アニメ『SAO オルタナティブ ガンゲイル・オンラインⅡ』のメインキャストである楠木ともりさん、日笠陽子さん、興津和幸さん、赤﨑千夏さんにインタビューを実施。第2期にかける意気込みや、自身の演じたキャラクターに関する印象、アフレコの裏話などを聞いてきました。
楠木ともりさん:レン/小比類巻 香蓮役。代表作は『チェンソーマン』マキマ役など
赤﨑千夏さん:フカ次郎/篠原 美優役。代表作は『しかのこのこのここしたんたん』燕谷千春役など
日笠陽子さん:ピトフーイ/神崎エルザ役。代表作は、『魔法科高校の劣等生』アンジェリーナ役など
興津和幸さん:エム/阿僧祇 豪志役。代表作は『ジョジョの奇妙な冒険』ジョナサン・ジョースター役など
第2期決定の感想や自身の演じるキャラの印象の変化は?【SAO オルタナティブ ガンゲイル・オンラインⅡ】
――アニメ第2期の制作が決まって、レンたちを再び演じることになった感想はいかがですか?
興津
いやぁ、緊張しましたね。なんせ6年経っているし、難しい役どころなので。
日笠
2期決定には少し驚きもありましたが、業界のブームみたいに2期や3期が流行り始めた時期でしたし、ゲームへの参戦などもあったので、匂わせみたいなものは感じていました(笑)。
楠木
私は何も気づいてませんでした(笑)。
興津
仕掛けられてたんだ、宣伝チームの思うがままにッ!
赤﨑
でも私、風の噂で2期あるってけっこう昔に聞いたんですよ。けれど、その後の続報もなかったから、もうなくなっちゃたのかな……と思ったらあったから、やったー! ってなりました(笑)。
――赤﨑さんは風の噂で……とのことですが、2期をやるという話はいつごろ聞きましたか?
――赤﨑さんは風の噂で……とのことですが、2期をやるという話はいつごろ聞きましたか?
興津
3年前くらいに「やる」という話は聞いていて、スケジュール自体は2年前くらいから調整されていましたね。ねっ?
(うなずく女性陣)
――2期のアフレコを通じて、ご自身の演じられているキャラクターの印象は変わりましたか?
(うなずく女性陣)
――2期のアフレコを通じて、ご自身の演じられているキャラクターの印象は変わりましたか?
赤﨑
フカ次郎自身の印象はとくに変わらなかったです。ただ、1期のころはピトフーイたちに“レンのおまけ”みたいに見られていたのが、チームを組むことでちゃんと「フカちゃん」と、名前を呼んでもらえるようになったのがうれしかったです。チーム感が出たなと!
楠木
レンはだいぶ元気になったなという印象です。ギャグ顔が多かったり、引くだの突っ込むだののリアクションが大きくて、和ませキャラになっている感じがすごく出ています。彼女の可愛さをみなさんに知ってもらうための第2期なんだな、っていうのを感じていますね。
日笠
ピトフーイは、第1期のころはひたすら自分のなかに《GGO》にログインする理由があったのですが、第2期では「レンと戦いたい!」が理由になっているので、そのために戦略を練っている感じはしますね。ちょっと策士になったような、頭を使っている感じです。少しだけ、地に足が付いたような?
興津
いやあ、それはない(笑)。
日笠
なんだよう!!
興津
とまあ、ピトフーイさんはこうおっしゃてますけど、エムとしてはずっとピトフーイさんのことを見ていますから。その立場ではそんなに変わってないなと感じています。ただ1期があったからこそ、リアルでも会って会話をして、エムもチームメンバーとの関係性は近づいているとは思いますね。
――エムといえば、いわゆる“エム汁”のインパクトもすごかったですね。
興津
作画スタッフさんの力ですね(笑)。第2期も期待を裏切らない……言ってしまえば“気持ち悪い仕上がり”になっていると思うので、ご期待ください。ちなみにそのシーン、アフレコ収録しているときにブース内で「気持ち悪い」という声がどこかから聞こえてきたんですよ……。誰かな……。
日笠
聞こえてないつもりだったのに……。
――第2期ではチームを組んで戦うことになるわけですけども、もしもみなさんが《GGO》でチームを組むとしたら、味方につけたいキャラは誰ですか?
