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【ふざけるなぁっ!!(海原雄山)】『美味しんぼ』LINEスタンプの料理法3選。あえて「トンカツをな、トンカツをいつでも食えるくらいになりなよ」を使いこなしてほしい

文:ネオン

公開日時:

 食べるの大好き恩頼ネオンです! 今回注目したのは昨年に生誕40周年を迎えた、雁屋哲氏原作・花咲アキラ氏作画のグルメ漫画『美味しんぼ』。もはや偉大過ぎて気軽に語ることすらはばかられるグルメ漫画の金字塔ですね!

 東西新聞社に勤めるグータラ社員の山岡さんが、同僚の栗田さんとともに古今東西の食文化を解き明かしていくストーリーで、コミック累計発行部数は1億3000万冊を越えているとか!! 山岡さんの実父でライバルでもある海原雄山の強烈なキャラも忘れられません。

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 これほど偉大な作品だけに登場人物の魅力や名セリフの数は半端なく、作品を知らない人でもネットミームとしてキャラクターの顔やどこかしらのフレーズをけっこう知っているのでは……?

 今回紹介するLINEスタンプもキャラの個性やセリフの味わい深さが限界突破していて、どこを切り取ってもお腹いっぱいになること請け合い。

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 いっしょに楽しく使いどころを考えていきましょうね!

色鮮やかなフルコースのような、スタンプのラインナップを見よ!【美味しんぼ】


 紹介するスタンプは1988年に放送が始まったアニメ版のもの。こちらもコミック版を忠実に再現した名作アニメとして非常に評価が高く、スタンプも表情とセリフの組み合わせが絶妙です。

 ラインナップは以下の通りよりどりみどりですので、ここから3つほどピックアップしてその「料理法」を考えていきましょう。

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  • アニメ「美味しんぼ」
  • 価格:250円(税込)

海原雄山の「ふざけるなぁっ!!」はどんなシーン? スタンプの使いどころは??【美味しんぼ】


 主人公を差し置いて最初に紹介するのは海原雄山先生です。優れた芸術家であり稀代の美食家。一流の財界人しか出入りできない料理サークル「美食倶楽部」を主宰し、食に対する異常なほどのこだわりを見せる人物です。

 主人公である山岡さんの実の父でありながら、過去のいざこざをきっかけに2人はずっと絶縁状態。料理対決では幾度となく山岡さんの前に立ちふさがり苦渋を舐めさせてくる作中最強のライバルです。

 何事にも妥協を許さない気難しい性格で、気に入らない相手は誰かれなしに怒鳴りつける、あんまりお近づきになりたくない人……ですが近年のネット上では、筋の通った頑固オヤジぶりや時折見せる懐の深さから「かわいいツンデレ親父」みたいな評価をされることもあります。

 少なくともただ怒ってばっかりのオジサンでも、単なる悪役でもないですからね!

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 で、選んだスタンプなんですが「ふざけるなぁっ!!」でいきます。やっぱり雄山先生は怒ってる姿がよく似合う(失礼)!

 とにかくよく怒鳴ってる人なので作中のどのシーンかわかりにくいですが、おそらく原作8巻で冷やし中華をバカにしている時のセリフだと思われます。

 何を隠そう雄山先生は大の冷やし中華アンチでして、このエピソードは山岡さんたちが雄山先生に究極の冷やし中華を食べさせて認めさせようとがんばるお話です。

 スタンプの使い方はこれはもうなんでもアリですね! 相手にちょっと不満がある時でも、ネタへのツッコミでもリアクションでも、基本これ1つでOK。

 どんな状況でも雄山先生が怒鳴る迫力でゴリ押しできて大活躍しますよ♪

山岡士郎の「30点…」はどんなシーン? スタンプの使いどころは?【美味しんぼ】


 本作の主人公の山岡さんはいつもだらしない服装をして遅刻&サボりも常習犯という東西新聞社の悪名高き不良社員。

 しかしある時から料理への卓越した知識と感覚を持っていることが発覚し、文化部の一大事業「究極のメニュー」作りの中心メンバーに栗田ゆう子とともに抜擢されます。

 基本的に三枚目なのですが、料理対決の時に見せる博識ぶりと尖った態度がめちゃくちゃカッコいいんですよね。そして彼を支える栗田さんとのラブロマンス展開もまた、本作の大きな見どころでした。

 初めは清楚なお世話係のようだった栗田さんが、しだいにグイグイと山岡さんを引っ張っていくたくましい女性に成長していったのがほほえましい……?

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 このスタンプの「30点…」は記念すべき原作1巻のお寿司のエピソードから。

 栗田さん手作りのおにぎりを振る舞ってもらった山岡さんが、競馬新聞片手に「30点」と低評価をつぶやいて去ってしまうなんとも腹立つ場面です。

 でも後期の丸くなった山岡さんに比べて、尖りに尖っていたこのころの山岡さんも味があっていいかも……。

 スタンプの使いどころはかなり限定的ですが、相手が何か冗談を言った時のリアクションがいいでしょうね。

 「30点」呼ばわりされた友達が凹まないように、ちゃんとアフターフォローもしてね!

トンカツ屋・中橋さんの「トンカツをな、トンカツをいつでも食えるくらいになりなよ」はどんなシーン? スタンプの使いどころは?【美味しんぼ】


 『美味しんぼ』といえば料理を通じてさまざまな人物との出会いがあり、それぞれに感動的な人情ストーリーが紡がれていくのが物語の魅力。

 ここでひとつ、ファンの中で人気エピソードの1つであり、とても印象に残るサブキャラクターと名言のスタンプも取り上げてみましょう。

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 こちらのヒゲのオジサンは「トンカツ大王」の主人である中橋さん。原作11巻の1エピソードのみで登場するマイナーキャラがめでたくスタンプに大抜擢です。

 セリフが出てくるのはアメリカから帰国したとある実業家の男性が、日本での貧乏時代に食べたトンカツの思い出を語るシーン。当時苦しい生活をしていた彼は中橋さんのこの言葉を胸に奮起し、渡米して大成功を収めました。

 セリフの意図は「安くはないけど高すぎもしないトンカツという料理をいつでも食べられるくらいの成功が人間にはちょうどいい」といったトンカツ屋さんらしい発想です。

 う~トンカツ食べたくなってきた……私じゃまだまだ気軽に食べるほどの勇気もお金もありませんが……。

 スタンプの使いどころは正直激ムズです。しかし、だからこそピタッと使えた時の威力は絶大で、相手も驚くか喜ぶのは間違いないでしょう。

 狙うのは1点、LINEでの会話中にトンカツの話題が出た時! 「きた!ここだ!」とばかりに中橋さんスタンプを押してやりましょう。

 できればそのまま友達とトンカツ屋さんに食べに行く流れになると幸せだなぁ~♪


 はい、以上が『美味しんぼ』スタンプの紹介でした。紹介しているだけでもなんだかお腹が空いてきて、これはほんといけませんねぇ……あっホントにお腹鳴りそう……。

 みなさまもぜひこのスタンプという色とりどりの食材を使って、LINE会話を自分なりのアイデアで美味しく料理してみましょう!


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