『狼と香辛料』より、和装を纏った“ホロ”の描き下ろしイラストを使用した『浮世絵木版画 狼桜美人図 ホロ 新緑Ver.』が登場。カドカワストアにて9月16日から10月6日までの期間、100枚限定で先着受注販売します。
本商品は、大好評に付き即完売となった『浮世絵木版画 狼桜美人図 ホロ』を、鮮やかな黄緑色を基調とした新色にて摺り直し販売するものです。
狼と香辛料 浮世絵木版画 狼桜美人図 ホロ 新緑Ver.
初版第1刷 100枚限定 先着販売
価格:66,000円(税込/送料別)
受注販売期間:2024年9月16日(月)12:00~10月6日(日)23:59
お届け時期:2024年12月頃お届け予定
※販売上限に達し次第、販売終了となります。
大好評につき即完売となった浮世絵を、鮮やかな黄緑色を基調とした新色にて再販いたします。
薄紅色のしだれ桜の下で無邪気に微笑む『狼と香辛料』ホロ。
受注販売期間:2024年9月16日(月)12:00~10月6日(日)23:59
お届け時期:2024年12月頃お届け予定
※販売上限に達し次第、販売終了となります。
大好評につき即完売となった浮世絵を、鮮やかな黄緑色を基調とした新色にて再販いたします。
薄紅色のしだれ桜の下で無邪気に微笑む『狼と香辛料』ホロ。
この浮世絵のために原作イラストレーター・文倉十氏によって描き下ろされた美麗なイラストを、彫りは渡辺和夫氏が手掛け、摺りは鉄井裕和氏が手掛けています。
匠の技がここに― 浮世絵木版画ができるまで
この浮世絵木版画『狼桜美人図』は55回以上も摺り重ねて、ようやく1枚の木版浮世絵が完成します。しかも、その工程のすべてが手作業。
400年前の技術を伝え継ぐ名匠の手から、どのように浮世絵木版画が生み出されていくのかをご紹介します。
まず、絵師によって描かれた絵が彫師に委ねられ、その色数により、何版かの版木(はんぎ)に彫り起こされます。
今作で使い分けた版木の数はなんと10枚、版数は40版、摺り重ねた数は55回。
この版木は、伝統を受け継ぐ職人が手掛けたもの。版木上に美麗イラストをやわらかく繊細に彫り出していきます。
版木には、山桜の木が使われています。材質が硬く、きめ細かで、伸び縮みも少ないため、浮世絵、特に美人画の女性のしっとりとした髪の質感、細やかな輪郭や表情を描くには欠かせません。
版木の完成後は、摺師へ渡り、何日もかけて摺り上げられていきます。たった一枚の浮世絵木版画を生み出すために、摺師は何度も何度も版を使い分け、摺り重ねていきます。
和紙は越前和紙の最高級品、人間国宝 岩野市兵衛氏の「越前生漉奉書紙」を使用。耐久性を持ち、他の和紙では表現できない、あざやかな発色と温かみのある風合いを可能にしています。
職人プロフィール
彫師:渡辺 和夫
文化庁・無形文化財選定保存技術団体、浮世絵木版画摺彫技術保存協会理事長
経済産業省認定 江戸木版画 伝統工芸士
1945年茨城県生まれ、1960年より江戸木版彫師・大倉半兵衛に師事。
1991年フランス・エソンヌ県で開催されたJAPAN WEEKで木版の実演を行う他
1992年両陛下の行幸啓に際し、展覧の品として木版画を出品した。
摺師:鉄井 裕和
1975年 木版画摺師、鉄井孝之の次男として東京に生まれる。会社員を経て鉄井木版画工房に入り摺師の道へ。
父に師事し修行を重ねながら各展覧会で摺りの実演を精力的に行い、2009年11月にロシアサンクトペテルブルグの露日友好会館で開催された文化催事においても 好評を博す。
文化庁の無形文化財選定保存技術に認定されている職人。
東京伝統木版画工芸協同組合員