――第2期ではチームを組んで戦うことになるわけですけども、もしもみなさんが《GGO》でチームを組むとしたら、味方につけたいキャラは誰ですか?
楠木
エムですね! 一番作戦もまともだし、裏切りもとくにないですし。というか、今のところちゃんとチームとして動いてくれそうなのってエムしかいないので。
興津
作戦を立てられるのはエムしかいないですからね。
楠木
敵に回すと怖いかなって思います。
日笠
とは言っても、ピトフーイに何か言われたらエムって簡単に裏切るよ?
興津
そこはほら、「ちゃんと働け」ってピトフーイが言っておいてくれれば(笑)。
日笠
でもピトフーイに「後で裏切れ」って言われたら裏切るでしょう?
興津
あっ、ハイ。それはすぐに裏切ります(即答)。
赤﨑
最悪だよ! 信用ならないよ!!(一同笑)
楠木
じゃあ、最初からピトフーイを仲間に入れておかないといけなですね(笑)。
赤﨑
私、勝たなくていいから仲間に入れるなら《全日本マシンガンラバーズ》がいいかな。「ヒャッハー!!」って、発散したい!
日笠
私はボスかな。デカいですよ!
楠木
エムもデカいでしょ?
日笠
でもやっぱりボスのほうが頼りになる! 本当にリーダーって感じがして自主性があるし。エムと違って。
興津
じわじわとエムの株が下がっていく(泣)。
――アニメ第2期では“裏切り者”というのが物語におけるひとつの大きな要素になっていきますが、レンたち4人のなかで裏切ったら一番やっかいそうだと思うキャラは誰ですか?
――アニメ第2期では“裏切り者”というのが物語におけるひとつの大きな要素になっていきますが、レンたち4人のなかで裏切ったら一番やっかいそうだと思うキャラは誰ですか?
楠木
うーん……。それこそエムかな? ピトフーイがいなかったら怖いですね。
興津
いやいや、そんなことないでしょ。裏切るの下手そうだし。
日笠
逆に、エムがピトフーイを裏切る場面ってどんなだろう? 裏切ることによってピトフーイが救われる場合かな。
興津
それはありそう。でも、裏切るくらいなら一緒に死にそうなのもエムらしいかな。
赤﨑
フカ次郎とピトフーイは、裏切ってもあんまり意外じゃない気がします。仲間だと思っていたら実はスパイだったってパターンがやっかいそう。
楠木
えーっ、ちょっと待って……。誰も信用できないよ(笑)。
日笠
最悪なチームってこと?(笑)
――でも裏切り者で、レンの名前だけは上がらないですね。
――でも裏切り者で、レンの名前だけは上がらないですね。
楠木
それはもう! レンはチームとしての要ですから、そもそも裏切ったらチームが解散しちゃう気がします。
赤﨑
実際に裏切ったら一番やっかいそうだけどね。
第2期の注目ポイントやテンションが上がったセリフは?【SAO オルタナティブ ガンゲイル・オンラインⅡ】
――第2期序盤の注目ポイントや注目キャラについて教えてください。
興津
みんな忘れているでしょうけど、いろいろなチームが《GGO》に参加してたことを思い出させてくれますね。「客席にまたあいついるなぁ……」とか。
日笠
あいつね! オカッパ頭のあいつ。実はちゃんと名前もあるんですよ(笑)。
興津
あいつらは、解説役として大活躍していますからね。
楠木
デヴィッドの《MMTM》チームメンバーの1人が「武器を変える」って話していたのが印象的でした。「距離があるから、スナイパーライフルに変えようかな」みたいな感じで。ほかのチームではポジションが固定のことが多かったので、そういう作戦をしっかり立てているのが、おもしろい描写だなと思いました。
日笠
やっぱり序盤で前回とまったく違うところは、この4人がチームを組んでることじゃないですか。4人がチームを組んだら、もうドリームマッチですよ。そう考えると、明らかにレンチームが一番優勢。序盤で考えたらもう100%勝てそうなわけじゃないですか?
