『ガンゲイル・オンライン（GGO）』11話感想。レンとピトの息のむ死闘！カーチェイスからの対峙シーンがカッコよすぎる（ネタバレあり）

文：Ak

公開日時：2024年09月17日(火) 19:30

　7月5日より第1期の再放送がスタートしたアニメ『ソードアート・オンラインオルタナティブガンゲイル・オンライン』。その第11話の感想記事をお届けします。

【注意】キービジュアルより先のテキストでは、『ソードアート・オンラインオルタナティブガンゲイル・オンライン』第11話の物語に関する記述が多々あります。そのため本編をご覧になってから読むことを強くオススメします。

ピトフーイの無双シーンが恐怖映像でしかない！【アニメGGO感想】

　前回からの続きということで、冒頭はピトフーイ無双シーン（2話ぶり2回目）。大盾を構えてフォトンソードで突っ込むの、屋内戦ではなかなか凶悪な戦術ですね。対抗手段としては、グレネードでも投げて盾の裏側突くとかしかないのでは？

　とはいえ一応、大盾で防御できる範囲には限りがある模様。あるていどは敵チームの射撃もピトフーイにダメージを与えられています。ちょっと変則的なつばぜり合いのようになるピトフーイと敵プレイヤー。

　その状態で“つば”から刀身が発生するのは、恐怖映像でしかない。ゆっくりと頭に刀身をめり込んで仲間まで貫通するシーンも怖すぎる！

アマゾネスチームとフカ次郎が突貫した理由とは？【アニメGGO感想】

　虎視眈々と漁夫の利を狙うレン。ピトフーイ無双にドン引きしている様子。ピトフーイとの戦っても敗北のイメージしか沸かないようで、かなりうろたえています。

　そんなレンを尻目に、ピトフーイに突撃していくアマゾネスチームのメンバーたち。そしてそれに呼応して攻撃を仕掛けるフカ次郎。サラリとレンの靴紐をグレネードランチャーに縛り付けて足止めしているのは、スマートでカッコいいですが……セリフが死亡フラグにしか見えない（笑）。

　それにしても、愉快に堂々と接近しているときの遠目から見るフカ次郎が可愛い！　ゲームのローディング画面などに採用してほしいマスコットキャラ感ありますね。

　アマゾネスチーム＆フカ次郎の突貫を、スナイパーライフルで軽くしのいでいくピトフーイたち。一瞬のバレットラインの表示だけで狙撃を避けるあたり、ボスはさすがですね。それでも最後はやられていましたが、おそらくこれこそ彼女たちの作戦でしょう。

　一方フカ次郎のほうは、足を狙撃されて痛々しい姿に。トドメを刺さず、足手まといにして救援を誘うというのは、本物の戦場っぽいシビアさです。

イカれたレンの本領発揮！　最後の対峙シーンが超カッコいい【アニメGGO感想】

　やはりアマゾネスチームやフカ次郎の突貫は、レンに発破をかける目的があった様子。「もうピトさんなんかどうでもいい！　ピトさんぶっ殺す!!」……字面だけ見ていると本当に物騒なんですが、ここでの“殺す＝助ける”なわけで、ピトフーイを殺しに突っ込んでいく姿は、まさにバーサーカー！　でありつつ、どこまでも主人公なんですよね。

　それにしてもフカ次郎とアマゾネスチームは、レンの本性を知り尽くしていますね。フカ次郎はともかく、アマゾネスチームまで「レンはイカれてこそ強い！」という認識なのは、つきあいこそ短いながらも“殺しあい”をした仲だから……ということなのかもしれません。

　吹っ切れたレンですが、冷静さを完全に失ったわけではなく、あえてその場から逃げて車で追わせるという作戦をとったようです。レンの狙い通り、ピトフーイたちが車で池に突っ込んでしまう……ところまではよかったのですが、結局作戦は失敗し、レンは危機的状況に！　追い詰めたレンをさらに追撃しないあたり、やっぱりピトフーイもまた土壇場では冷静ですね。それだけレンを評価しているのかもしれません。

　ここでフカ次郎が車で駆け付け助太刀に入り、状況は二転三転。最後の最後までどう展開するのかわからないところが本作のバトルシーンのおもしろいところです。

　そして11話のラストは厳しい表情でピトを見下ろすレンと、この戦いを心底楽しんでいる様子のピトが、近接戦不可避の状況となったところで終了。もはや小細工無用。次回は1期最終回ということで、2人の戦いがどんな結末を迎えるのか見るのが楽しみです！

第1期再放送情報

・TOKYO MX：7月5日（金）より毎週金曜24:00～24:30
・BS11：7月5日（金）より毎週金曜24:00～24:30
・群馬テレビ：7月5日（金）より毎週金曜24:00～24:30
・とちぎテレビ：7月5日（金）より毎週金曜24:00～24:30

・AT-X：7月8日（月）より毎週月曜22:00～
（リピート放送：毎週水曜10:00、毎週金曜16:00）