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【護縁(ごえん)先行レビュー】関係性を知れば知るほど60人以上のキャラたちにハマっていく! 個性豊かなキャラクターたちの魅力に迫る

文:電撃オンライン

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 NCSOFT CorporationがiOS/Android/PCで8月28日正式サービス開始予定のドラマティック縁バトルRPG『護縁(ごえん)』。

 PCオンラインゲーム『ブレイドアンドソウル』の3年前の世界を舞台にしたタイトルです。記事では『護縁』をキャラに注目してレビューします。

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人間でも人外でもかわいければOK。もちろんかっこよくても!


 本作にはリリース時に60人以上のキャラが登場します。本作は『ブレイドアンドソウル』の3年前の世界が舞台。そのため、『ブレイドアンドソウル』で活躍したキャラも登場します。ただ、『護縁』は完全オリジナルストーリーですし、オリジナルのキャラもたくさん用意されています。

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▲キャラクターのプロフィールや関係性はゲーム内だけではなく公式サイトでも閲覧できます。

 筆者は『ブレイドアンドソウル』をプレイしていないので、誰が『ブレイドアンドソウル』にも登場しているキャラなのかはパッと見ではわからないのですが、だからこそ先入観にとらわれず、「このキャラがかわいい」「ここがかっこいい」といった純粋な目線で見ることができました。

 もちろん、『ブレイドアンドソウル』をプレイしたことがあれば、「ここが変わっている」と比べて楽しむことができるかもしれませんね。

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▲『ブレイドアンドソウル』にも登場したユ・ランもいます。プレイしていないのでわかりませんがどこかに違いはあるのか……?

 そうしていざプレイしてみるとキャラ数よりも目についたことがありました。それがかわいいorかっこいいキャラばかりではないということです。

 おじさんとも呼べる年齢のキャラも多く、武術を極めようとしている人や賄賂で私腹を肥やす小悪党などさまざま。ある程度の年齢ということもあり、組織の長や近しい立場になっているので、若者を導く立場としての地位も確立しています。

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 さらに人間以外のキャラが多いのも特徴的。ファンタジーな世界が舞台の作品だと人間と一言で言っても身長が小さい種族もいれば、耳など体の一部が動物のようになっている種族もいます。

 ただ、そうではない完全に人外……猫や猿、カエル、ミノタウルスなどはっきりと人間ではないキャラを操作できます。本作に登場する60人以上のキャラというのは、もちろん操作できるキャラ数のこと。そのうちの10人以上がこのような人外のキャラなのです。

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 さすがに、ここまで人外のキャラが多いことにちょっと驚きました。当然ですが、ほかのキャラと同じようにしっかりとした設定が用意されています。人外のキャラが好きな人にはたまらないのではないでしょうか。個人的には落猿族の霊獣・落猿大聖が好きですね。猿が如意棒を持っているところなんて……。

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 おじさんや人外のキャラばかり紹介してきましたが、ふつうに正統派(?)のかわいいorかっこいいキャラもいるので、多種多様なキャラだけでも満足できるボリューム感です。

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 キャラの見た目を変えられる衣装も用意されているので、好きな見た目に変更できます。さらに本作では武器やアクションのモーションも変更可能。

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 武器やモーションを変えられるのはあまり見ないからこそ、細かなところまでこだわっているのがわかります。衣装だけではなく、武器やモーションも好きなものにしてオシャレに気を遣ってゲームを楽しめます。

ほかのキャラとの関係性を知ればさらに好きに


 見た目だけを見ても個性的なキャラが多いですが、彼らについて深く知ればより愛着が湧いたり、新たに好きなキャラが出てくるかもしれません。

 それを後押しするのが絆というシステム。システムとしては選択しているキャラに関係のあるキャラと絆を結ぶことでバフが発動するというものです。単純にデメリットなくキャラを強化できるのでうまく活用したいところ。ただ、絆はバフを掛けられるだけではありません。

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 絆は“絆の糸”というアイテムを使ってレベルを上げると効果が高くなり、同時に特定のレベルになると絆を結んでいるキャラ同士の関係性を掘り下げるストーリーが解放されます。

 メインストーリーに登場するキャラもいますが、そこだけではどうしても関係性が把握しきれません。そんなときにこそ絆。今後登場する予定のキャラクターも含めて、1人につき2~4人のキャラと絆を結べます。

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▲絆を結ばなくても、相関図からある程度キャラの関係性がわかります。
 たとえば、ナリム・ソユというキャラに関係のあるキャラとしてギーン・ウロルがいます。そのストーリーを見るとかなり振り回されているギーン・ウロルの姿を見ることができます。

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 それもそのはず。その関係性は“カモ”となっています。それにしても“カモ”って。ナリム・ソユとギーン・ウロルのようにちょっとおもしろいものもあれば、キャラ同士の友情や愛情を感じられるものなどストーリーの種類はさまざま。操作するキャラの関係性やバックボーンを知ることで、より愛着がわきますからね。

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 さらにある意味では困ったこともあります。それがこの関係性が一方のキャラが考えているということです。

 先ほども紹介したナリム・ソユとギーン・ウロルの関係性ですが、“カモ”というのはナリム・ソユから見たものです。これがギーン・ウロルから見ると“理想のタイプ”という関係性に。

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 もしかしたらこの時点で予想した方もいるかもしれませんが……。絆を結んだときのストーリーも変わります。つまりこの2人の場合だとナリム・ソユから見たギーン・ウロル、ギーン・ウロルから見たナリム・ソユのストーリーの2種類が楽しめます。

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 さらに全キャラに絆とストーリーが用意されているのでその数は膨大。ストーリーを見ているだけでも時間がどんどん過ぎていく、本当に困ったものです(ありがとうございます)。

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▲なかにはどちらか一方の相関図にしか表示されない場合も。

 じつはストーリーでは敵同士のキャラでも相関図に描かれている場合もあったりします。個人的には味方同士の関係性も気になりますが、敵同士の関係性がどうなっているのかワクワクします。

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 プレイアブルキャラが60人以上いるのは、多いと思う人もいれば、少ないと思う人もいると思います。ただ、プレイしていてとりあえず60人以上が用意されているのではなく、個性や背景がしっかり作りこまれているのを感じました。

 とくにバフを掛けながらキャラ同士の関係性を知れる絆は一石二鳥のシステム。関係性を知れば知るほどより愛着を持ってゲームをプレイできそうです。

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