興津
まあでも、前回の優勝チームの《T-S》もいるから。
日笠
忘れてた! 彼らの素顔とかも2期では見えたりするので、どういう顔なのか、2期でどういう戦い方するのかみたいなのも注目です。
――第2期では新キャラは出たりするんですか?
――第2期では新キャラは出たりするんですか?
楠木
どちらかというと、1期で登場機会の少なかったキャラの掘り下げが多いかもしれませんね。
――第2期でテンションが上がったシーンやセリフはありましたか?
――第2期でテンションが上がったシーンやセリフはありましたか?
興津
ある場面に出てくるエムが締められるシーンですね。ピトフーイだけに絞められていると思ったら大間違いだぞと。あそこは……いいよね。
赤﨑
締めてくれるなら誰でもいいんですか!
興津
そんなわけないでしょ。誰でもいいってわけじゃ……って何の話ですかこれ?(笑)
楠木
(笑)。レンは相変わらず、最初は落ち着いてますが、戦いの経過に応じてテンションが上がっていく感じです。私も同じテンションで、ピンチになったりするシーンではすごいアドレナリンが出ていましたね。
赤﨑
フカ次郎はテンション上がっているほうがふつうですよね。逆にあるタイミングで香蓮と落ち着いて話すシーンがあって、そこが今までと違うテンションで印象的なシーンでした。美優が香蓮のことをよく分かっていて、けっこう鋭い人なんだなって。
日笠
ピトフーイの狂っている部分は、正直常識人の私にはちょっと理解しきれない部分があるんですけど……。
楠木
日笠さん、第1期のときはとっても悩みながら演じていましたもんね。
赤﨑
日笠さんが「狂人の気持ちがわからない」と言っていたのは覚えています。
日笠
第1期ではそんなピトフーイの戦闘狂の気持ちを考えながら、悩みながら演じていたんですが、「笑いの尺ってこんな長いの?」みたいに、少し冷静な目で見てしまう部分もありました。それが第2期ではそんな自分を超えられたというか……。それがうれしくて、常にテンションが異常に上がっていましたね。
興津
“狂人”であるピトを演じるコツをつかんだんですね。
日笠
まあ、2期では楽しめばいいかなと思って吹っ切れました(笑)。ピトフーイって、けっこう子どもなんだなって思います。
興津
そんな無邪気なところが、最高に美しいんですよ。
日笠
……気持ち悪いよね(うなずく女性陣)。
興津
せっかくいいコメントしたつもりだったのに!!(一同笑)
――アニメ第2期を楽しみにしているファンにメッセージをお願いします。
赤﨑
第2期は……パワーアップしています! 迫力のバトル、こだわりの銃声!! さらにはチームワークもアップしているチームもあったり、なかったり!? どうぞお楽しみに。
興津
6年間お待たせしました。ぜひとも期待に応えられるように《SJ3》の参加チームテンションフルスロットルで戦っておりますので、ご期待ください。おもしろいですよ!!
日笠
第2期で、初めてファンのみなさんの前に出たのが、3月24日の“AnimeJapan 2024”だったんですが、そのときもみなさんが楽しみに待ってくれているんだなという熱を感じていました。その熱を受けてからのアフレコだったので、気合が入りましたね。楽しかったです。そんな楽しさも含めて、私たち声優陣もいいチームに成長していると思うのでご期待ください!
楠木
6年ぶりのアフレコでは、最初こそソワソワしてた部分もありましたが、始まったとたんに6年前の空気感がスッと帰ってくるような感じがして、楽しく収録できました。その楽しさがみなさんに伝わるといいなと思います。《SJ3》が今までの大会と何が違うのにもぜひ注目して、2期を楽しみにしていただければうれしいです。
アニメ『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインⅡ』概要
【放送情報】
TOKYO MX・BS11ほかにて
10月4日(金)24:00より放送開始
【配信情報】
ABEMAにて地上波同時・単独最速配信決定!
