は脳に深く刻まれるもの。

 何年、何十年たっても、「なんでオレ、こんなこと覚えてるんだろ…」と愕然とするような記憶が残りがちでして。

 そんな脳のメモリ(記憶・容量)を無駄づかいしている例を語ります! 今回はゴルフゲームの金字塔を築き上げた『みんゴル』こと『みんなのGOLF』について紹介します。

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『みんなのGOLF』とは?

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 1997年7月17日にソニー・コンピュータエンタテインメントから発売されたPlayStation(PS)タイトル『みんゴル』こと『みんなのGOLF』。

 ゴルフゲーム定番の誰でも楽しめるシンプルな操作性、テンションあがるダイナミックな演出、子どもから親まで幅広い世代にヒットし、国内販売本数でダブルミリオンを達成! 以後、PS2、PS3、PS4など最新機種でのリリースが定番となり、10作以上も発売され続ける息の長いシリーズ。

 シリーズ全世界累計実売1,400万本を達成した、ゴルフゲームの金字塔ともいえる作品になります。

可愛らしいグラフィックから繰り出される臨場感とリアリティ

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 筆者は、ファミコンでは『マリオオープンゴルフ』、スーパーファミコンでは『遙かなるオーガスタ』と、その時代ごとの人気ゴルフゲームを楽しんできたほど、ゴルフゲームが大好きです。

 そんななか、中学2年生という厨二病真っ盛りの時に出会ったのが『みんゴル』こと『みんなのGOLF』という作品でした。CMなどで気になっていたものの、当時はまだPSを持っておらずどうしようかなぁ……と悩んでいたら友人から「親父がみんゴル買ったぞ!」と連絡が入りました。

 速攻で友人宅へ向かい、『みんゴル』をプレイした私は衝撃を受けました。

 『みんなのゴルフ』というタイトル名と登場するキャラクターが3~4頭身の可愛らしいグラフィックということで、気軽にサクッと遊べるパーティゲーム的な作品だと思いこんでいましたが、実際にプレイしてみるとリアリティと臨場感がスゴイ! ヤバい!

 打った時の感触、打球が飛んでいく感じ、3Dで立体的に表現されたグリーンなど想像していた以上にリアル。自由度の高いカメラ機能のおかげで、コースの起伏などが見やすく実際にその場にいる感覚が味わえ、これはゴルフゲームを超えてもはやゴルフじゃないか! と中学生の筆者は叫びました。

 そこから友人とほぼ毎日、ストロークモードやマッチプレイモードでしのぎを削りまくる日々。カップイン時のさまざまな演出、緊張感を煽るBGMやショットのタイミングがジャストで決まるとキャディさんが「ナイスショット!」と褒めてくれるなど、ゲームならではの演出が楽しすぎて、飽きずに繰り返しプレイできた記憶があります。

 その後、自身でもPSと『みんゴル』を入手し、さらに練習を積み友人と対戦しすぎた結果……チート級の強さといわれるCPU戦も苦労せずなんなく倒してしまいました。友人との対戦の時点で全ホールバーディは当たり前というレベルになっていたので妥当です(笑)。

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 初期の『みんゴル』の良いところは、初期から使えるメンバーでも個性がハッキリしていて使いやすく強い! というところでした。同じキャラを使い続けることで、キャラ練度を上げられたり、そのキャラへの愛着度が増したりするので非常に良かったと今になって思います。

 最初から開放されているキャラである“マリナ”が好きで、最後までマリナでプレイし続けた思い出もあります。

 『みんゴル6』とかになると、終盤に使用できる“上級キャラ”が初期キャラの上位互換のようになっており、縛りプレイでもしない限り初期キャラを使う意味がないという感じになっていたので、愛着あるキャラ変えなきゃダメかぁ……となっていたので、初期『みんゴル』の良さを最新作プレイ中に感じました。

『みんゴル』にハマりすぎた結果……


 ちなみにですが、『みんゴル』にハマりすぎた結果、一緒に遊んでいた友人と「実際のゴルフしたくね?」となり、ゴルフの打ちっ放しに通うようになりました。そこから筆者は、高校になりゴルフスクールに通いだし、最終的には部員2人のゴルフ部を創部し、高校ゴルフ部としてグリーンデビューすることになるのですが……それはまた別のお話。

 遊んできたゲームの中でも青春時代、人生に大きく関わってきたゲームが『みんゴル』でした。最近は全然ゴルフができていないのですが、この記事をきっかけにまた打ちっ放しでも行ってみようかな? と思います。

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