ABEMAにて10月4日(金)より毎週金曜24:00開始
その他サイトも順次配信予定
【スタッフ】(※敬称略)
原作:時雨沢 恵一(電撃文庫 刊)
原作イラスト・キャラクターデザイン原案:黒星 紅白
原案・監修:川原 礫
監督:迫井政行
シリーズ構成・脚本:黒田洋介
キャラクターデザイン・総作画監督:小堺能夫
メカニカルデザイン:石口 十
デザインワークス:あきづきりょう
グラフィックアート:荒木宏文
美術監督:橋本 巧(草薙)
伊良波理沙(草薙):森川 篤
色彩設計:手嶋明美(Wish)
3D監督:小川耕平(Marco)
テクニカルディレクター:後藤春陽(旭プロダクション)
撮影監督:青木睦希(旭プロダクション)
編集:本田優規(旭プロダクション)
音響監督:明田川 仁
音響効果:上野 励
音響制作:マジックカプセル
音楽:DAITA / 篠田大介
プロデュース:EGG FIRM・ストレートエッジ
制作:A-1 Pictures
製作:GGO2 Project
主題歌:オープニングテーマ『GG』/ReoNa
【キャスト】(※敬称略)
レン:楠木ともり
ピトフーイ:日笠陽子
エム:興津和幸
フカ次郎:赤﨑千夏
TOKYO MX・BS11ほかにて
10月4日(金)24:00より放送開始
【配信情報】
ABEMAにて地上波同時・単独最速配信決定!
ABEMAにて10月4日(金)より毎週金曜24:00開始
その他サイトも順次配信予定
【スタッフ】(※敬称略)
原作:時雨沢 恵一(電撃文庫 刊)
原作イラスト・キャラクターデザイン原案:黒星 紅白
原案・監修:川原 礫
監督:迫井政行
シリーズ構成・脚本:黒田洋介
キャラクターデザイン・総作画監督:小堺能夫
メカニカルデザイン:石口 十
デザインワークス:あきづきりょう
グラフィックアート:荒木宏文
美術監督:橋本 巧(草薙)
伊良波理沙(草薙):森川 篤
色彩設計:手嶋明美(Wish)
3D監督:小川耕平(Marco)
テクニカルディレクター:後藤春陽(旭プロダクション)
撮影監督:青木睦希(旭プロダクション)
編集:本田優規(旭プロダクション)
音響監督:明田川 仁
音響効果:上野 励
音響制作:マジックカプセル
音楽:DAITA / 篠田大介
プロデュース:EGG FIRM・ストレートエッジ
制作:A-1 Pictures
製作:GGO2 Project
主題歌:オープニングテーマ『GG』/ReoNa
【キャスト】(※敬称略)
レン:楠木ともり
ピトフーイ:日笠陽子
エム:興津和幸
フカ次郎:赤﨑千夏
『SAO オルタナティブ ガンゲイル・オンラインⅡ』イントロダクション
突如アナウンスされた新たなチーム対抗デスマッチ大会に、レン、エム、フカ次郎、ピトフーイの最強チーム《LPFM》が参戦する。
優勝候補筆頭と目される彼らを待ち受けるのは、“時間経過とともに海へ沈むフィールド”、“MAP中央に潜む【UNKNOWN】エリア”、“無名チームの結託”という過酷な状況だった。
さらに、全プレイヤーに驚愕の特別ルールが告げられる――
優勝候補筆頭と目される彼らを待ち受けるのは、“時間経過とともに海へ沈むフィールド”、“MAP中央に潜む【UNKNOWN】エリア”、“無名チームの結託”という過酷な状況だった。
さらに、全プレイヤーに驚愕の特別ルールが告げられる――